流行りにのってみました。

めちゃめちゃ大ヒットしているそうです。知り合いの知り合いに2回観に行った人も居るそうです。ももクロの映画「幕が上がる」を見に行った時には前の席に座っている人が5回目だと言っていたので、まだ少ない方なのかも、2回って。

今の事態、空前の大ヒットの影には必ずCD複数買に倣った「複数観」があります。5回どころでは済まない人も存在するでしょう。熱心なファンに作られた虚像の栄光なんて…。フッ。観に行く前から悲観的なものの見方ばかりしていました。

正直に言うと、あまり期待してなかった。
ちょっと舐めてました。

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御覧の通りアニメ映画です。アニメを映画館に見に行ったのは2008年のヱヴァンゲリヲン 破以来かもしれません。その前が2003年のドラえもん「不思議風使い」か。

わたくし自宅警備員ですが、根っからの三次元人間でして、萌アニメ等がちょっと苦手です。絵だけなら大丈夫ですが、もう狙いすましたかのようにグリグリあざとく動いたり、現実世界では考えられないキュンキュンボイスが合わさると背筋が凍ってしまう体質です。

12~3年前に人気だった深夜アニメ 涼宮ハ○ヒのオープニングを見ただけで許容量を大きく超えてチャンネルを変えてしまいました。深夜アニメは難易度が高く、ドラえもんやドラゴンボール超等くらいのお子様レベルが適正のようです。

今回メイン声優が純正の声優さんではなく、俳優さんだと知って一安心。神木氏?るろうに剣心の瀬田宗二郎を演じていた人です(だよね?)。絵柄も、萌でもないので大丈夫。

感想なんですが、映画観るたびに全力で内容を記載することにほとほと疲れてしまったので、物凄くザックリで今後は行くことにします。ザックリ第一号。誰も読んでいないかもしれないものは減力です!さらに記憶の風化も順調に進んでいますよぉ!!!!


完全ネタバレ。






























【乾燥】
主人公らしき女性が起きた途端…



う、また事細かに記そうとしていた。
超早送り。

君の名は。
Your name.

朝か夜、電車内で英語を1日5分間勉強している私からしたら、これはYour name isなんじゃないかと野暮なことを思ったり。それだと文型がおかしくなるんですが、『は』の部分がないと。知ったかなんで違ったすみません。

主題歌はバンプオブチキン。と思ったらRadwinps。


主人公男タキくんと主人公女ミツハの二人が寝ている間だけ入れ替わるお話です。ミツハはコミュ力が高く、タキと入れ替わっている間にアルバイト先の先輩と仲良くなります。その先輩はバイト先のマドンナ。もう見るからに私の苦手なタイプです。

タキはミツハと入れ替わっている間のエピソードは忘れました。

米を噛んでそれを徳利らしきものに居れ、奉納するお祭りがどっかのタイミングでありました。タキはミツハと入れ替わっている時、御神体にその徳利を奉納しました。ミツハは神社の子です。タキは父子家庭の様子。共通するのは、二人とも母親が居ないこと。

タキ(inミツハ)のコミュ力でタキ(inタキ)はマドンナとデートすることになります。しかしタキのコミュ力はたかが知れていて、デート自体あまり良い結果にならなかったそうです。会話が続かないか。安心しな、俺は今でも続かなくて困ってるぜ。


まあこの辺りまではありきたりです。
突如、入れ替わりが起きなくなります。

気になったタキは単身、自分の記憶を頼りに書いた絵でミツハに会いに行きます。無謀すぎます。途中、友人とマドンナとなぜか合流し、 県へゴー。1日確認しても全く手がかりが無かったものの、ラーメン屋で手がかりをゲット。ついでにその村が3年前に隕石をゲットしていたことも判明。

なんとミツハの住んでいた地域は隕石に吹っ飛ばされ、500人の死者が出た大惨事が3年前に起こっていたのです。てことは3年の時間ズレがあった。そりゃ電話しても繋がらないわけです。皆亡くなっていたので。


タキ落胆。

が、御神体の存在を思い出し、そこに行ってみると例の徳利がありました。それを飲んで3年前の隕石が落ちる日にミツハとして戻ります。隕石が落ちるから皆避難しろ!と行動しますが、誰も信じない。そりゃそうだ。

友人の1人が爆薬で発電所を吹っ飛ばそうとファンキーなアイデアを考える。停電したらもう1人の友人が有線で被害の及ばなかった高校の校庭に皆を避難するよう誘導すると、権力者(大人)の顔色を伺って育った私からしたらこの子らの大胆さが凄く見える。もしその大胆さが私にあれば…。不良にすらなれなかった私の悲しい過去を思い出す。まあどうでもいいか。

理由は忘れましたが、上手くいかないミツハ(inタキ)は、もしかしたら御神体の場所にミツハ本体が居るのではと考えました。友人から自転車を奪い、御神体へ。

時を同じくして3年後の世界というか現在でタキ(inミツハ)が目覚めます。隕石で町が吹っ飛んだ有様を見て驚愕します。

よく覚えていませんが、1日のうちほんの少しだけなんかが繋がるみたいな現象で二人がようやく出会えます。お互いの名前を忘れないようにとタキがミツハの手に名前を書きます。ミツハがタキの手に名前を書こうとしたら時間切れでタキが現在へ、ミツハが3年前に。名前も勿論忘れます。悲しいですね。

そっからミツハさん、奔走します。このあたりの描写が応援したくてたまらない!がんばれ、がんばれ!誰だアニメが苦手なんて言って敬遠してたやつは!ああん!? あ、おれか・・・状態ですよ。海底鬼岩城のジャイアンじゃん。

インフラの整っていない悪路でミツハさん、派手にコケます。手のひらを見ると「すきだ」と書かれていました。それじゃ名前わかんねーだろ!と突っ込みつつも、もう一度立ち上がります。その青春の10分の1でも昔の俺に分けてくれ!!


確か町長である親父のところに行き、村人全員を避難させるように、現代へ。


現代ではミツハの居た村は予定通り隕石でふっとんだものの、皆夜に避難訓練していたことになっていて、ほとんど被害者がいないことになっていました。未来、変えちゃいました。

タキはもうその出来事自体、夢のようにおぼろげにそんなことがあったかも状態。友人も就職先が決まり、マドンナも結婚していて、皆順風満帆。タキのいたカフェにふとミツハの友人カップルがいました。未来が変わったのです。生きていても不思議ではありません。

あの二人は出会わんのかなー。

いや、きちんと出会うことが出来ました。お互いおぼろげな記憶しかないわけですが・・・、あんまりこんな感情的なこと書いていると自分で恥ずかしくなってくるので、ウルトラスペシャルハッピーエンドで良かった良かった。


【総評】

舐めてました。

とても面白かった。
正直上の感想はめちゃくちゃ簡略化していますし、読み直していないのでメチャメチャな気もします。もし気になった方が居たら劇場ないしはDVD・Blu-rayで御覧下さい。私自身の記憶も風化しまくりなので、全然当てにならないです。

自分と異なったフィールドのものを拒絶してしまうのは私のとても悪い癖です。これを機に世間の流れや風潮・流行を敏感に自分に取り入れていけば、もっと今までと違った自分を開拓していけるのではないでしょうか?

友人が「ガールズパンツァー」というアニメ映画を3回も観に行ったといっていました。「あれは絵柄は萌だけど、内容はスラムダンクなんだよ!」と大声で主張していました。なるほど、確かに絵柄がちょっと苦手なんですが、変な偏見を無くそうと誓ったばかりです。

どうするか?


よしッ!行かんッ!
ダメじゃん・・・。