梅雨の晴れ間、そいつは突然現れたガーン

 

ちょっと早いような気もするけど、

 

もうそんな季節なんですね泣

 

 

金魚のろ過装置を隠していた小さなすだれが

 

前日の強風で吹き飛ばされていたので

 

拾い上げようとしたときでした。

 

手作りろ過装置の白い容器に

 

何やら小さな緑のやつが動いてる…。

 

けっこうスピードは速い…。

 

なんだ~ |д・) ソォーッ…

う、う、う、うぇぇぇぇ٩(๑º﹏º๑)۶~

 

イラガじゃぁ━━(|||゚Д゚)━━!!!

 

アワワ(゚Д゚≡゚Д゚)アワワ ドウシウヨウあせる

 

こんな感じで右往左往しているうちに

 

金魚鉢のすぐ横の岩の上にも

 

同じく高速で動く緑のヤツを発見。

 

 

頭上に紅葉の枝葉が広がっていることに気づき

 

慌ててその場を退散しました。

 

 

イラガを知らずに肌をさらして

 

庭仕事をするのは危険です!!

 

 

ここから先はイラガの画像にぼかしも加工も

入りません、ご注意ください。

 

 TODAY'S
 
イラガの幼虫

 

イラガとは

蝶目イラガ科の昆虫の総称ですが

 

地域によっては「ヤツガシラ」とか「オコゼ」

 

などなど呼び方はいろいろあります。

 

 

このイラガ、植物を食害する害虫としても

 

十分な厄介者なんですが

 

イラガが嫌われるのは食害よりもです。

 

イラガの幼虫の特徴

幼虫は約2㎝くらい、薄い黄色やライム色。

 

幼虫が成長してくるとウミウシみたいな姿になります。

 

この幼虫がもつ毛針に毒があるんです。

 

この毛針に触れると、電気が走ったような痛み、

 

広い範囲に広がるかぶれとかゆみがあります。

 

腫れや痒みは1週間以上続くこともあります。

 

 

イラガの毒

イラガの成虫
 

イラガの成虫には毒はありません。

 

幼虫の刺毛に毒があるんですが、

 

脱皮した皮や繭には毒があるものもあるので

(刺毛が残っているため)

 

素手で触らないように要注意です注意

 

 

イラガから身を護る

イラガの毒から身を護るためには

 

素肌の露出を控えること。

 

暑いですが、長袖長ズボン、帽子、軍手は必須。

 

首元が隠れるようにタオルを巻くとか

 

足首が隠れるように長靴や地下足袋を履いたりして

 

ズボンを履物にインできるとなお良しです二重丸

 

刺毛が口の中や目の中に入らないように

 

マスクやゴーグルも準備しておきたいです。

 

イラガの繭

 

 

私はイラガがいそうな場所での作業は

(繭があったところなど)

 

ゴム手袋を使用しています。

 

 

 

そしてもう一つ、イラガの毒から身を護るためは

 

イラガの生態を知っておくことも大事。

 

 

イラガが寄生する植物

イラガにも好きな植物があります。

 

カキ、ウメ、アンズ、クリなどの果実類や

 

サクラ、カエデ、ヤナギ、クヌギなど。

 

ほんの一部ですが。

 

うちはモミジの木の下、クヌギの木の下で

 

たくさん繭をみつけました。

 

ブルーベリーなども被害があるようです。

 

果樹や広葉樹付近での作業には注意しましょう。

 

柿の木のイラガ

 

 

イラガの天敵

イラガの幼虫を食べてくれればそれが一番照れ

 

イラガの天敵をお庭に呼んで

 

植物や私たち自身を護ってもらいたいですね。

 

意外と身近な昆虫が天敵だったりします。

 

バッタなんかもやっつけてくれるカマキリ。

 

アシナガバチもイラガの天敵です。

 

シジュウカラなどの鳥もイラガにとっては天敵。

 

巣箱やバードバスを設置したりして

 

小鳥がやってくるお庭を作るといいですねセキセイインコ青

 

 

イラガの季節

イラガの幼虫は年に2回、7月から10月頃に

 

多く発生しています。

 

寒くなる冬には繭の中で過ごし

 

春には成虫になってまた産卵します。

 

つまり、これからイラガの被害が多くなる

 

季節に入ると言う事ですガーン

 

 

イラガに刺されたときの対処法

イラガに刺されたらすぐにわかります。

(知っていれば)

 

ビリっと電気が走るような痛み。

 

「あ、これがイラガかガーン

と思うそうです。

 

そう思ったら慌てず、

この対処法を思い出してください。

 

絶対に患部を触らない!!

 

近くに水があれば患部をすぐに洗い流して

 

冷やします。

 

まだ毛針が残っているかもしれないので

 

ガムテープなどで取り除きます。

 

市販の抗ヒスタミン剤を塗っておけば

 

そんなにひどくはならないはず。

 

但し、アレルギーで1週間以上腫れや痒みが

 

残ることもあるということなので

 

腫れや痒みがひかない場合は受診しましょう。

 

 

また、被害にあったときの衣類の扱いにも

 

注意が必要です。

 

衣類に刺毛が残っていることもあるので

 

ガムテープやコロコロで取り除きます。

 

洗濯カゴにそのまま入れておくと

 

家族の誰かがまた被害に遭うかもしれません。

 

 

イラガの予防

イラガが発生する前に予防しておけば良かった…。

 

今年は発生させてしまいましたが、

 

来年以降は絶対に!!

 

薬剤を使用しない予防

 

忌避剤としてお酢を使用する方法をみつけました。

 

スプレーボトルに 水3:酢1を混ぜて

 

まだ春の暖かいうちから散布しておく。

 

酢の匂いはケムシが嫌う匂いです。

 

イラガ以外の害虫も忌避できると思います。

 

但し、効果は長続きしないので

 

1~2週間おきに定期的に散布する必要があります。

 

 

冬の間の対処法としてもう一つ、

 

冬の間にみつけた繭を削り取る!!

私はこれを怠りました…汗

 

削るのもなんか気持ち悪くって…

 

見て見ないフリをしちゃいました滝汗

 

 

ブルーベリーなどの背丈の小さな作物の

 

食害を予防する場合は

 

防虫ネットを使用すると良いようです。

 

この時網は4㎜以下のネットを使用します。

 

 

 

 

薬剤を使った予防

 

柿の木などはイラガ予防に効果的な薬剤として

 

スミチオン乳剤やマラソン乳剤があります。

 

作物によって使用する薬剤が変わります、

 

使用する薬剤の条件をよく確認して

 

使用上の注意をよく守って散布しましょう。

 

 

 

 

 

イラガの幼虫をみつけたら

 

やっつけますビックリマーク

 

薬剤を使用しない方法

 

木の葉にいる場合は枝ごと切り落とす

 

単体でみつけたらピンセットや箸で捕殺する。

 

1匹2匹ではないと思うのでけっこう大変。

 

植物のあるところ意外であれば

 

熱湯をかければ死滅するということです。

 

熱湯といっても50℃以上あればいいみたいです。

 

 

ピンセットは長くて掴みやすいのが便利♡

 

 

薬剤を使用する方法

 

みつけたらすぐにシュッとできる

 

ハンドタイプのスプレー剤をご紹介します。

 

 

そう、ケムシといえばもう”定番”。

 

通くまで届くので近づく必要はありません。

 

この手の薬剤を1本持っておけば安心ですおねがい

 

 

また、イラガをみつけたけど薬剤がないガーン

 

と言う場合、ご安心ください。

 

きっとどこのご家庭にもあるアレが使えます。

 

 

そう、昔っからあるキンチョール。

 

これをシュッと直接噴射してやれば

 

サクッとコロッとやつけられますニヤリ

 

 

な~んかいろいろお伝えしてきましたが

 

伝えておきたいこと、これで全部かな~( -᷄ω-᷅ ).。o



あ、そうそう、私は仕留め損ねました真顔


イラガを見つけてアワアワして、


殺虫剤を取りに行っている間に消えてました汗


とりあえず辺りにシューっとしておきましたが、


金魚に影響なあ辺りだけ。




とにかく、どこのご家庭にもイラガはいる!

 

そう思ってこれからの季節のお庭作業、

 

十分注意してくださいねキョロキョロ

 

 

 

 

 

ポチいただけると嬉しいです(*´꒳`*)ʜᵅᵖᵖᵞコスモス

 

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