超有名漫画家、鳥山明さんが2024年3月1日、急性硬膜下血腫で亡くなっていたそうです…。
あまりにも衝撃でした。
※鳥山先生の写真って、あまり無いですよね
最近私は祖母を亡くしましたが、その祖母より〇十歳も若い68歳での逝去。
盟友だと思われる野沢雅子さん(87)より先に亡くなるとは…。
ドクタースランプとドラゴンボールですが、私はドクタースランプはほとんど観たことはありません。語れるのはドラゴンボールだけ。
あの当時、老若男女問わずドラゴンボール(Z)のアニメを観ていました。私もその一人でした。寧ろその段階では漫画は読んだことありませんでした…アニメだけです。
原作を読んでいなかったので、テンポの悪さも特に気になりませんでした(苦笑)パワーを溜めるだけで終わったり、移動だけで終わったり。
近年は漫画家として半ば引退状態でした。
主にイラストや監修が主だったと思います。
ドラゴンボールの連載終了後、鳥山先生の「ドラゴンボールは自分の中ではもう完全に終わっている」発言をジャンプで目にし、もう関わりたくない感がヒシヒシと感じられました。
集英社はドラゴンボールという超人気コンテンツを捨てるはずもなく、連載終了後にドラゴンボールGTなるアニメも始まりました。私はドラゴンボールGTに鳥山先生が関わっていないと知り、失礼ながら悟空がスーパーサイヤ人になったタイミング位で観るのをやめてしまいました(最終回だけは観ました)。
恐らく人生でドラゴンボールばかり求められ、このままでは人生がドラゴンボールに埋め尽くされる危機感があったのだと思われます。同じようなケースで藤子・F・不二雄先生も「短編を書いても感想があまり来ない。ドラえもんばかり欲される」と口にしていたことをインタビューで読んだことがあります。
代表作すぎるが故にそればかりが求められると、新しいものを生み出したいクリエーターからすると寂しいはず。
そんな鳥山先生に転機が訪れます。
アメリカの原作自体よく知らない監督によって作られた怪作「ドラゴンボールエヴォリューション」の惨状を目の当たりにした鳥山先生。
自身の作品の名前が使われ好き放題食い散らかされた憤りは、やがて枯れていたドラゴンボール魂に再び火を点け、映画や漫画にまた関わるようになってくれました。
この件は私が知る限りは明言はされていませんが、まあ多分間違いないと思います。鳥山先生ドラゴンボール復帰第一弾の映画「神と神」のパンフに「『たぶんダメだろうな』と予想していたら本当にダメだった某国の実写映画と大違いです。」と載っていました。結構敵意剝き出しでしたね。
しかし…これからどうなるんでしょうね?
私も新刊発行の際には買っているとよたろう先生の「ドラゴンボール超」の監修、終了済みのアニメのドラゴンボール超にはまだ未知なる第1宇宙、第5宇宙、第8宇宙、第12宇宙もありますし、映画も「スーパーヒーロー」で終わりになってしまうのか?
今年の秋には新アニメ「ドラゴンボール DAIMA」も始まるそうじゃないですか。こちらにもガッツリ関わっています。
「サンドランド」も新展開だそうですし、ドラゴンクエスト 12のイラストもまだっぽいです…。
いやーまだ全然道半ばじゃないですか…。
まだまだ亡くなる歳じゃなかったのに。
非常に残念です。
ご冥福を祈ります。