聾学校の寄宿舎は小学部から。
公共交通機関を使って通う場合、うちからは電車とバスを使って1時間ほど。
他の方も大抵そのくらいか、もっともっと時間がかかります。
なので、別にそうと決まっているわけではなくても、幼児の場合は保護者が車で送り迎えすることが実質必須です。
さらに、一日中授業があるわけではなく、13時半で下校。
ということは、フルタイムで勤務することは難しいです…
有給などをうまく使うか、送る人と迎えに行く人が別なら働けるかもしれませんが。
(お父さんお母さんがうまく時間をずらして働いている家庭もあるそうです。)
(ということは、シングルでフルタイム勤務の方は、たとえ近くに学校があったとしても通わせることができないんじゃないかな…子どもが大きくなって寄宿舎を利用できるようになるまで待つしかない?でも寄宿舎に入れるのも辛いですよね)
今通っていらっしゃる保護者の方の状況をお聞きすると、ほぼ100%、お母さんが専業主婦なんだそうです。
うちの場合は、私も夫も、近くに住む祖父母もみんなフルタイム勤務です。
ほかに送り迎えを頼める人はいません。
この中の誰かが、パートタイム勤務か、仕事を辞めるか、なんらかの手段をとるしかありません。
まあ、初めからひとつしか考えませんでしたが。
『私(母親)の辞職』
↑やっぱりこれが現実的というか、ただの運転手がほしいわけではなくて、先生と連携したり難聴について勉強したりして、息子の成長を支える存在がほしいわけですから。
この選択に、迷いはありませんでした。
まあ、仕事を始めてまだ数年なのに、産休育休でそのまま辞職…なんてまったく想像していませんでしたが
人生どうなるかわかりませんね!
というわけで、職場で退職の仕方について説明を受け、書類をもらってきました。
どどん
せっかく採用されて、先輩方から色々と教えていただいて、自分なりのやり方が見えてきて…まだまだこれから!というタイミングでの退職。
会社からすれば、おいおい、せっかく育てたのにまだ何も貢献してないじゃないかと迷惑極まりないタイミングだと思います
思い残すことが無いかといえばそんなことはありませんが、それは、もし働き続けていたならこんなことをしてみたい、という未来のお話で。
産休に入る前に、そのときの私にできることはすべてやりきった、と思うので、過去に未練はありません。
本当に、お世話になりました。
また、いつの日か。
すべて手書きで書かないといけないらしいので、なるべく綺麗な字で、心を込めて書きたいと思います。