カレンダーが関係ない私はGWも関係なく、カレンダーの休日はほぼ仕事であった。尤も子供も大きくなり、部活やバイトで家族で出掛ける・・とことをしなくなったこともあるが、激混みの人混みは苦手なので明けや休みは出掛けることもなく、資料整理や模型製作でノンビリ過ごした。

 

 その整理中、拙ブログでシリーズ化している「ブリキのバスから広がる名神ハイウェイバス」用に画像を纏めていたところ、昨年取り上げる予定ながらすっかり忘れていたネタの画像があったので、1年遅れながらお届けしたい。

 昨年3月のダイヤ改正で和田岬線名物の103系電車が引退、神戸では珍しく大ブームとなったことはまだ記憶に新しい。しかし営業としては引退した103系、まだ車両は残っているようで西明石に留置されているらしい(私はまだ実見していないが・・→この記事をアップ後、程なく吹田へ廃車回送された模様)。

 この和田岬駅、かつてはここから先に造船所まで線路が延びており、神戸市電はそこをオーバークロスしていたことは有名で残る写真も多い。

 またこの区間を走る神戸市バス3系統「吉田町1~名倉町(なぐらちょう)~吉田町1の双方向循環」もラッシュ時には「臨3 和田岬(止り)」という区間運転が昔から多数走っている。

 そこで、この103系最後の時に市バスと絡めた写真も狙うべく、昨年ブームの最中に一度だけチャレンジしたのが以下の写真。

 先ずは「和田岬」表示の市バス。方向幕時代は上記文章内の太い色文字部分がそのイメージで、松原車庫はいつの頃からか枝系統(区間運転や経路違い)にも系統幕に「臨」を併記するようになり、幕マニアでもあった私は嬉しかったものだ。LED化後もしっかり継承されているのが上の画像でお分かりであろう。

 そして、和田岬駅に到着した103系と市バスを絡めた様子。電車は短い折り返し時間ながら、市バスは便が多いのでコラボは我慢しなくてもアッサリ撮れた(笑)。

 只、道路から電車の停止位置が遠いので、少し苦しいコラボなのであるが、鈴なりの撮影者が終焉間近を演出してくれた。強いて言えばバスは黄緑色ノンステオンリーであるが、緑のワンステが欲しかったところである・・。