本日仕事から帰宅すると大きい段ボールが届いていた。右のラベルでお分かりの様に「蕨市ふるさと納税」返礼品の一つから件のマイクロエース16番103系キットである。元々昨年にマイクロエースからこのキットが復刻されるインフォメーションが出た際はふるさと納税返礼品からのスタート・・・と聞いていたのだが、若干市販品の方が早く出回っていた様だ。
ラベルのアップ。下の可愛いステッカーが一寸嬉しい・・。早速段ボールを開封する。
緩衝剤代わり?の沢山のポスターに囲まれてキットの箱が入っていた。オリジナルの箱流用では無く、大きさも全く異なり蕨市の返礼品用箱なのかも知れないが周囲に化粧紙が巻いてあり、これまたマニア心をくすぐる。カットの写真そのものはオリジナル箱にもラベルに小ぶりに印刷されていたが、これはそれが大きく写ったもの。「H・O」とは表示せずに「1/80スケール」としているのはオリジナル同様。さらに開封を進めていく。
さとふるのHPでも写真は出ていたが、最初からスカイブルー(成形色)に色が付いた車体は好ましい。尤も私は車体のヒケなどを修正後に塗装はするのだが、昔のアリイプラモ時代を彷彿させる。説明書も一部蕨市仕様でステッカーもこのキット専用のバージョン。いつもはこの状態で再度箱に収め、暫し積みプラになるが、今回はさらに開封・・。
ブルーのクハ103-モハ103-モハ102-クハ103の基本4両で上級者向けとはなっているが、プラモ少年なら難なくこなせるキットだ。精度の良い車輪含め内容もオリジナル同様で・・ということは「あのパンタも」付属している。金型が草臥れているのでバリも散見されるが、この辺りも懐かしい・・。
説明書の蕨市仕様部分の抜粋。日本車両蕨支店製の103系も活躍していたことが触れられていた。ということはステッカーに含まれる車番(上画像の図にある車番)が日車なのか・・と思って鉄道誌で調べると、図下段の先頭車2両(Tc103-361・362)は日車製であったが、それ以外は別メーカーであった。まぁこれは致し方なかろう。重箱の隅を・・では無いので誤解無き様・・単純に調べてみたかっただけである・・。
楽しいステッカー。行先には実車にない「蕨」「有井」「北町」など関連が並んでいる。運行番号の方も「MA」とはマイクロエース(MAIKURO・・)の頭文字MAでは無かろうか・・。こういったお遊びはさすがプラモメーカーの血を引いている。私はこの4両は素直にスカイブルーにする予定だが、お遊びの行先表示でも良いかも知れない。笑
最後に現役末期に東西で活躍していたスカイブルー高運転台103系をちょこっと載せておきたい。