楽しみにしていた神戸市バス新車のラストグループの運用を確認したので、お目に掛けていきたい。

◇パトロール出動するも・・

 某所への回着を確認してから数日に亘り独自調査で登録したことも分かったので、出動したわけであるが今回は私の勤務パターンとうまい具合に合わず、既に工場で作業が大方終わっている様子であった。上は中央向けの左から549・551・552号。

 取り急ぎ柵の外から各車ごとにカメラを向けさせて頂いたのが上の写真。この写真では分かりにくいが、中央車庫向けは新神戸トンネルを通る運用系統があるためにトンネル内で活躍するラジオアンテナが屋根から生えているのが特徴である。また落合向けは出庫を押さえることが出来た。

 上から187~189号の並び。なお、実際はこの順番で出庫していない(番号順に並べ直している)。

 また魚崎向けについては出庫時にも当たらなかったが、所要で出かけた際に回送と遭遇したので、同乗者に撮影を頼み取り急ぎ押さえることが出来た

 時間があれば、先回りして前から押さえたいのはやまやまであるがさすがにそうもいかず、取り急ぎナンバーの分かる状態で撮れていたのでヨシとした(勿論理想は乗降口側斜め前からであるが、全車毎回そううまくいくハズも無く、ナンバー順コレクションの一環でもあるので、個人的には顔だけであろうが、お尻だけであろうが、取り敢えずナンバーが分かる状態で撮れればOK。後日公式側写真をジックリ狙えばよいと考えているので・・)。

 

◇運用開始後

 ○中央向け

 週が明けてボチボチ運用開始しているかと思い、仕事帰りに三宮に出向くと、丁度549号が三宮BTに留まっていたので、足早に向かう。101系統に使用していたのは少々意外であったが、ゆえに付近で引いて撮れる位置も無く3:7の構図になりそうにないので、取り敢えず交差点でドア側から押さえたのが上の写真。下は後日BTで3:7の構図で撮れたもの。551・552は営業後未撮影であるので早いうちに抑えたい。

 

○魚崎向け

 当初、JR六甲道で1時間ほど粘るも第三陣の車がやって来る気配が無かったので、阪神御影へ場所を変えたところ程なく178号がやって来た。38系統に使用中でどうりでJR六甲道にはやって来ないはずだ。また着車から発車まで時間があったこともあり、誰もいない状態で車内写真をパチリと出来た。とはいえ、普段LV290N3以降の車両に乗れているわけでも無いので、車内の仕様変更があっても気が付かないのがツラい処である・・。179号も早いうちに押さえたい。

 

○落合向け

 落合向けも名谷(みょうだに)駅BTへ到着して程なくやって来たのでありがたかった。落合向けも山麓バイパストンネルを通る運用系統を持っているためにラジオアンテナ付き。

 そういえば、かつては車両によって多区間ワンマン機器搭載車と非搭載車が分かれていたがIC乗車券普及以降はその違いに眼を向けることもなくなっている・・。

 

◇転属(オマケ)

 「その2」でも少し触れたが、その後キャッチ出来た車をサクッと・・。

○139号

 前回落合→西神の139号が未撮影、としたがその後無事?捉えることが出来た。140号と共にハイブリッドなので、その表記がワンポイントで入る。

○953号

 元は垂水所属であったが、昨年だったかに落合に転属、今般早くも石屋川に再度動かされた。上は落合時代で65系統運用中の姿。下は石屋川転属後で106系統運用中。何度か石屋川エリアに撮影に赴いているが、この車は都度運用に入っている系統が異なるので予備車の様だ。なお、向かって右側ウィンカー脇に小さく局番ロゴが入っているがこれは垂水車庫所属車の特徴で元々はエルガの顔の局番ロゴがカーブに掛かっているので、事務所側から車に向かう際に何号車かパッと分からないので運転席側正面窓下に小さいながら局番ステッカーを独自に貼り付けた・・と伺っている。その後エルガだけでなく、正面窓ドア側になっているがエアロスターや西工に波及している。つまりこれがあれば元垂水車ということが分かる(但し貼り付け前に既に転属で垂水を出た車は当然その限りではない)。

 

◇経年ワンステもいよいよ秒読みか・・?

 「その2」でも同じようなことを呟いたが、今回の第三陣投入後、見掛ける最古参格のワンステップ車は全てエアロスターでどうやらブルーリボンシティと日デは全滅した模様。

 上から2枚は魚崎車。2枚目で左に新車175号が写っているので(わざと入れた)「新車投入後も残存」の一応の証拠写真となる。下は落合車。

 決して台数的には多く無かったが上の2車種が見られなくなったことは一つの時代が終わった・・ということにもなる。西工はノンステップ車がまだまだ数がいるが、ブルーリボンシティ顔のノンステップ車は4両程度と数える程となってしまった・・。

 

 これで予定されていた2023年度の新車投入は終わりの様である。来年度はどんな新車か今から楽しみにしておきたい。