今日は、味噌作り体験に行ってきました
実は、少し前に、私と息子だけで体験させてもらっていたのですが。
簡単で楽しいし、娘にもぜひ体験させたい!と思って、2回目の参加でした。
お料理大好きな娘は、「ひとりでやる!」とはりきって作っていました
材料は、大豆、麹(こうじ)、塩。
まずは、柔らかく煮て、ふっくらつやつやになった大豆を、手や醤油の空き瓶を使ってひたすらつぶしていきます。
↑味噌作りの大半はこの作業。笑
これが、なかなか気持ちいい
ぷにゅぷにゅつぶして、豆だったものがだんだんペースト状になっていきます。
ピーナッツバターみたい。
成果が目に見えるって楽しい〜
先の見えない子育てしかしてないから
ここでできるだけ粒をなくしておくと、味噌をといたときに溶け残り(味噌かす)が少なくなるそうです。
なので、袋をむにゅむにゅしながら「もう大きいのは無いかな〜」とじっくり確認。
無い方がいいのに、まだ残ってるのを見つけたらなんか嬉しい。笑
それが終わったら、今度は麹を入れます。
用意していただいていたのは、米麹でした。
ツーンと発酵している匂いがして、食べるとほんのり甘い。
そこに塩を入れて、麹の塊がなくなるまでほぐし、先ほどつぶした大豆と合わせます。
最後に、タッパーに押し付けるように入れていきます。
ここまではずっと袋ごしに触っていたので、
「素手で触っていいんですか?」
と聞くと、
「素手がいいんです」
「手には色々な菌がいますから。」
「特に、こどもの手には、元気な菌が多いんでしょうね。」
「こどもが作った方が美味しいってこともよくあるみたいなんですよ」
とのこと。
そうなんだー
同じ材料で作っても、誰が触るかで味が変わるなんて
たしかに、娘の手なんて健康そのものだもんな。
元気な菌がいそう。
(←娘菌)やっほー
(←麹菌)だれ?
娘ちゃんだよ♪
ここどこー?
広いね!なんか美味しそうなものもある〜
…一緒にあそぶ?
いえーい
今まさに、こんなやりとりが行われているのかも。笑
それに比べて、私のカサカサの手には、いったいどれほど役に立つ菌がいたのか…
「おいしくなーれ」と呪文をかけておいたので(先生のアドバイスです)、効いてくれることを祈ります。
持ち帰ったものを重ねて置いてみたら、なんかもうすでに娘の味噌の方が美味しそうですけどね笑
うぅ、息子も手伝ってくれてたらなぁ…大豆つぶすときは少しやってくれたんですけどね。
↓上が私の(2週間前に仕込んだ)
下が娘の(今日仕込んだ)
このまま、少なくとも半年くらいは置いておくのが良いそうです。
いつになったら出来上がりという決まりはなくて、味見してみていいなと思った頃が食べどきだそうです。
そ、そうなのか〜
そう言われると、美味しいなと思ったときはもちろんだけど、ずっと置いといたらどうなるのか、それも味わってみたいって思っちゃうな。
ちなみに、「白味噌」「赤味噌」というのは、熟成の度合いが違うだけで、味噌自体は同じなんだとか。
あと、お店で売ってる味噌には、「酒精(アルコール)」を入れて発酵をとめている(菌を殺している)ものがあるそうです。
その表示見たことある!
発酵がすすんで味が変わってしまったりカビが生えたりするのは抑えられるけど…
こうして手作りさせてもらった今となっては、なんかもう菌に感情移入してしまって、思わず「そんなかわいそうな!」と思ってしまいました
食べるのにね…笑
色々なことを教わって、楽しく充実した時間でした
来年は、材料を揃えるところからやってみたいな〜
そして、今度こそ息子の手の菌を…!笑