フィリップ・K・ディック【虚空の眼】の感想

初期の傑作だけあって、後のカオスさは多少なりを潜めてるけど、ドタバタしてて楽しい作品ひらめき電球

ディックと言えば、主客の境界をなくすような混沌とした作風なんだけど、これはわりと楽観的で前向き、しかも笑える!得意げ

パラレルワールドSFの古典かな、ディックだから熱さはやや足りないが、アスラクライン好きな人とか楽しめそうかなあ得意げ

もちろん最後に、実はこの世界も…的な解釈はできるけど、これは割合素直に見た方が楽しめるかも

神とは何か?的なド派手な土台からコメディに持ってくる辺り、実力がやっぱりスゴいな

作中の「消したいものなんてない、ボクは世界を何でも見たいんだ」って今のパラレルワールド系の良作に共通する本質なんじゃないかな、こういう熱いメッセージもディックらしくはないけど大好きだ

世界はしょうもないことだらけで、人はどうしようもない人だらけだけど、神様になってまでそれをなくしたり変えたりしたくはないよなあ

実はボクたちのこの世界も誰かの妄想で作られた平行世界かもしれない、だけどやっぱり世界は糞もみそも引っくるめて素晴らしい、なんて感慨を持ったよ

素晴らしいと言えば今日の遊戯王は面白かったなあwww仲間全員集結は熱い