薪ストーブってどんどん新製品が発表されて

古いモデルは廃番になったり、モデルチェンジされたり

していきます。

例えば、この仕事も15年以上やっていると、昔は良くメンテした機種が

最近は見かけなくなったりして、せっかく身に着けた知識と技術を

披露する場面が実際になくなってきたと感じる事があります。

常に新しい機種の知識を蓄えておかないといけません。

 

なので、入荷してきた薪ストーブは基本的に全て全数検品した後に

一回バラして構造を確認するようにしています。

機種ごとに個性があり、それが弱点になるケースもあるので

カタログにも記載されない『活きた情報』は自分で収集する必要が

あります。

 

例えば煙突口元付近に溜まった灰を掃除するのに、掃除機で吸うだけでは

細かい所を取り残してしまいます。
ならば、バッフル板ごと取り外して掃除が出来れば良いのですが

 

このストーブの場合はバッフル板の下のパイプを外さないと

バッフル板が外せません。

 

しかもパイプを外すには本体の外装パーツを外して

外側から六角ボルトで固定されているエアチャンバーを取り外す

必要があります。
結構大袈裟ですよね( ̄▽ ̄;)

典型的なクリーンバーン方式の薪ストーブですが、もっと簡単に

パイプが外せるようにして貰えれば、我々プロでなくても

メンテナンスがしやすくなるのにな~と思います。