こんにちは(」・ω・)
初めてのルアーフィッシングを経験した夜は、魚をキャッチするどころかフッキングさせることもできませんでした。
しかし、今までやってきたヘラブナ釣りとは全く異質の釣りで未体験という緊張感がありましたが、エサでもないルアーに食いついてきた魚がいたという事実は私の気持ちを相当高揚させました。
初ルアーフィッシングの翌週であるこの日は、絶対に釣るというハンターモードで臨みましたので魚からの些細な反応も見逃しません!
もはや釣れる気しかしませんでした。
いや、すでに釣り上げた気分でした。
現地に到着し、そそくさと支度をして水辺に立ちます。
そして開始5分程度で、その時はやってきました。
コン
ビシッ!
アタリを察知し素早く竿を上げます。
ズシン!
ぐんぐんぐんぐん!
ぅおおおおおおおー!
魚がかかった!
すげー引くな!
この魚はメバルかっ?
水面を割って正体不明の魚が暴れています。
夜の釣りで暗いので、手に取るまで何が釣れたか分からないのです。
逃がしてなるものかと一気に抜き上げ魚をキャッチ!
20センチほどもあるメバルでした。
クリっとした目がとてもキュートです。
そして初ルアーフィッシュ・・・・・
どえらい感動しました。
もう嬉しくて嬉しくて初孫のごとく写真を撮りまくり、活〆(いけじめ:簡単に言うと釣った魚の血抜きすること)をして持ちかえりました。
そうなんです。ルアーフィッシングで釣りたいと思った魚は自分が食べたいと思った魚だったんです
メバルは昔オフクロがよく煮付けにして食べさせてくれた魚。
スーパーで買うとなかなか良い値段します
我が家は5人家族なので人数分となると、おいそれと手を出せる魚ではありません。
なので「釣って食べよう!」と。(単純)
都合よく初心者に5匹釣れるほど簡単ではないですが、その晩は3匹持ち帰って翌日煮つけに。
ん?
ちょっと匂うか?
とにかく食べてみよう。
・・・・・・・・・・うまくねえな。・・・・・ショック・・・・
3匹とも美味しくなかったです。
臭いがねー
恐らく水のせいだと思います。
釣った場所は東京湾の工場地帯。いくつもの工場が立ち並び無数と言えるほどの煙突がそびえ、常に白煙が噴出しています。
あの近辺は何とも言えないケミカル臭が漂っています。
排出基準は満たされてるとはいえ、工場排水も流されあまりきれいな水でないことは容易に想像つきます。
やはりそんな環境に住む魚たちは、身まで臭いが染みついてしまうんでしょうね。
ルアーで釣れた他の魚種もいくつか食べてみましたが、やはり臭いのは同じでした。
ちなみに同じ魚種を水の奇麗なエリアで釣ったものは臭みもなく大変おいしかったです。
逆にふつう食べないと思われれる魚ですら美味しく食べれたのは驚きでした。
やはり水って大事なんですね。
東京湾沿岸の水質にガッカリしつつも魚は多く、釣りという行為自体は大変楽しませてもらえました。
ルアーでアジ、メバル、カマスなどの比較的小物を釣ることをライトゲームというのですが、このライトゲームは私の性に合っていました。
一か八かの大物狙いで1年間釣果なし!というような釣りではなく、釣りに出れば何かしら釣れます。
ライトゲームは数を釣って楽しむ釣りであることや、道具や釣り方が繊細でヘラブナ釣りに通じるものがあり取り組みやすかったんです。
こんな形でルアーフィッシングに傾倒していきました。
ヘラブナは殆どやらなくなりました。
つまらなくなった?
情熱が失せた?
ルアーの方がカッコいい?
いえ、そんな理由ではありません。
実は、ヘラブナ釣りって大掛かりなんです。
道具は高価で非常に多く必要だし、準備にも時間かかるし、片付けにしても同様に時間かかるし、何よりちょっとクサイ。
使うエサが独特の匂いなんです。
これが女性を遠ざけてる要因であることは間違いなく、最近はイチゴフレーバーとか香りの良いエサもちらほら見かけるようになりました。
それに対してルアーフィッシングは「お手軽!」の一言。
竿は1本、リールは1つ、ルアーはとりあえず数個あれば釣りはできる。
そしてエサ釣りよりもカッコいい。(笑)
準備も片付けも全然時間がかからず臭くない。(海水なので塩を洗い流さねばなりませんが)
圧倒的に手軽なんです。
更に、決定的だったのが・・・・・・・・・
今回はここまでです。
次回はルアー一辺倒になっていった理由についてお話ししたいと思います。
それではまた、しーゆー!