先日神戸市内中心部で趣味活動をしていると、遠方から仮ナンバーを付けたJPNタクシーがやって来るのを発見。急ぎカメラをスタンバイした。

 仮ナンバーはよく目立つので遠方からでも分かったのだが、私はこの時この車が移籍車両ではないか?とふと思った。

そしてシャッターを切ってから画像を確認するとビンゴであった。側面に「(目黒)」と事業区域?だったか地名が入るのは関東圏のタクシーではお約束で、事業者名も4社カラーの大和タクシーグループと表記されていた。その下にはこの個体の所属していた事業者名と無線番号が記載されていたが、画像は一部加工している。

 10年以上前から神戸のタクシーは東京からの移籍車が多い、と関係者から伺っていたがこうして首都圏の事業者名が残った状態での回送シーンは初めてであった。

外観からだけであるが、マイナーチェンジされた二次型の様でさすが東京、もう二次型を放出している。

 昨今は黒・濃藍のカタログカラーが殆どのJPNゆえ、個体も表記類を一旦全て剥がして、新事業者の意匠を貼るのであろう。

 なお、さすがにLPガスで都内~神戸市内のロングランはガススタンドが東名・名神通じて東京寄りに確か一ヶ所だったので(廃業していたらご容赦)、無給では到達不可ゆえに、出発地からは積車で神戸まで来たのではないだろうか?

 

 この個体がどの事業者に向かったのか定かでないが、神戸仕様のタクシーになってデビューするのが楽しみである。

 

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