良き思い出を噛み締める 

まるで恋心のように熱く 

私は戸惑う 

誇りに思う我が生だが 

迷いの夜よ 

惑う夜よ 

しみてゆく夜気が 

私の胸を支配しませんように 

持ってゆかれるのだ 

遠くに聞こえる記憶に 


私が山ならば良かったのに