奇門遁甲の吉格についてご紹介しています。
今回は丙奇昇殿と丙奇得使についてです。
丙奇昇殿
天盤が丙が南に配置されたときに丙奇昇殿となります。
丙奇の良さが発揮されるのです。
丙奇は金運の象徴
、パワーの象徴
、支配の象徴なのです。
この丙奇昇殿を使うと
積極性が出てきます。
しかし、何も考えず動き出してしまうかもしれません。
上に立ちたいという気持ちが出てきます
。
しかし、実力を伴っていないかもしれません。
ビジネスセンスが身に付きます
。
しかし、お金に物事を換算して考え始めてしまいます
。
比較的簡単に成立する吉格ですが、
地盤の干によっては悪く働くこともあります
。
天盤と地盤の配列が大切だからです。
丙奇昇殿なのですが、
天盤と地盤の配列が悪ければ使用しない方が良いですね
丙奇得使
天盤丙 地盤戊の配列で成立します。
金運向上が一番の効果ですかね・・・
困難な事柄も自らの力で乗り越えるパワーが身に付きます。
丙奇昇殿の上位バージョンで効果はこちらの方が上
天盤と地盤がすでに決まっているので
丙奇昇殿のように悪く働くことは少ないです。
要領がよくなり、強引さがさらに身に付き、
それらの態度がカリスマ的にうまく働くようになるのです
。
よってリーダーとしての資質が備わり、
経営者ならばワンマン社長的存在になります
。
細かいことは気にしなくなり、
豪快さがさらに人々を引き付けていきます
。
よって商売に最適な方位で
それゆえ金運の方位といわれているのです
。
パワーですべてを乗り切る、
強引に物事を進める、
根性で踏ん張り頑張る
しかしですよ、
繊細さが必要な事柄には向かない方位なのです。
目的に応じて使用する
この2つの方位は金運、商売、ビジネスに限って使った方が安全
商売人が金運向上目的で使うのは効果ありだが
サラリーマンや公務員など、
雇われている身分の人は、
この方位を使うと傲慢になりやすく、
えばり散らかしたり、
協調性を欠いて単独プレーをしてしまいやすいです
。
雇われている人がお金を儲けたいのなら
青龍返首などを使い、出世をして給料をアップした方が良いです。
気弱な男性が恋愛で使い、
女性をリードするようになるかというと
そうではなく、
ただ空気が読めない自分勝手な行動に出がちになってしまうのですが・・・
そんな男性を好む女性が世の中にはたくさんいますから
でも、恋愛でこの吉格を使うことはあまりしないです。
目的に応じて吉格を取っていかなければなりません。
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