前回「1」をお届けしてから、第二陣も何とかパトロール(笑)がヒット、その後営業中が撮れたので「2」をお届けしたい。その前に前回「1」で積み残した第一陣残りの車から・・。

 魚崎車の運用は全く知らないのでいつもぶっつけ本番であるが、ダイヤにはめ込まれてるのかどうかが分からず、見ていてもバラバラな感じもしており、狙い通り来ると嬉しいのであるが、今回も運用開始となってから何度か魚崎車庫エリアで待つもなかなか出会えず、日を変えて定番の六甲道と阪神御影駅北口を外してみると、嬉しいことに読みが当たり、甲南山手系統で194号が、阪神御影駅南口系統で195号と出会えた。しかし南口は引きで撮れる場所が無いので後日仕事帰りに定番六甲道に少しだけ寄り道をした時の物が一番下の195号。ありがたいことに3枚とも時間を掛けることなく、全て到着から30分以内に遭遇し、効率の良い3件であった。これで第一陣の宿題は終わった。

※この項一番下は昨年度の新車で「神戸200か58-59(左)」と今年度の新車「同59-59(右)」と丁度100番違いが揃ったので少々苦しいアングルだが収めてみたもの。

 

○第二陣

 今回も整備点検中のところを門の外からカメラを向けさせて頂いた。先ずは中央南向けの553~555号。以前、市の公式ページで出ていた仕様書の内容から今回は直営配属無しで、特に委託で誕生した「中央南」「清水が丘」向けでも新車発注となり、局番がどうなるのか気にしていた方もおられたが、その仕様書から場所、担当系統の関係でかあっさり中央系/垂水系の枠に納まり、昨年度の中央の続番、553~となっている。いすゞ配置の須磨車庫がなくなってから「~500番台(元いすゞ枠)」は中央しか付番されないのでなかなか進まなかったが、今後中央と南がこの枠となると同時に新車が出ると少しは進むことになった。

 さて、エルガも290シリーズでL尺が無くなり、短い方がN尺になっているが、側面の意匠がアッサリ仕様となると余計に長く見える。Q尺だと逆に気持ち悪く見えるかも?(笑)

 なお、1955年以降の局番体制になってから「550~」はまだ二循目(~549までは初代が大昔に存在し、二代目がP-LV314Kで現行の~549は三代目)、つまり今回は二代目で先代=初代となり今回と同じ局番の553~555の初代はH2年式、最初のU-LV324Kキュービックが付けている。

 こちらは清水が丘向けで727・728号。昨年のラストが723号なので、飛んでいる724~726はこの後に入る予定の松原向け。727・728と言えば、局番だけの話題となるが727・728とも1965年以降の局番体制になってから(1955年変更時の700番台は日野では無く、色々入り乱れた汎用枠で1965年変更時に700番台は日野枠となった)は偶然であろうが西工は一度も当たらず、全て日野標準系車体(初代727=帝國ボディ、二代目727~=全て日野ボディ)に付番されていることが個人的には面白く感じた。今回はもう標準しか無いので必然的に記録更新となるが、これがLVではなくKVだともう一つ面白い現象だったのであるが・・。

 

◇営業開始後

 553号のみ中央南でも受け持つようになった18系統での撮影だが、あとは定番2系統・・それでも1台は「三宮センター街東口止と少し頑張った(笑)。その内入るであろう、66系統でも狙いたい。営業中は出来るだけ行先LEDが切れないように頑張っているが、反面顔ブレも多少あり、ピシッとなっていない写真も多いがお許し頂きたい・・。

 続いて727号。清水が丘車は定番の舞子線では見る機会が少なく、私の活動時間帯の兼ね合いもあるのかも知れないが728号は未だ営業中ではお目に掛かっていない・・。

 最後は魚崎向け196号。前回「1」で少しお伝えした通り、第一陣では到着していなかったのか、シレッと第二陣で登録の先頭に紛れ込んでおり、今回工場で拝むことが出来なかった車。今回の新車で魚崎グループではこの車だけナンバーが飛んでいる形となった。

 余談だがひとつ前の「神戸200か59-67」は阪急バス729号で再登録バケモノナンバーで取得ということを知人から情報を頂いている。第一陣のラストが「神戸200か59-64」であり第二陣が数台開いての登録ゆえ、飛んでいるところは何が登録されているのかも気になる案件である。

 さて、第二陣の営業中未撮影宿題は728号のみであるが、また作戦を変えて攻めてみたい(が、写真撮るだけで無く乗れよ!という声も聞こえてきそうな今日この頃・・)。