休むことは怠けることではない
休むというのは怠けることで、辛くても休んではいけないんだ、という考えに囚われているのは危険です。特に仕事中や育児の時にはこの考えに陥りやすいです。
しかし、きちんと休まないと、どんどんと疲労が蓄積され病気につながります。体も心も疲れているなと感じたら、引け目を考えず素直に休みを取るべきです。
私は一時期ある冬に、フルタイムで仕事をしながら、週末には勉強のために東京まで新幹線で通い、その生活を2週間、1週間あけてさらに2週間ぶっ通すという生活をしました。その2週間は全く体を休めていない状態です。
その間に頭痛と胃痛を発症し(頭痛はその後2ヶ月くらい続きました)、その生活が終わった頃から喉の痛みと口元が荒れてきました。だんだんと口元の荒れがひどくなってきたと思ったら、特大のニキビみたいな謎のできものが数個でき、顔が変形するくらい腫れました。
その冬は、ほとんどそのような体調不良で時期を過ごし、結局、体調不良で年度末までに勉強の必要な単位を取ることができませんでした。こんな事だったら、この時に無理をして出席しなければよかった……と後悔しました。
シチュエーション別休み方
仕事の時、家事の時などそれぞれの時間で、体を休める方法をまとめてみました。
パソコンに疲れたら…目がかなり疲れています。目をくるくる回し、親指を顔の前で立てて焦点を合わせ、遠く・近く・中間をランダムに見ます。そのあと、寝ていると思われない程度に(笑)、10秒程度目を閉じて深呼吸します。
家で(育児や家事疲れなど)…横になり、目を軽く閉じて全身の力を抜き深呼吸します。音楽を聴いたり、エッセンシャルオイルなどで香りを楽しむのも、リラックスできて疲れが取れやすいです。
休日…何もしない休日があっても良いと思います。ベッドの脇に、水・本・携帯(映画や音楽を入れておくとよい)など用意して、気の済むまで横になります(食事は時間通り食べます)。
エネルギーがたまると自然とベッドから出たくなるはずです。その時は、不思議といろんなアイディアが浮かんだりして、気分も明るく変わっている事が多いです。
休むことの効果
休むことはエネルギーの充電です。休む前は疲れのせいで何のアイディアも浮かばず、いいこともいいと思えず、悪い事ばかり考えて気持ちがどんよりしていても、しっかりと休むことで気持ちが明るくなり、マイナスな考えが馬鹿らしくなるくらい変化するときもあります。
私は絵を描くことが好きなのですが、描きたいけど何も描けない何も思い浮かばない……という時に、絵から離れて休むことで、その後突然アイディアを思いつく時があります。
「心が解放されるような感覚」が感じられたら効果ありと言えます。
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