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 明石市営バスの模型・・と言えば、私はこれを抜きには語れない(笑)。それはもう干支を一回り程したが2011年に製作したプラモである。

 これは同年度に事業廃止の決まった明石市営バスを模型で残そうと奮起したもので、アオシマ製1/32エルガカタログカラーから製作した。

 外観はキットの内容でほぼOKなのであるが、非常口側の最後部窓のみ上下を詰めている。また明石市と言えば写真を見て頂けばお分かりの通り、誠に塗装泣かせのデザインでマスキング地獄であり、上2枚はその様子。

 当時は製作や塗装途中の様子を記録していなかったので、いきなり完成写真となるが、これは明石海峡大橋をバックに撮影した物。同期数台のウチ、ナンバー的にゴロのよい「1789」号を選び、ナンバーはそれにした。

 

 これら一連の写真は先程撮影した物であるが、実車写真からシール化したナンバープレートや明石市章がリアは経年で褪せてしまっていた・・(汗;)。

 なお、私はデジタル音痴なので、ロゴもワードか一太郎だったかの近い書体で作ったものを薄手の透明シールに印刷し貼ったもの。この頃「タトゥーデカール」の存在も知らず、薄手とはいえ、シールなので近くで見ると厚さは隠せないのは残念であるが、致し方ない・・。

 車内も出来る限り実車に合わせたが、座席モケットの意匠は塗装では細かすぎてどうにも表現出来ないのでアッサリ青で塗潰している。

 なお、完成当時某所で開催されたプラモデルコンテストに出品・応募させて頂いた処、ありがたいことに「特別賞」を頂けた。その際展示台にodori-ko様作成のぺーぺー製バス停標柱を添えさせていただき、おかげ様でよいアクセサリとなった。

 なおこの作品、完成当時は青帯が実車より濃く、修正が短期間では困難だったため、やむなくそのまま出品、コンテストから返却後すぐに再びマスキング地獄と闘い、実車のイメージの近いスカイブルー系統に調色した塗料で吹きなおしたのが、前掲の明石大橋海峡前で撮影した写真以下のものである。

 実車1789号は結果的に明石市営最後の新車となったH17年式PJ-KV234L1-J BUS。現車は事業廃止後神姫バスに転籍、7075号になっている。

 最後の写真は明石市営最終日の記念式典終了時に運行された「運行終了記念号」でモデルと同期の一番違い1788号が充当された。

 この1789号の他、同期で採用されていた特別色の135°カラー1792号も製作すべく車体の改造とベースの白色塗装は終えているが、特別色ゆえのまたしてもややこしいマスキングをどうするかでマスキング用下書きラインを入れた状態で数年止まっている。本当は山陽バスに移籍しながらも実車健在の間にツーショットを撮りたかったが、現車は山陽からも引退してしまい、ついに叶わずであった・・。この模型もいつか完成させればご披露したいと思っている。

 本記事はodori-ko様のブログに刺激されて急遽記事化させて頂いた(笑)。