11/20  紹介状を持って大学病院へ。

夫も一緒に来てくれた。家から電車と徒歩で約1時間くらい。

脳神経外科の患者さん多いなぁと思いながら、待ち時間を過ごして、診察室に呼ばれた。

白髪の優しそうな先生。

やっぱり、キアリ奇形による脊髄空洞症で間違いないらしい。夫と説明を聞く。


キアリ奇形…小脳が頭蓋骨から脊髄のほうへ少しはみ出してしまっている状態

脊髄空洞症…キアリ奇形や腫瘍などが原因で髄液の流れが滞り、空洞が出来ている状態


手術は進行を止めるための手術なので、いま出ている症状がすぐに治ることはない。長い時間をかけてゆっくり改善されるかもしれない。


説明のあとに

「症状が出ているから 手術を受けたほうがいいと思うよ。」と言われ「お願いします。」と答えた。自然と涙が出てた。

先生の手術予定が立て込んでいるらしく、1月に受ける事になった。それまでに新たな症状が出ないといいなと思った。


診察の後は、レントゲン→心電図→採血→入院までの簡単な説明→お会計。

保育園のおむかえに間に合わないので、夫は先に離脱。ギリギリまで付き添ってくれて感謝。

5時間近く病院にいてクタクタになった。



11/29  母に報告。

とても驚いてたけど、話を聞いてくれた。

私の手術の話よりも 世間話のほうが割合多め。も〜相変わらずだなぁと思いつつ、少しホッとした。

後日、本当はかなり動揺していてしばらく落ち込んでいた と親戚から聞く。心配かけてごめんね。



手術まで約2ヶ月。それまでは病気の事はなるべく意識せず、日常を過ごそうと思った。

どうしても思い出してしまうけど…

働いてる間は病気の事を考えずに済む。とりあえず年末まではパートを続けようと決めた。

お義母さんや親戚から、私を気遣う優しいメールや電話があった。頑張ろう!と勇気をもらえた。


娘と夫と、笑い合って毎日平和に過ごしたい。

この先もずっとずっと。


いつか「手術してよかった」と思える日が来るのかな…