こんにちは(」・ω・)



建設現場における働き方改革として、まずは週休二日制を確立しよう!と言う風潮が強くなってきておりますが、偉い人が「やるぞー」と言ったところで働き手の生活が最低限維持されなければ今までと何も変わらないと言う話をしました。



ここまでの話は、工事現場で実際に作業をする方々の叫びです。



対して現場作業の管理をする監督員としてはどう思っているのでしょうか?



もちろん私の発言が全ての現場監督の総意であるはずもなく、偏った内容である可能性も大きくあります。



その点については、こーゆー意見もあるんだな程度に受け止めていただければと思います。



現場監督としてゼネコンに務める方のほとんどは、月給制のサラリーマンだと思います。



当然休日は多い方が良いに決まってます。



ですが土曜日出勤したいなーって思うこともしばしば。



工事の絶対的なスケジュールが変わらない以上、今まで6日かけて消化してた仕事を5日でやらねばなりません。単純に毎日2割増しで頑張る必要がある訳です。



そして現場監督の仕事はアホみたいにやる事が多く、朝8時に朝礼が始まって作業員の方々が帰るのは17時、我々の仕事は早くても20時位まではデスクワークをやっています。



それの2割増しとなると職場を出るのは23時前後となり、これを毎日やるとなるとアラフィフの心身は悲鳴を上げまくります。



いっそ殺せと‎꜀( ꜆-ࡇ-)꜆



作業員方の賃金の問題

現場監督の業務量の問題



そして来年には残業できる時間が法律で定められ、規定以上の時間の残業は法違反として裁かれることになります。



コレってもう建設会社だけでは解決できないんですよ。



業界全体で不退転の決断で挑むとか時々耳にしますけど、それでもムリだと思います。



会社の偉い人はそう言っても、やるのは結局最前線で働く現場の面々。



複雑な法律、多すぎる届出書類、煩雑な手順を踏まなきゃならい役所対応



短い工期、安い工事費、激化する受注戦争



工事の最前線で働く者達は命懸けで働いてるにもかかわらず常に無理と苦労を強いられ、不満を蓄積し魅力ある職場に憧れどんどん離職していきます。



当然だと思います。



私も息子には絶対来て欲しくない世界だと思っていますし。



今まで諸先輩方が100年以上トライしてきたけど実現できなかった業務改善。



今後100年先まで本質は変わらないんじゃないかなと個人的には思っています。



一つ解決策があるとすれば、賃金でしょうか。



無理や苦労に充分見合う報酬を得る事ができるのであれば、きっと誰も文句は言わないんじゃないかなぁ〜



いやー、愚痴吐きまくっちゃいました。



かなりスッキリしたので、残業頑張りまーす!



ではまた(*´︶`*)ノ