先々週の体調不良が明けてから今度は勤務多忙で二週間連勤だったのだが漸く休みが回って来た・・。只、本来予定していた趣味活動は前述の理由で体が少々まいっていたので、正直この炎天下に出動する気も失せており、大人しく自宅待機とし、その分仕掛品完成に時間を割いた。仕掛品・・・と言っても今回はキットや自作品のことではなく、完成品の別パーツ取付や手入れだけであるが、それでも1年近く前に作業しやすいようにバラバラに分解していた車両たちである。

 先ずはEF65PF。

 KATOのPF後期型を14系客車改造のジョイフルトレイン牽引用に、と思い未使用中古品を入手、試運転もせずにバラバラにしている。・・が、バラバラ状態で撮影していないので、完成後の姿のみになるが、上は使用前のインレタ。この中に予定機番が無いので、下一桁のみ変更した。

 このKATOのEF65シリーズ、私は0番台・500番台・1000番台と所持しているが、いつもパーツ取付が少々面倒くさくて、直ぐに整備出来ていない・・。車体関係は特にそう感じないのであるが、特に台車廻りの砂箱関連の取り付けがツラい作業であった。完成して嬉しいのはヘッドマークが内蔵磁石で簡単に変更可能というところ。

 お約束で実車の写真も載せておきたい・・が、選択した機番は撮影したかどうか失念しているので、次項でご紹介する車両の実車写真と同じ年に撮影していたPFである(つまりネガを検索していた際に確かPFと同じネガか近い別ネガにあったはず・・ということでビンゴした)。どちらも選んだ機番1128号に近い個体で上が団臨?で12系を引く1131号(新長田駅)、下がブルトレ「あかつき」の1125号(六甲道駅)である。どちらも1985年撮影。

 

 続いての車両は天賞堂のプラシリーズ。16番スケール鉄道コレクションともいえる構成で走行化や鉄道模型化の場合、別売りのパーツを必要とする、工作派も楽しめるある意味面白いシリーズである。私は事業用車のクモル-クルと今回のクモヤは発売告知時に予約して新品を求めている。クモルは購入後早い段階で走行化したがクモヤは分解して1年近くそのままであった・・。

 このクモヤは時代設定で数種製品化されているが、私は文句なしに「国鉄時代」を選んでいる。近年の姿も嫌いではないが、やはり世代的に「国鉄」なのである・・。

 車番は地元明石電車区に所属している109号にしたが、製品の所属表記「南チタ」は取り敢えずそのまま・・後日「大アカ」インレタが入手出来れば変更予定。余談だが、実車はつい先ごろ廃車回送されたようなことをネットで拝見している。

    インレタ転写後、GMカラーの44番半ツヤを吹いて、インレタを定着させておく。半ツヤ乾燥後別付け屋上機器のプラ質感を消すために屋上配管共々GMカラーの14番(灰色9号)を筆塗りしている。方向幕は普段使わないがこの車両では定番の「回送」を切り出し貼り付けた。なお、牽引用事業用車なので、やはり出場車両などを連結させたく、製品のダミカプラーを片側(パワトラ非取付側)のみTNカプラーに交換している。よくできているプラ製パンタは天賞堂の推奨製品に交換した。余剰となったプラパンタはホビダスの103系キットに転用すべく、ホビダスキットの箱に封入した。元々ホビダス版には例のパンタは未封入ということと、元アリイのキットなので、下手にコストを掛けないで楽しく作るという観点から昇降しなくてもOKという割り切りである。

 ジックリ二日間掛けて完成させた2両。尤もPFはタッチアップは一切していないので、その道のモデラーさんからするとままごと程度の作業に映るであろうが、自身の腕と時間と相談した結果で兎に角楽しく作業できる(出来た)のは良かったと思っている。

 こちらもお約束の実車写真でこの時は突然やって来たので望遠レンズもピンボケであるが、普段見る機会の少ない車両をカメラに収めたことを当時の本人は満足している。この車両、運行番号の表示から「クモヤ145-3」であろう。

 

 この間から拙ブログも模型ネタが続いているが、バス関連のネタも下書きを溜めこんでいるので少しずつドレンコックを引いていく予定(笑)。