生活のため、渋々警備員になってしまったとんでもない人間の現在に至る迄の生い立ちを紹介して参ります。
平成25年6月23日 警備員として初となる現任教育を修了します。
そして、カス吉田警備士にも、本線上での交通監視員としての出番がやって来ました。
書面上や板書にて本線規制の指導ですから、夜は眠れないまま朝を迎えました。
勿論、減速旗を思いっきり振りかざす…事になります。
B規制
A規制
今となれば、あの頃やってたと思い起こす本線規制ですが、正直言いますと、やる事は沢山ありつつも、「分からない事が分からないまま」物事が推移し、理解できぬまま東奔西走する…。
そんな毎日でした。
両日共、舗装切削>盤強化>舗装…。
限られた時間の中で全てを終わらせなければなりません。唯でさえ、日没30分前迄に規制に係る現場での全作業を済ませなければ高速隊からの説教対象になってしまいます。
切削してせわしなくダンプがAsガラ満載で退場し、盤強化を施して合材を満載してダンプ達が戻り、一気に舗装…。
限られた時間に間に合わせる為に、迅速な工事の進捗状況。
月平均32時間もの早出残業を最長で半年も勤務しましたが、その分、高速道路とこの黄色い車から学んだ「ありとあらゆる事」が現在の自分に活かされているのです。
先ずは、
崇高高き
「ネクスコリボン」の誇りを目の当たりにします。
~高速道路からの教え~
一、絶対に、一般車から目を離すな。
一、交通監視員は常にバックで歩き、一般車に対して絶対に背を向けるな。
一、単独行動にでるな。
一、高速道路関連施設内若しくは高速道路維持作業車両は「前進はクラクション1回」、「後退はクラクション2回」鳴動し、周囲の安全に気を配らなければならない。
一、本線横断時は無理に横断するな。
一、B規制時は、3人の連携が肝となる。従って、テーパー設置/撤去後の横断は3人(標識車)一緒に横断する。
一、くすんだ検定腕章をしている者や各々規定事を守れない者は出入り禁止。
一、運用車線の反対側へ対にして輪止めと地切りを実施する。
さてさて、刃を剥き出しにした交通誘導……。
この時、お袋はある人物と再会するのです。
まさか、〇〇〇〇になるとは………。
この時、無我夢中で働いていたので、そんな事を考える余裕なんてこれぽっちもありませんでした。
そして、仕事の多忙さが原因で、前歯が欠けてしまうのです……。
な、な、何で……⁉︎
to be continued.............