早瀬さん、早瀬さん!!大丈夫ですか?
看護士さんが男性の名前を呼びかける。
実は今日、献血に行ってきました。
と言っても、率先してではありません。
知り合いの薬屋さんにどうしてもと頼まれて、いやいや、無理矢理。
私は注射が大嫌い。好んで注射を打ちに行く事はありえない。趣味が献血という人がいますが、全く信じられない。
献血車に入ると、検査のテーブルと献血台が3台。
看護婦さんが忙しく働いている。
私の前は体格の良い男性だ。何かスポーツでもしているのだろうか、真っ黒に日焼けしている。彼なら、400㏄どころか、倍とられても大丈夫なのではないかと思える。
私は血液の検査を終え、少しビビリながら、献血台に上がった。
左腕にゴムが巻かれ、看護士さんが血管を探している。
チクッ!
痛...なんといっても、この瞬間が一番いやだ。
これで、後は待つだけだ。そう考えると、少し緊張がとれてきた。
前の検査台は、私の前に並んでいた色黒のいかつい男性だ。
しかし、なにか様子がおかしい。
早瀬さん、早瀬さん、大丈夫ですか?
看護士さんが男性の名前を呼びかける。
....返事がない。オイオイ、大丈夫か?
早瀬さん、早瀬さん!尚呼びかける。返事がない。
呼ばれている男性の横顔が見えた。
真っ青だ。
どうやら、貧血になり全く意識がないようだ。
「先生、来て下さい。」慌てて先生が呼ばれる。
しばらくすると、意識を取り戻したようだが、まだもうろうとしている。
先生の問いかけにも、まともに答えられない様子。
しかし、献血ってこんなふうになっちゃうのか?
見ろ、あのいかつい男でも、あんな事に...
正直私の体格ははいかつい方ではない。どっちかと言うと、その逆だ。
オレ大丈夫か?
ただでさえ、注射きらいなのに、冗談じゃないよ(>_<)
目の前でこんなの見せられたら、こっちが気絶しそうだよ。そちらの作業は出来るだけ見ないようにして、必死に楽しい事を考えた、考え続けた。
「お疲れ様でした
今日はビックリしたでしょ
」看護士さんの声だ。
気、失いそうでした...とはとても言えない。
結局なんとかビジュアルのショックにも耐え任務を終えたのだった。
しかし、帰り道に私は思った...
しばらく献血はやめよう(^_^;)と
看護士さんが男性の名前を呼びかける。
実は今日、献血に行ってきました。
と言っても、率先してではありません。
知り合いの薬屋さんにどうしてもと頼まれて、いやいや、無理矢理。
私は注射が大嫌い。好んで注射を打ちに行く事はありえない。趣味が献血という人がいますが、全く信じられない。
献血車に入ると、検査のテーブルと献血台が3台。
看護婦さんが忙しく働いている。
私の前は体格の良い男性だ。何かスポーツでもしているのだろうか、真っ黒に日焼けしている。彼なら、400㏄どころか、倍とられても大丈夫なのではないかと思える。
私は血液の検査を終え、少しビビリながら、献血台に上がった。
左腕にゴムが巻かれ、看護士さんが血管を探している。
チクッ!
痛...なんといっても、この瞬間が一番いやだ。
これで、後は待つだけだ。そう考えると、少し緊張がとれてきた。
前の検査台は、私の前に並んでいた色黒のいかつい男性だ。
しかし、なにか様子がおかしい。
早瀬さん、早瀬さん、大丈夫ですか?
看護士さんが男性の名前を呼びかける。
....返事がない。オイオイ、大丈夫か?
早瀬さん、早瀬さん!尚呼びかける。返事がない。
呼ばれている男性の横顔が見えた。
真っ青だ。
どうやら、貧血になり全く意識がないようだ。
「先生、来て下さい。」慌てて先生が呼ばれる。
しばらくすると、意識を取り戻したようだが、まだもうろうとしている。
先生の問いかけにも、まともに答えられない様子。
しかし、献血ってこんなふうになっちゃうのか?
見ろ、あのいかつい男でも、あんな事に...
正直私の体格ははいかつい方ではない。どっちかと言うと、その逆だ。
オレ大丈夫か?
ただでさえ、注射きらいなのに、冗談じゃないよ(>_<)
目の前でこんなの見せられたら、こっちが気絶しそうだよ。そちらの作業は出来るだけ見ないようにして、必死に楽しい事を考えた、考え続けた。
「お疲れ様でした
今日はビックリしたでしょ
」看護士さんの声だ。気、失いそうでした...とはとても言えない。
結局なんとかビジュアルのショックにも耐え任務を終えたのだった。
しかし、帰り道に私は思った...
しばらく献血はやめよう(^_^;)と