かれこれ6年間くらいでしょうか。

毎シーズンメンテナンスさせていただいてきた薪ストーブです。

 

名前はウォーターフォード社の『アッシリング』

 

実はとても個性的な薪ストーブです。
 

 



アッシリングと言えば・・・の”超重量級グレート”

グラグラに沸き立つお湯が作れます!

 

分解掃除の時に、毎回「想像より少し重い( ̄▽ ̄;)」ので

 

指がつりそうになります(笑)
 

 





普段は”煤の状態”もストーブのコンディションも良いのですが

 

今回はかなり様子が違いました。

 

煙突トップの内部は”チューインガムのようなタール”でベトベトです。

 

また煙道内部には”カサブタのような光沢ある煤”が大量に付着しています。
 

 

ストーブ内部を見ると、重要なパーツが激しく破損していました。

 

薪の乾燥不足が原因でそうなったのか、あるいは操作に問題があったか。


 

いずれにせよ「廃番ストーブの宿命=交換パーツが無い」に直面し

 

お客様と話し合った結果

 

”ストーブの入れ替え”を決意されました。
 

 

本当は薪ストーブメンテナンス(ガスケットロープ類も交換)

 

のご依頼だったのですが・・・

 

今日は”煙突掃除代金”だけを頂戴して、残りの美装作業は全て

無償で実施させていただきました。
 

 



今までお世話になった薪ストーブですので、最後にせめてもの

 

”感謝”の気持ちでした。




次の薪ストーブが決まるまで、まだしばらく居て貰います。

まぁ、寒くなるまで、た~っぷりと時間があるので(笑)

お客様に気に入っていただける1台をじっくり検討したいと

 

思います。