こんにちは(」・ω・)
皆さんオートサロンて知ってますか?
車好きなら誰もが知ってる、年始一発目の車のお祭りで、会場にはカスタムカーが所狭しと展示されています。
たしか昔は「東京モーターショー」と呼んでいたような気がします。
改造車に乗りブイブイ言わしてた(古式表現)大昔に一度だけ妻と行ったことがありますが、当時はスーパーカーやレースカーにはさほど興味もなく、ストリート系のカスタムカーを主体に見ていました。自分がそういう車に乗っていましたのでとても興奮しましたねぇ~。
しかしものすごい人でごった返しており、混雑が嫌でその後モーターショーに行くことはなくなりました。
当時はすでにバブル経済は弾け景気は下降気味ではありましたが、世には大変魅力的な車がたくさん出回っておりました。老若男女、車好きが大勢いた時代です。
新車も中古車も今のように狂った価格ではなく若者でも普通に車を買うことができ、本当に良い時代だったと思います。当時の若者の多くは車を持つことが大人へのファーストステップで、学生であっても多くの友人がマイカーを所有しており、私も19歳の時に自分の車を持つことができました。
今は燃料・環境の問題や安全性の問題など車を取り巻く環境は厳しさを増す一方で、比例するように車の機能は複雑化し設定価格はどんどん高額化し、更にどの車も同じようにしか見えず魅力を感じない車ばかりの今の時代、若者と女性に興味を持ってもらわないと自動車文化はすたれていく一方だと思います。
ものつくりに関してせっかく高い技術を持っていても、使う人がいなくなってしまうのでは本末転倒だと思います。
もっとシンプルで安く購入でき、楽しくドライブできる車を切に望みます。
スズキファンだけど、実現してくれるとしたら日産・マツダ・ホンダあたりだろうなあ。
ホンダはあっと驚く車を作ってくれそうだけどなあ~。
でも、所有してる車は堅実なトヨタが多い・・・。
自動車メーカー各社様、期待してますよっ!
個人的には2リットルクラスのFRレイアウトで絶対MTミッション!
MTであるならば、駆動方式はFFでもAWDでも妥協します。
楽しく走るのにMTミッションは絶対条件だと思っています。
今でこそオートマ乗っていますが、ほんの数年前までマニュアルミッションの車に乗っていました。
今でもマニュアル大好きです!LOVE
コレもマニュアル
またアクセルとブレーキを踏み間違え悲惨な事故を起こしたというニュースをよく耳にしますが、クラッチのあるMT車であればそんな事故が起こる可能性は極めて低くなると思います。いや、起こらないんじゃないでしょうか。
国民の皆さん、もっとMT車に乗りましょう!
だいぶ逸れましたがオートサロンに話しを戻します。
何十年も行くことなかったモーターショーですが、昨年から再び行くようになりました。
キッカケは柴田自動車です(笑)
そして名称が「東京オートサロン」という呼び方になっていることを知りました。
通常、町の自動車工場が出展する事などまずないのですが、一般整備を行いながらもレース参戦したり自社パーツの開発販売をしたり、ほかにもタイヤメーカーとしての柴田であったりラジコンメーカーという顔も持っています。今ではホイールメーカでもあります。
また柴田自動車はR31スカイライン(7代目スカイライン)の専門ショップでもあり、実はこちらは世界的に有名な町の自動車修理工場でもあるのです。
“柴田自動車”で検索すると、必ず「R31HOUSE」という単語が出てきます。これこそが柴田自動車を世界的に知らしめたスカイライン専門ショップなんですね。
柴田社長のバイタリティーと商才に脱帽です。
このように自動車修理工場としては異端と思えるほど手広く事業展開しており、いずれの分野においても熱烈な支持者・ユーザーがおります。それらの人々がシバタと日本経済を強力に回しているのです。
そんな柴田社長は支持応援してくれてる人たちへの恩返しにとオートサロンに出展し、ユーザー向けのイベントを色々企画実施してくれます。(実は社長が楽しみたい)
当然D1車両も展示されており、その車両に私の名前が記載されています。(個人スポンサーなんです)
その車両は毎度サーキットで見ていますが、展示車両として置いてあるので間近でじっくり見てみたいと思いました。
また柴田ブース以外にもD1グランプリで顔なじみになった選手・チーム・ショップも来場するので、彼らがいるブースもお目当ての一つとしてオートサロンに行ってみようかという事になりました。
昨年久しぶりに車のショーに行ったわけですが昔とはカスタムや展示車両の方向性がだいぶ変わっており、環境、アウトドア、新技術に特化した展示が多く、なるほどなーと妙に納得させられました。昔はあまり見かけなかったスーパーカーも多かったように感じました。
どうでもよい事ですが、私はスーパーカーと言ったら「カウンタック」なんです。
その流れで今もスーパーカーの中では断トツにランボルギーニが好きですね。
一度でいいから乗ってみたい。
旬と言ったら不謹慎になりますが、日産からキャラバンベースの災害救援車両の展示があり妻が非常に興味深く見入っておりました。
キャンプで使いたいので買ってくれと言われましたが、丁重にお断りさせていただきました。
妻も私もカスタムカーには昔ほどの熱は冷め、夢のようなカスタムカーに憧れるわけでもなく現実の世界に腰を据えつつありますが大変良い刺激を受けたとは思っています。
また若者だけでなく国民全体的に車離れが加速しているといわれますが、それは本当か!?と思えるほどの来場者の数と熱気でした。海外の方も非常に多く見られました。
まだまだこれだけ車好きがいるんだから、そんな連中のために自動車メーカーは真剣に魅力的な車を作らねばなりませんよ!
一部のお金持ちが財力を誇示するために所有する車ではなく、庶民が気兼ねなく普通に使え買うことができる車です。そして若い世代に限らずどんな人でも買える「車を操作する楽しさ」を求めた車を作りましょう!
爆発的なヒットはしないかもしれませんが、自動車文化を守ることもメーカーとしての務めです。
トヨタのように「儲かるか否か」で車つくりを判断してはなりません。(我が家の車はトヨタです)
そんな車があれば若い世代も頑張って買うでしょうし、経済的にゆとりの出てきたミドル以上の世代も再び青春を取り戻すべく購入するでしょう。でも、このご時世・・・・実現しないんだろうなあ。
柴田社長がそんな車を作ってくれれば良いんですがね。
ラジコンメーカー設立
↓
タイヤメーカー設立
↓
ホイールメーカー設立(今ここ)
↓
そして次は自動車メーカーの設立(夢)
柴田社長のことだから恐らく考えてるとは思います。ただ街の自動車工場が自社ブランドの自動車を作り、しかも安く販売するって現実的じゃないですよね。
でも、どうなんだろう。
無理なのかなあ。
やってくれそうな気もするんだよなあ。
そんな期待値の大きい柴田社長ですが、オートサロン開催期間中に会場近くのホテルでとあるパーティーを開きました。
妻も私もお呼ばれされましたので出席してまいりました。
妻は一張羅を引っ張り出して出席すると意気込んでいましたが、気楽に普段着で来てくださいって(笑)
そのパーティーは柴田自動車の各分野における益々の進化と発展を祈念するもので、スポンサーやレース関係者などなかなか豪華な顔ぶれが集まっており、スポンサー同士交流を深めたり憧れのレーシングドライバーとお話をしたり夢のような時間を過ごしました。もちろん柴田として進む方向や意気込みなどもありました。
司会もD1でおなじみのマナピーさんが担当されておりました。この方の実況は最高ですよ。動画でも構わないので是非D1見に来てください。
そして出席者の中にレーシングドライバーの「ノブ」こと谷口信輝選手もおり、視界に入った瞬間心臓の鼓動にブーストがかかったのを感じました。
この方は私と同い年なのですが、30年以上前のアマチュア時代からドリフトの世界で生きてきており、若いころから多数のメディアにも出演されてる憧れの選手でした。今もレースの世界の第一線で戦っております。当時から彼の活躍は目立っており、ずば抜けたドライビングセンスの持ち主だったと思います。大昔、ビデオオプションかなんかで「トラック運転手をしながらドリフトを楽しんでいる」と言ってたのをなぜか覚えています。
そしてそんな谷口選手ですが、数週間前に私の息子がちょっと世話になるというイベントがありました。
息子の勤め先は車に関係した会社なのですが、そこの社長が谷口選手と懇意にしておりプライベートでも親密な付き合いがあるとのことで、社長の計らいで谷口選手に面倒見て頂けたそうです。
それを口実に私も谷口選手と少しお話をさせてもらいました。(感謝息子)
憧れのスターが目の前におり、私とサシで会話してるという異常事態に血圧は400近くまで上昇し、一気に酔いも回り何を話したかあまり覚えていませんが、息子がお世話になったことは失礼のないよう丁寧にお礼申し上げました。会話の内容は覚えていませんが、一生の思い出となることは間違いありません。
このように今年のオートサロンを楽しんだわけですが、柴田自動車を知ってから妻と私の生活は一気に車比重が大きくなり濃い人達と知り合いになり、人生終盤中期に差し掛かっていますが、より豊かに濃く熱く生きることができています。
サーキットに行きD1を生で見たいと言い出した妻に感謝。
色んなレース関係者と引き合わせてくれた柴田のスタッフに感謝。
谷口選手と接点を持たせてくれた息子に感謝。
命懸けで熱い走りを見せてくれるD1選手たちと、その走りを支えてくれるスタッフたちに感謝。
今回のお話は以上です。
次回は「大切にしてるある物」を壊してしまったお話しをしたいと思います。
ではまた、しーゆー♪