講演会「膵がんは治りますか?」 | 青葉の会のブログ

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 おはようございます & こんにちは or こんばんは

 

「青葉の会」発足10周年記念講演会をイオンホールで

開催しました。

 

 講師は慶應義塾大学病院准教授の

北郷 実(きたごう みのる)先生。

 

 膵がんは治りにくいのはなぜか。そもそも見つかりにくいから

症例が少ない。

 症例が少ないから中々研究もはかどらない。

 使える抗がん剤もずっと少ないそうです。

 

 早期発見とはいってもステージ1で見つかるのはごくわずか、

しかも1でも5年生存率は60パーセントとか

(2000年データ)

 

 調子が悪くなって見つかったときはたいがいステージ4で

手術可能はステージ2abまで

 

 では、早期発見はどうすれば・・・

 遺伝性(家族性)を調べることだそうです。

 

 家族性とは、家族歴。

 第1近親者 親・兄弟姉妹・こどもの中に2人以上 

罹患者がいたら1年に1回は検査をするのがよいでしょう。

 

 そこで質問タイムに出た質問

「夫が膵がんで亡くなり、子供は6年生の男子と高校1年生の女子、何歳から検査をすればいいでしょうか?」

「女子は乳がん・卵巣がんのリスクを考えて20代、男子は30歳くらいからでいいでしょう」

 

 その他のいくつかの質問にも先生は明確に答えて下さり、

参加された方に「来て良かった」と 思っていただけた(かな?)

 

 昼頃突然の雪! にも拘わらず130名以上の方に

集まっていただきました。

 空席が目立って内心(こんなもんか)と思っていたら、開演時間ぎりぎりにドドドっと席がうまって、スタッフは

 安堵、安ど、& にっこり飛び出すハート (Ⅿ・Ⅿ)