※本当はこっちのが先に出来てたんですが、HEATH氏の死から後回しにしました。
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Jayよ、お前もか!
今年の7月に1stアルバムからのメンバーだったGraigが辞め、古参ファンの間で衝撃が走りました。あのインテリ系トゲトゲ頭がもう見られなくなる悲しさ!
そして今回は故Joey Jordisonの替わりにドラマーとして加入したJay Weinbergが突然の脱退。
Jayが10年も在籍していた事実に驚きです。
10年ですよ、もう10年。
バンドに愛着は無いのか?と問いただしたい気持ちと、途中から加入したメンバーにそれを強く求めてもなんて達観した気持ちで揺れています。
少し前のIn Flamesもドラマー直ぐに辞めて「今誰が正式なドラマーなの?」状態でした。
まあ途中から入るメンバーはビジネスライクであまりそのバンドに興味の無い方も居たりします。嫌になりゃ辞めますよね。
その点Jayは「スリップノットの音楽に出会って俺は音楽を探求し始めて、ドラムに夢中になっていったんだ。14歳のとき”なぜ自分がドラムを叩くことが好きなのか”がわかったんだけど、ミュージシャンになるための道筋を見出せたのは間違いなくスリップノットのおかげだよ」なんてことも口にしていて、子供の頃からファンであることを公言している方でした。
別の事がやりたくなったんでしょうか?
それならSlipknotのような成功したバンドで活動をこなしつつ、別のバンドと平行して続ける道は無かったんでしょうか。
Metallicaのように課外活動禁止のバンドもありますが、SlipknotはCoreyもShownも課外活動していますので問題は無いはずです。
私はショックというか、Jayのように自身の稀有なポジションを捨てることのできる人達って、一体どういう思考をしているのかちょっと理解が難しくてですね。
勿体無いとしか思えないです。超大手の会社に中途入社出来たのに退職ですよ。私なら出来ませんわ。しがみ付きます。自分に自信無いし。
Jayも続ける手はあったと思いますが、Slipknotに時間使うより他にもっと専念すべき物事が出来たのだと思います。
いざという時に自分のやりたいことを優先して現状の栄光を失うことを躊躇わない強い心を持つことはとても真似できません。Dragonforce辞めたFrédéric Leclercqや復帰したけどDream Theaterの Mike Portnoyとか(苦笑)...いや、Portnoyは上手くいったらもっと人気者になれたのか。
また多少自分のスタイルと違っても、憧れの存在の一員になったら自分を抑えてでも続ける道も当然あったりしますよね。
同じく大御所バンドに途中加入したJudas PriestのScott Travisは明らかに技量を持て余していましたが、全然辞める気配はありませんしアニメタルUSAなんて課外活動にも参加していました。
恐らくScottの技量は多分もっと激しい音楽をプレイするために身に付けたものだと思われます。そこに寝耳に水な程の憧れのビックアーティストから声が掛かったわけですよ。多少は自身のスタイルから逸れても一員であり続ける道を選んでいます。
去るのも勇気だし、留まるのも勇気。
何がベストの道だったかなんて、将来に確定する結果を見るまで分かりませんからね。
以上、全部所詮は私の憶測です。
もしかしたら脱退理由が家族に具合が悪い方がいるとか、音楽的な要素とはまた違った世界の話かもしれませんし。
本人が辞めたいなら覆らないでしょう。
とかブータレつつ、Mike Manginiのことを急に思い出しました。Dream Theaterに本気で入りたい旨をドキュメンタリーで吐露していましたし、数多の凄腕達を抑えて合格しました。
それなのに大人の事情で脱退です。Manginiにアティチュードの問題があったとは考えられないので、シンプルに解雇だと思います。辞めたいとも思って無かったろうに、Portnoyがメンバーとズカズカと親睦を深めていき居づらくなったのなら残酷だわ。
私も最近新入社員と交代で現場の解雇が決定したので...悔しさは理解出来ますよ。
JayもManginiも途中から加入したが故の我の出し辛さを多かれ少なかれ感じていたはず。特に両名共に前任者が超個性的なプレイ/作曲スタイルなので尚更。
この際、フリーランスになったManginiがSlipknotに入ってみては?
ドラミングのスピードに関しては更に上がるので、「Scissors」の後半のドラムを片手でやっちゃったりして。
表面上は理性的に振る舞っていても、心の内に秘めたドリムシへの復讐心から我を出しまくりなアグレッシブなドラミングを展開する可能性はゼロではありません!!
...ジャンルというか類する世界が違うので有り得ないですけどね...。
ありがとうございました。お疲れ様でした。
Slipknotよ、メンバーを自由に入れ替えるAKBグループのようなやり方は止めて下さいな。
以下追記 in 2023/11/14
2日前に別の記事が出来てた。
なんと離脱ではなく解雇だそうです...。
何故だ。キャラクターは兎も角、技術的にはきっちりとJoeyの穴を埋めていたのに...。
解雇前に電話が来たそうで、その理由が「創造的な決断」という分かるようでよく分からん。もっとインプットが出来る人に交代させるなんて理由か?
https://amass.jp/171091/?fbclid=IwAR1nlMsqVeFDMd-TbwLUsiJq5py4pN9pJQsTy7kzfgDbCVdB-n6qQXUEVSA
しかもMike Portnoyからも励ましが来たらしいです。復帰したからか、随分余裕じゃないですか、Portnoy(苦笑)
https://www.barks.jp/news/?id=1000241872
もっと激速痙攣ドラマーを加入させるんでしょうか?デスやブラックじゃないんだから、そこまでエクストリームなドラマーである必要は無いですよね。
んー、Slipknotの考えが分からない。
亡くなったり、病気だったり、謀反を起こしたりしたから解雇されたわけじゃないんです。
なーんか、今のSlipknotはちょっと雰囲気良くなさそうな気がしてきます。