夏至の末候「半夏生（はんげしょうず）」
となりました。
半夏（はんげ）、別名カラスビシャクが咲く頃。
これがカラスビシャクです。
小さくて細いマムシグサやウラシマソウみたい。
漢字で書くと「烏柄杓」。
”カラスが使う柄杓＝役に立たない”
という意味があるそうです。
このカラスビシャクの根茎を乾燥させたものが
「半夏（はんげ）」という生薬として
昔から漢方薬などに利用されてきました。
同じくこの頃に見ごろを迎えるのが
ハンゲショウという植物です。
カラスビシャクとは全く違う植物で
こちらはドクダミ科ハンゲショウ属の植物で
水辺や湿地に生えています。
漢字で書くと半夏生の他に「半化粧」。
葉の片側だけ化粧をしたように白くなる
姿から「片白草（カタシログサ）」などとも
呼ばれています。
こちらも生薬で「三白草（さんぱくそう）」と
呼ばれています。
どちらも全く違う植物ですが
どちらも「ハンゲショウ」と呼ばれ
同じ頃に花が咲く何とも紛らわしお花なのです
私はこのハンゲショウ、片白草のほうを
ビオトープに植えたくて
この夏新たにコンテナビオトープを作ろうと企画中
さて、半夏生の頃のお庭の様子ですが…
とにかく雨、雨、雨、雨・・・・
病気に害虫、酷い有様ですヨ
先週の天気予報では今日から雨もあがるハズ
でしたが、、、今朝まで土砂降り
ちょっと雨あがったかな～って外に出ると
またバシャ～って降りだしたり、、、。
な～んにもできません
先ほどちょっと雨が落ち着いた間に
iPhone片手にちょろっと見回ってきたので
ありのままの状況を公開したいと思います。
まずは車庫に避難中のクレマチス
グレイブタイ・ビューティ。
一番花が終わって剪定後、新芽が伸びてきて
蕾がつきました
こちらはうどん粉病のクレマチス藤かほり。
うどん粉の葉っぱを取り除いて薬剤処理。
1週間ほどで新芽が伸びてきましたヨ
クレマチスは強いコたちです
梅雨前に切り戻したマーガレットスマッシュは
梅雨入り前から軒下避難中。
日に当たらないので花色はこんな感じ。
ピーチアイとピンク＆レモンですが
どちらも同じ色合いです。
先日お迎えしたハス、青菱紅蓮は
1輪咲いて散った後に残った花托。
開花はもう少し先になりそうな蕾が一つと
小さな花芽はいくつか確認できました。
例年この頃は朝から何輪も花をつけていた
あさがお江戸風情も、雨でボロボロ…。
残念なお姿になっています
↓昨年の今頃の江戸風情↓
レウコフィルムは開花中ですが、、、
ちょっと早すぎない？
8月に咲いてたよね？
花はちょっと少な目のような気がします。
花が終わって汚くなったガクアジサイ。
なんか1つだけ違う花が…
でも同じ枝だ
フシギ…。
雨の中でも比較的花がキレイに咲く
チョコレートコスモス。
草姿はあっちに倒れ、こっちに倒れ
、、、乱れてます。
浅めに切り戻したサンブリテニア、
斑入りカリブラコア ボンヌ・ユムール、
スーパートレニア カタリーナ
どれも花が増えませんねぇ。
早く太陽出てもらわないと、
せっかくの花がもったいないですワ
早く植え付けてあげたいポット苗たちは
バックヤードで待機中。
待機中にカタツムリにやられたコも…
種から育てたペチュニア カプチーノと
シルバーブロッチ。
もう葉っぱないけど、まだ回復できるかな…
そういえばナント、ナント、
軒下で夏越しに入ったバラ咲きジュリアン、
蕾が
軒下とは言っても見てのとおり、、、
昨夜の雨は強風もあって、かなり降りこみました
わたしがガーデニングをはじめて足掛け4年程、
こんなに雨が降り続くことがなかったので
特に注意していませんでしたが
薬剤による病気の予防も大事ですね
こうも降り続くと散布できないし、
雨が上がると気温も上がるし、
既に病気がではじめている感じもするし。
梅雨前の対策が一番大事で一番難しいと
感じる今日この頃です。
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