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どうも、貧困ゲーマー枯林です。

実写ゲームのクローズドナイトメア(CLOSED NIGHTMARE)なるPS4ゲームをプレイしてみたので、折角なので感想を上げます。



常日頃から実写版サウンドノベルに対して常にアンテナを張っているわけですが、いかんせん市場に出回る作品数自体がとても少ないです。もっと作る企業さんが増えて欲しい今日この頃。応援しています!


で、

個人的な感覚ですが、実写はとても敷居が高いです。プレイヤーも、作り手もです。かつてチュンソフト社が「街」をリリースした際、当時の知人がこう言っていました。

「実写だと役者に対するイメージがあるから、先入観があってプレイにのめり込めない」

芸能人やら俳優やら全く興味が無かった(今もさしてない)当時の私からしたら全然のめり込めない理由にはならんだろうがぁぁ!!!!と凄んではみたものの、仲間由紀恵が貞子を演じたリングゼロを観た瞬間から「初代リングの貞子はこの人だったんだな」と怖さが半減以下になってしまった真理を体感した身としては、強ち彼の言っていたことも間違っていなかったのかなと信念が揺らいでしまった瞬間がありました。

恐らくですが、実写ゲームは俳優に対する思い込みが影響するのは事実であり、大きな弱点と言えます。モデルとなった人物に対するイメージ。それを乗り越え、フラットな気持ちでプレイすることは難しいことなのでしょう。

作り手としても撮影に時間は掛かるわ、急遽シーンを足そうとしても無理だわ、つまりイバラの道です。もうサウンドノベル自体流行る時代でも無いですし、初期投資の掛かる実写は真っ先に選択肢から外れるのは真っ当な思考と言えます。イバラの道どころか有刺鉄線の道ですね。

とは言え、望んでしまう心は止められないです。これに懲りず、また実写サウンドノベルを作って下さいな。



にしてもエラく久しぶりにゲーム買った気がします。前回買ったゲームが...バイオハザード7...⁉︎




え、ええ!?

バイオ7って2017年1月?2年以上ぶりにゲーム買ったの!?昔はあれだけ年がら年中ゲームやってたのに、大人になったのか...。もはや趣味と呼べるレベルではなくなった気がして、自分のアイデンティティが一つ欠けた感覚ですな...。どうも最近現代劇やリアリティを求め、空想や物語を避ける傾向にあります。

以下行間空けます




















【シナリオと感想】
主人公、上代 真莉亜さんが唐突に部屋で目を覚ますところから話は始まります。

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上代さんには記憶が無く、何故か左手の感覚もありません。

突然スマホに「千鶴」なる人物から電話が掛かってきます。掛かっては来るのに、なぜか掛けることはできません。110当番することを諦め部屋の外に出ると、何の変哲も無い雑居ビルの廊下に出ます。そこから妙な殺人鬼に絡まれたり、変な仮面を被った人(?)と出会ったり、謎のカードを使って階移動をします。探索型のノベルゲームって斬新です。自分が知らないだけかも知りませんが。また実写ムービーが流れると少々チープに見えてしまうのはご愛嬌。

ある部屋で、コミュニケーションの取れる人物と出会います。正確には人物の精神。感覚の無い左腕が勝手に動き始め、主人公とメモ帳を介して文字で会話をします。左腕の人格は八木仁美さん。八木さんは襲い掛かるわけでもなく、脱出しようとする主人公を手伝おうとします。要するに、主人公上代は左腕以外、左腕は八木さんの意識が宿っている状態です。訳がわかりません。


今度は生身の人間と出会います。

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銀城瑛翔さん。彼も記憶喪失状態。この方が見た通りの優男で良い人です。が、左腕の八木さんは知らない男が苦手だから関わらないでと訴えます。今思えば、八木さんの動物的勘だったのかもしれません。

この銀城さんと脱出を試みようとするわけです。そこでさらに八木純さんなる2人目の生身人間と出会います。

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イケイケ(死語)なルックスで、主人公を自分の妻と間違えます。主人公は八木仁美さんの体を借りていて、間違えても仕方なし。

そこから一悶着あり、3人で探索していると例の殺人鬼が襲ってくるわけですが、銀城さんの活躍でなんとか倒します。その際、主人公は銀城さんに殺されていたことを思い出します。もう一度書きますが、主人公はすでに亡くなっていたのでした。

急展開です。全く想像していませんでした。

銀城さん、まさかの大量殺人犯でした。記憶のない本人は当然否定。スマホから声が出てくる千鶴さん曰く、銀城さんを殺害すれば主人公は生き返れるとか...なかなか無茶苦茶な注文をしてきます。

その後、千鶴さんは主人公のお子さんであったことが判明。産まれる前に主人公と共に亡くなった子。再度この空間が現実のようで現実でない奇妙な空間であることがわかります。

何とか千鶴さんを成仏させ、あとは脱出するだけになった際、銀城さんが本性を表します。「敵がわからないうちは記憶を失ったふりをして様子を伺っていた」という銀城さん、中々の策士です。ここからは銀城さんの1人舞台で、素晴らしいガイキチぶりを惜しげも無く披露してくれます。間違いなくこのゲームのハイライトと言えるでしょう!

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そのキラー銀城さんもナタでクビチョンパになってしまう衝撃の退場劇を見事に演出します。最後の最後まで魅せる漢でした。


キラー銀城さん亡き今、もはや長居は無用。仁美さんの身体から主人公を引き剥がす方法を探ります。どうも今回の一連の騒動は「反魂の儀」なる亡くなった人間の魂を復活させる儀式の上に物語が成り立っています。念の為上記のワードで検索してみたものの有益な情報は無かったため、ゲームオリジナルの儀である模様。どことなく現実味がありそうな予感がしていたのですが、残念...。

主人公は無事(?)天に召され、純さんと仁美さんは2人で生還。気が付いたのは病院のベッドの上。後日談として、銀城さんのお家の庭で大量の遺体が発見されたそうです。


【まとめ】
購入前は廊下を彷徨く殺人鬼が一体何を意味するのか全く不明で、訳の分からないゲームとばかり思っていたらキチンとどれもこれも繋がっていました。ごめんなさい。

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また探索型なので選択が多そうに見えて一本道なので、特に迷うこともありません。なんせ間違えたらバッドエンドなので(汗)

登場人物紹介ページはスペースに対して人物が少なくて、どれくらい増えるんだろうと期待していたら、ほとんど増えませんでした。もうちょい頑張って欲しかった。


○良かった点
・シナリオ
ストーリーはとても好きな感じ。家族の繋がりを良くも悪くも前面に押し出し、まとめ方も良いです。仮面の人達が大して説明も無く、不気味な雰囲気が私的にはポイント高かった。

・謎解きゲーム
昨今都市部によくある謎解きゲームに似通った内容。簡単なものから、ちょっと考えなければいけないものまで多種多用。

・銀城さん
まあこの人が最高。狂っていて素晴らしい。


●悪かった点
・短い
分岐であと2〜3個シナリオが欲しかった。銀城さんの記憶喪失が真実で、良い人のまま話が進むトータルリコール的なシナリオとか出来そうじゃないですか。

・ホラーゲーム感が薄め
うーん。シナリオより演出で怖がらせる系。

・バッドエンドが雑。
エンディングを全て見る主義の私はバッドエンドも網羅しました。「りんごりんごりんご!」は流石に適当過ぎます。




◉オマケ

暇なので、ついでに過去プレイしたサウンドノベルを記してみる。基本実写またはそれに近いものばかりです。評価は

☆一つ...うーん、無理にやらなくていいです
☆二つ...機会があればやってみて下さい
☆三つ...やりましょ!なるべくやりましょ!
☆四つ...是非やりましょ!是非!
☆五つ...今すぐやりましょ!今すぐにッ!


弟切草 (1992)
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☆☆
サウンドノベルというジャンルの歴史の始まり。「怖過ぎる」そう友人が言っていたものの、怖いよりも途中でいきなり話が変わって矛盾が生まれるシステムに納得いかなかった覚えがあります。


かまいたちの夜 (1994)
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☆☆☆☆☆
サウンドノベルの金字塔。日常的なペンションが突如殺人現場に変わるクローズドミステリー。当時プレイしていた友人達は恐怖のあまり一人でトイレに行けなくなり、目を瞑る必要のあるシャンプー時に「○○に殺される!」と洗髪が不可能になったとか。いやまあ、私もそうなったんですけどね。多数に渡るシナリオはどれも鮮明に思い出せます。2019年現在でも完成度の高さで比肩する作品は少ないです(多分)。


夜光虫 (1995)
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☆★
かまいたちの夜の続編気分でやったら酷い目に会いました。会社自体違うのも確認していなかった。当時はかまいたちを基準にプレイしていたので、どうしても低評価になりがちでしたが、去年の年末辺りに再びプレイした際にはきっちりと緊迫感・恐怖感を味わえました。思うに、主人公が船長なのが微妙。大抵は乗客か一般乗組員にされると思われます。ボリュームも足りません。


魔女達の眠り(1995)
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☆☆★
赤川次郎シリーズ第1弾。元々はSFでリリースされたものの、後にPSに移植されます。私がプレイしたのはPS版。内容はあまり覚えていませんが、村人全員に追い回されるシーンは恐怖でした。


学校であった怖い話(S) (1995)
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☆☆☆☆☆
間違いなく私のゲーム人生の中でぶっちぎりの生涯プレイ時間を誇ります。正直、今でも思い出したかのようにチョコパイかラーメンスナック片手にやる程のヘヴィユーザー。

SFの時点で凄まじいテキスト量であったのに、PSでは更に主人公の性別追加でシナリオ数が増加。当時攻略本無しでの網羅は不可能でした。その攻略本も、とあるエンドが抜けていた始末。

風間さんの話は、初めはいいですが何度もプレイしていると「もういいから、こんなの収録するくらいならまともな怖い話を入れてくれ!」になってしまったのは果たして私だけでしょうか?うーん、風間さん人気あるからな。やっぱ私だけかも(汗)


晦 (1996)
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☆☆☆☆★
舞台は学校であった怖い話と共通世界。やることは同じですが、雰囲気が"怖い話"というより"不思議な話"で纏められており、これをどう取るかで評価が変わってきます。

登場人物もキャラが立っていてとても良い。私は哲夫がお気に入りです。笑い声のSEが付く話もあったらしいですが、中止になって良かった。引き続き風間さんが登場しますが、初めはいいんですが徐々に「もういいから以下略。


黒の十三 (1996)
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☆☆★
酷い作品ですが、不思議な中毒性があります。まず何が酷いかというと、分岐が全て即バッドエンド...。バッドエンド後に本を拷問する要らないCGが入り、長くてイライラします。

それでも「羽音」はなぜか有名ですし、初めに「仮面」をプレイして「外したわこのゲーム!」感を見事に払拭してくれた「運命の扉」はお気に入りです。あと唯一「彼女の図書館」もちょっとウルッときます。最後のシナリオがブッチギリにつまらないのですが、あろうことか監修した綾辻行人本人の作品でした。小説を流用するにしても、もっと他にあったでしょうが!


夜想曲 (1997)
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☆☆☆
魔女達の眠りに次ぐ赤川次郎シリーズ第2弾。冒頭の女性の絵がどアップで悲鳴をあげるシーンでビビりの私は心が折れ、暫く寝かせたのも良い思い出です。きちんと攻略本片手に(邪道)全網羅しました。


古伝降霊術 百物語 (1997)
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☆☆☆★
〜ほんとにあった怖い話〜だそうです。実際に投稿者のイニシャル名と出身地が明記されていますね。本当のことなのか、このゲームに投稿された方に一度くらいお会い出来たらいいんですけど。

でこのゲーム。怖い話が最大10分位〜1分で終わる多種多用な話が収録されています。何話かに1回は稲川淳二が自ら語ります。これがまた良くて、ただ語るだけではなく稲川淳二が現地に赴いたような画像が使われており、臨場感もあります。グラフィックこそ当時のクオリティなのでショボい部分ですが、探索で画面を動かすシーン以外はどれもこれも画像の荒さを逆に武器にした無印学怖を彷彿とさせる雰囲気があります。

続編が出て欲しいですね。


街 (1998)
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☆☆☆☆☆
頭が沸騰する程に面白すぎた。バッドエンドまできちんと作り込んであるので、全部見るのが楽しくて仕方ありませんでした。ただ一度やり尽くしてしまうとやり込み要素があまり無い分、長期的な楽しさはかまいたちや学怖に譲るかもしれません。その分瞬間最大出力ではこちらの方が上かも。

名の知れた俳優が出ていて、それが偏見を生み出してしまうという意見がありますが、私的にはどうでもいいことでした。


最終電車 (1998)
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☆☆☆
リアルタイムでは名前を聞いた程度ですが、何年か後に安く買ってみた。閉じ込められた電車での話で、メインの登場人物がサラリーマン(主人公)、教師(ヒロイン)、コナン的知能派小学生、傘が武器の酔っ払い、荒めな女子高生、軍隊マッチョカレー好き男と一昔前のテンプレ編成。

シナリオは結構な種類があり、プレイしごたえはあります。と書いていてメインと戦隊物と電車乗っ取りの3つしかない思い出せないのが残念。続編があり、入手済みですが冒頭しかプレイしておりません。主人公とヒロインが付き合ってなかったことがちょっとショック。


夜想曲2 (1998)
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☆☆☆
タイトルの通り夜想曲第2弾。新機能を搭載させたものの、あまり活かせてなかった記憶があります。きちんと攻略本片手に(邪道)全網羅しました。


The サウンドノベル (2000)
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☆★
パンドラボックスを捨てた飯島氏を見返すために作られたと言われる本作は、一部で「晦」の悲鳴を流用していたりします。スタッフもパンドラボックスの方々です。が、内容は...あまり褒められたものではないですね。


かまいたちの夜2 (2002)
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☆☆☆☆
超名作かまいたちの夜第2弾。プラットフォームをPS2に移し更なるパワーアップを予感させるものの、ものの数分で前作をゲームの中の出来事にしてしまう離れ業をやってのけます。いくら前作のキャラクターを出すために考えた苦肉の策とは言え、これは思い切りがよすぎ。

メインストーリーがいわく付きの館に行く"名探偵コナン"的展開で、犯人も「変装した○○」なのも酷すぎます。それやり出したら何でもありになってしまうじゃないですか!ただその他の「陰陽編」や「底蟲村編」等のサブシナリオが良くできていて完成が底上げされた感があります。

恐怖感より嫌悪感で勝負していて、前作とは感触が違いますが総合的にはかなり楽しめました。


月の光 ~沈める鐘の殺人~ (2002)
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☆☆☆★
ゲームプレイ後に原作も読了。正規エンドが原作と違いハッピーエンドで私も少し救われました。世界観も赤川次郎氏なので取っ付きやすいと思います。人里離れた山奥にある全寮制の女学校に訪れた主人公という今でこそありふれたようなシチュエーションですが、作品全体の雰囲気は好きでした。


歸らずの森 (2002)
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友人を探しに恐怖の館に向かうストーリー。ぶっちゃけ、攻略法無しでクリア不可。制限時間があり、それを超えるとゲームオーバー。終わり方は多分3つあり、友人を助けてクリア、友人を助けれずクリア、全員死ぬゲームオーバー。私の初回プレイは助けに行った友人は既に生き絶えていて、主人公達も体力の限界を迎えゲームオーバー...。全然時間が足りず、2回目は攻略法を見てやってしまいました。友人も助け、主人公達も無事脱出。したのに特にエンディングも無くあっさり終了。いつかは攻略法を見ずにクリアしたいものです。そのいつかがいつ来るかは神のみぞ知る。多分来ない。


The 呪いのゲーム (2002)
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☆☆
貴重な実写サウンドノベル。クリア後にドラマ仕立てにしたバッドエンドシナリオのムービーを観れます。なぜバッドエンドシナリオをドラマ化したのかは不明。

シナリオは普通ですが、鬼みたいのが迫ってくる絵には恐怖を感じたことを覚えています。これに懲りずに、こういう作品が増えると嬉しい限りです。


かまいたちの夜×3 (2006)
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☆☆☆★
これまでの1と2のメインルートと2の後日談オリジナルシナリオを納めたお特番...に見えるものの、コアなファンからしたら1と2のメインルートは全く要りません。両方とも持ってますがな。これやるならオリジナルシナリオの「ある部分」を反映したものに直して欲しかった。

オリジナルシナリオはシステムも内容も凝っていてかなり楽しめます。前作で死者の出ないエンドが無かったため、意識してハッピーな終わり方にしたそうです。命の誕生で完。ちなみにピンクのシナリオには悪い意味でひっくり返りました。


四八(仮) (2007)
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☆★
言わずと知れたサウンドノベル業界が最も闇に葬り去りたいであろう伝説的クソゲー。

観光案内・訳の分からない話・昔話が大半を占め、学校であった怖い話の再来を期待したファンからは非難轟々。当時の私も何かの笑えないギャグなのかと脳がフリーズしたものです。ゲーム自体もフリーズします。遊んでいくうちに、あれ、この作品ってこれだけじゃないよね...そう信じていたのですが、本当にこれだけでしたぁー!と飯島多紀哉氏の高笑いが聞こえてきそうです。「自分は開発にはノータッチ」の姿勢を貫き通しておりますが、開発云々ではなくシナリオ自体に多大な問題があります。

リアルタイムでプレイしていた時は怒りすら感じた瞬間があったのに、なぜか不思議な中毒性に誘われ無性にプレイしたくなります。そしてします。俺の無駄にしてしまった時間を返してくれ...。


忌火起草 (2007)
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☆★
世間評価は置いておき、セリフがボイスで出力され、文字表示されないことに拒否反応が酷かったです。メインルートを適当にプレイして友人にあげてしまいました。切り替え機能を付けて欲しかった...(涙)今でも切実に望んでいます。ボイスオンリーモードが出来るなら即買いします。


428 (2008)
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☆☆☆☆☆
プレイ直後はおそらくルールを飛び越えて勢いで☆6個にしようか迷う程の衝動を得られます。街の続編と取ってもらって構いません。プレイしていると居ても立っても居られなくなり、部屋をウロウロしていました。面白過ぎるのに、そこまで飛び抜けた数字を出せないのはジャンルが原因か、または実写が原因か。悲しいです。


真説 かまいたちの夜 (2011)
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☆☆★
内容が少々漫画風味になり、ボイス付きのテキストパートがあります。ボイスはアニメ丸出しなので、緊張感が一瞬で崩れ去ります。同時にテキストが入るので忌火起草よりは遥かに遊べましたが、出来たらOFFにしたかったのが本音です。

メインルートでキーマンが謎の失神で話がややこしくなる一方です。また本作はヒロインが柔らかく、前作までのキツめのヒロインが苦手な私はこっちの方がベターでした。ピンクのしおりは課金制なものの、相変わらずボリュームがあってプレイしごたえはあります。次はかまいたちの夜4を出して下さい。シリアスなヤツを。



以上です。

オマケがかなり長くなりましたが、そもそもサウンドノベルに興味のある方しかこの記事は読んでいないはずなので、まあ問題はないでしょう。にしても、まあまあな数をやってますね。安心しました!


日本一ソフトウェアさん、今後も頑張って下さい!