こんにちは(」・ω・)
私が配属されている工事現場は土曜日も稼働してて週休1日なんですけど、年末年始休暇は恐ろしく長いものでした。
12月28日から1月8日までの12連休。
ほぼ半月休みと言っても良いでしょう。
10日超の大型連休。
けど私の現場だけではなく、建設業では良くあることなんです。
年末年始休暇、ゴールデンウィーク、盆休み、タイミングが良ければシルバーウィークも。
一般業種の方々に羨ましがられるほどの長期休暇を設定する会社が多いですね。
平常時のゼネコン社員は休日取得に関して意欲淡白で、有給取得も「悪」という風潮が無きにしも非ず。
なので上記のタイミングで強制的に休暇を取らせることが多いんです。
ともあれ誰に遠慮する事なく堂々と休める大型休暇は貴重です。一日も無駄にさせたくありませんので、妻と休暇中の過ごし方について事前に色々決めました。
やることは以下の通り。
・自宅の掃除、片付け
・キャンプに行く
・互いの実家の新年会
・車、バイクのメンテ
特に今回必達事項であったのは、車とバイクのメンテです。
ここ1年くらいはバイクから遠ざかった生活サイクルになっており、たまにエンジンかけても近所を15分程度走るくらい。
台数が多いうえに十分な時間を割くことができないので、1台あたりにかけれる時間が少なくなってしまうのです。
バッテリーは管理をしきれないので充電器に接続しっぱなしです。
中型以下のバイクは妻や長男に乗ってもらえるのですが、大型バイクは私しか免許がないので動かせません。
妻からは「管理しきれないんだから売ってしまえ!」とロマンの無い事をよく言われます。
娘からも「1台くらいちょうだい♪」とささやかれます。
しかし大型バイクで妻と二人でツーリングするのが夢だった私。
妻のために買ったハーレー。
そうそう簡単に手放せるはずもありません。
バイクに乗るには寒すぎる季節ですが、楽しそうに手入れして手放す気のないことをアピールしなくてはなりませんので、今回バイクをしっかりメンテすることは非常に重要なミッションなのです。
また車の方ですが、比較的乗る頻度は高く点検・整備は比較的ちゃんとできています。
今回は私の趣味車(釣り&キャンプに特化)であるハイエースがタイミングベルトの交換時期になったので、ウォーターポンプと合わせて交換する予定でした。
走行距離が20万キロを超えたので2度目の交換になります。
実はこの作業、ハイエースは難度が高く素人が自分で行うにはちょっと壁が高いんです。
プロに預けても翌日以降の引き取りになります。
難度が高くプロでも時間のかかる作業になるので、作業を依頼すると工賃に大きく反映されます。
作業にかかる費用をネットで調べ更に3社ほど電話で聞いてみましたが、どこも判を押したように「8万円いただきます」との回答でした。
部品代は1万円ちょっと。
つまり費用のほとんどが工賃なんですね。
単身赴任の一人暮らしは何かと余計なお金がかかります。
年末年始も何かとお金がかかります。
妻と共通の趣味も年間コストはまあまあ驚くような額になります。
少しでも無駄な出費は避け、節約できる費用は節約しなきゃなぁ。
仕方ない、久しぶりに自分で作業するか・・・・。
数年前までは、ほとんどの修理メンテナンスは妻と私でやってきました。
しかし歳をとるにつれ車との接し方も変わってきました。
時間や環境が車やバイクの整備を遠ざけ、体力的にも重整備は億劫になり、昔のように趣味が車一色ではなくなり、金銭的にゆとりも出てきたのでオイル交換すら工場にお願いするようになっていました。
なので今回の車いじりは実に久しぶりになるので、正直なところ楽しみというよりは不安の方が大きかったんですよね。
自身で作業した結果、「余計金のかかる状態にしてしまった」という事にならぬよう作業の手順や必要になる工具、部品はあらかじめ入念に調査し必要な物を揃えました。
実作業はプロで丸1日かかるという事なので、私の場合は3日あれば何とかなるだろうと。
そして妻に作業依頼の申請。
休暇中の料理はすべて私が作るという交換条件のもと、3日間手伝ってもらえることが決まり、作業に着手!
作業手順はしっかり頭に入っています。
まずは交換する部品にたどり着くために周辺の部品をサクサク外していきます。
ここで大切なことがあるのですが、「外した部品を元通り戻せなくならないようにする」ということなんです。(言い回しがヤヤコシクてすみません)
機械いじりをした事がない人でも、部品を付けるより外す方が簡単だという事は感覚的に分かると思います。
なのでこの作業は比較的順調に進んでいくのですが、ここに一つ落とし穴があります。
何も考えずに部品を取り外していくと、その部品点数が多い場合、後々元に戻せなくなることがあるんです。いや、私の場合ほぼそうなります。
外した部品を元通りにできなくなるパターンとして良くあるのが、部品を取り付けるために使用されているネジ・ボルト類の保管仕分けがごっちゃになり、どれをどこに戻せばよいか分からなくなるパターンです。(;´・ω・)
ですので面倒でも一つ一つ写真に収めたり、部品を外した後ネジ・ボルトについては元のネジ穴に戻すことで混乱防止としています。配線類も複数のカプラーを切り離すと、どれとどれを繋げばよいか分からなくなることがあるので、印をつけたり札を付けたりします。
特に今回の作業は数日間にわたり行うつもりでいたので、その手間を省くと確実に戻す場所が分からなくなります。(自信あり)
今回の作業については今までも他の車で何度か経験があったので、不安を抱えつつも何とかなるだろうという自信はありました。
助手も妻に加え息子も参戦してくれ、かなり戦闘力も上がりました。
3日がかりの修理予定でしたが、入念な予習や戦闘力増強も相まって大したトラブルも起きず1日で終えることができました。
おかげで7万近く費用を節約できたのですが、一番嬉しかったのは費用節約できた事よりも子供(と言っても27歳)が丸1日手伝ってくれたことでした。
うちの子たちは成人しても親を大変大事にしてくれ付き合いも良いのですが、流石に汚れる事、重労働、面倒なことはなかなか手出ししてくれません。自身の予定や友人との付き合いもありますしね。
なので手伝ってくれるとは微塵も思っていなかったのですが、急遽息子の予定が空いてしまったことや今回の作業を経験できれば自分の車の整備に役立つだろうと思い手伝ってくれたのだろうと思います。
事のほか車の整備が早く片付いたので、バイクのメンテも色々手伝ってもらいました。
バイクに関しては整備というほどの物でもなく、軽作業でしたが台数があるのでかなり助かりました。
久しぶりに息子と一緒に丸1日過ごすことができ、思いがけず良いお年玉をもらったような気持ちになりました。
息子は息子で自分の車のちょっとした修理があり私は手出しせずに見守っていましたが、なにやら苦戦していたのでちょっと手出しして即解決。
この手の作業は経験がものをいう部分が多く、プライベーターながら経験値は息子の比ではありません。父親の威厳は維持できたかな。
こんな感じで気の重かった車の整備でしたが、自分の手でやってよかったなと。
非常に疲れましたがとても楽しく、息子とのプライスレスな時間も過ごせましたので、今後もできるだけ自身の手で整備していこうと小さく誓った年末でした。
今回のお話は以上で完結です。
次回は休暇中にキャンプに行ってきた話しをしたいと思います。
ではまた、しーゆー♪