先日連れて行った猫さんの病院。

腎臓は数値低下は見られるものの
まぁ大丈夫。経過をみましょうというところ。


そして気になっていた太腿のできもの。

組織を取って検査ということになりました。

検査の結果、「肥満細胞腫」ということでした。

癌です。

 

思っていた以上にショックでした…ショボーン

誰もが持っている肥満細胞が

腫瘍化したものですって。


肥満細胞といえば免疫細胞、

ヒスタミンを出すやつ。


『はたらく細胞』に出てきた!

腫瘍化するとヒスタミンをたくさん

出してしまうカモ。

カモ、というのは、わからないってこと。

今のところは腫瘍はあるけどおとなしい状態。

これがいつかいっぱいヒスタミンを

放出してしまうかもしれない。

ヒスタミンがたくさん出ると皮膚が爛れたり。

内臓に転移すると嘔吐や食欲不振、

内臓が爛れたり。


肥満細胞腫と診断されたできもの



まずは転移などを調べるために

半日預けてエコー検査。

転移は見られず一安心でしたが、

癌には変わりなく…。

今のところはおとなしい状態の癌ですが

いつ弾けてもおかしくない、

いつ弾けるかわからない。

ひとたび弾けてしまえばヒスタミンが大量に出て
嘔吐とか、爛れとか、内臓出血とか、、、


治療方法としては3つの提案がありました。

1つは摘出手術。

腫瘍を摘出してしまうというもの。

ただし、うちの猫さんは高齢で

腎臓の数値も低下中。

見た目は健康ですがやっぱり老体には変わりなく、
全身麻酔と手術に耐えれるかどうか

というリスクがあます。

2つ目は抗がん剤治療。

人間と同じで抗がん剤投与や

放射線療法があるそうです。

但し、完治は難しく、

しかも副作用のリスクがあります。

3つ目は抗ヒスタミン剤で抗う治療法。

要はヒスタミンの大量放出がコワいわけなんで

抗ヒスタミン剤でヒスタミンを抑えるということ。

根本的な治療というよりも対処療法。



癌そのものを取り除きたい気持ちは山々ですが

年齢を考えるとリスクの方が大きく

”より苦しまない方法”を考えるしかありません。


今のところ転移もなく、

見た目も普段の生活ぶりもいたって健康。

突然の手術や強い投薬で弱っていくのも

可哀そうなので

3つ目の抗ヒスタミン剤と胃腸薬の

服薬を選びました。


早速服薬を始めましたがなにせはじめての服薬。

チュールに混ぜる作戦はあえなく失敗。

薬のところだけ上手に避けて食べる・・・。

次、口の中に押し込む作戦。

1つ目は成功!!!

2つ目は薬の置き所が浅かったらしく
吐き出そうとするのでぐっと

口を掴んで飲み混ませる。

結局飲み込みきれずに美味しくない

薬を吐き出そうと

泡ふきながらよだれを垂らして

出してしまいました…ショボーン

1日目の服薬失敗…

 

翌日は警戒して朝から脱走ダッシュもやもや

 

夕方にはちゃんと帰ってきて

 

夜はちょっと距離はとりながらも

 

同じベッドで寝てくれるからまたカワイイのですおねがいラブラブ


これは私の飲ませ方の問題ですね!

勉強して精進あるのみです!

このまま何もなく過ごせることを祈りながら

毎日の服薬を頑張りたいと思います。