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シアターシュリンプ第一回公演「エクストラショットノンホイップキャラメルプディングマキアート」から早9年…。

2015年といえば氣志團万博で初めてステージを観たんですが、その時はハマるには到りませんでしたね。音源はソコソコ聴いていたんですけど。

この氣志團万博前に既にシアターシュリンプ第一回公演を終えていたと。内容が良かったので肉眼で観たかったですよ。Blu-ray買っちゃいましたが、現在はU-NEXT等の定額サービスにありますので、興味のある方でお安く済ませたい場合はそちらから観てみてください。

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さて、今回新舞台の「マイスイートリトルラッキーデイ」が池袋サンシャイン劇場で3/9に封切りされました。

公演期間は3/9 〜 3/17。


2020年の演劇「ボクコネ~ぼくはテクノカットよりコネチカット」はシアターシュリンプ扱いでは無いようなので、実に8年ぶりの第三回公演に辺ります。

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何人は入るか分かりませんが、とりあえず凄い数の人でした。当日券も出ていたようです。2階のほぼ最後列だった私よりも当日券の席が良かったら涙ですが、この辺は全部運なんですね、はい。

13時半開場で14時開演。

物販はTシャツとクリアファイルと冊子。

せっかくなので冊子くらい買おうかと思ったら長蛇の列でした。


いやこれ、普通に開演に間に合わないんじゃねってくらいの列。私が買い終わったころには13時50分。にも関わらず私が最初に並んだ最後尾と同じくらい人が並んでいました。この方達が何を目的で来たのかは分かりません。転売目的じゃなきゃいいんだけど。


記憶は曖昧なので微ネタバレな雑な感想。てか、もう今週で劇自体終わりじゃないですか。














【適当な内容と感想】
ご機嫌取りのために社長の誕生日パーティを企てたのに、元有名グラドルの恋人を激撮しようと
が来たり変な宗教の母と一派が来たりでてんやわんや。

終始シュールな感じで変にお涙頂戴や感動させるシーンもなく、個人的には好きな方向性です。

私はお芝居やっている友人が何人かいて、劇場で何回も演劇を観たことがあります。私が観た劇に関していうと、必ずと言っていいほど終盤に感動のお涙パートが盛り込まれていました。

「笑→シリアス→感動」が演劇の一般的な鉄則なのかもしれませんが、私はこの「感動」部分がどうしても苦手で…。

結構強引なシーンが多いイメージでして。

失語症の如く吃っていた人がいきなり流暢に喋り出したり、本心を言わずに逃げている人が急に心根を打ち明け出したり、さっきまで叫んでいたのに突然泣き出して恋人とハグしたりと、最後綺麗に収めようとしてリアリティが無くなりクサく感じてしまうタイプなのです。

なのでシュールに徹するのは大変好み。


真山りか
出番量:普通 仕事の出来ないOL。定年まで30年と言われていたので、30歳か35歳の役。天文学的発注ミスはウケた。

あと3/9の公演で唯一大きなミスをして言い直す箇所が一ヵ所ありました。

安本彩花
出番量:普通 キツめの上司役で、意外に合ってた。ダブルブッキング当たり前の考え方は荒くれ者的で嫌いではないですね。

終盤で意外な人物と家族であることが判明。

星名美玲
出番量:少なめ エセ占い師。そこまで出番はありませんが、怪しいカルト的雰囲気はきちんと出ていました。信者の前から姿を消した瞬間に吐きそうになる姿は吃驚!体張っていますね。

小林歌穂
出番量:多め 居酒屋の臨時店員として潜り込んだ雑誌記者。古参メンバーの中ではかなり走り回ります。こんな下っ端感ある役を与えられるのはある意味ついていますね。

中山莉子
出番量:少なめ ライター。そこまで出番はありませんが、やはり声色含めその場を支配してしまうような存在感は抜群。ネタを探している姿は第二回目公演「ガールズビジネスサテライト」の女子高生漫画家を思い出しました。

占い師の言動全肯定も笑わしてもらいました。

桜木心菜
出番量:普通 貞子みたいなルックスで登場して髪下ろしていたので最初誰か分からなかった。ちょっとしたことに一喜一憂し、隠しきれていない単純さが出せていて良かったです。LGBT的現代恋愛事情で去っていきます。

小久保柚乃
出番量:多め メインキャラクター。新人OLで、先輩の真山をフォローします。そこからあらぬ役目を任され、更にはとんでもない無茶ぶりまでされる可哀想な役。失礼ながら薄幸そうな配役が合っている気がします。

風見和香
出番量:少なめ 出るのが遅めで退場も早めですが声がとにかく1番通る!その鬼気迫る役は、マジメ故に余裕が無くなってしまった様相がリアルに伝わってきました。あ、こういう人ホントに居るわ、みたいな。LGBT的現代恋愛事情で去っていきます。

桜井えま
出番量:多め なんかずっと走ってる。何かトラブルが起こると「時間をください!」と直ぐに逃げる。如何にも使いっ走りな感じが失礼ながらに本人の色に合っていると思いました。

窮地を暴力で解決するシーンは笑った。

仲村悠菜
出番量:普通 この方だけ何故か二役兼ねているので、初めは同じ人物が成りすましているのかと勘ぐりました。1人目は訛りキャラのため、何となくでしか言っていることが分かりません。2人目の地雷系女子。全然別の人物に演じ分けられていたと思います。

演技力ある子。

社長
ゲスト出演。いい味だしているし、体形もまさに社長って感じです。ただ1998年生まれというのは衝撃でした。26歳!?うぇぇぇ。

娘に対面するとばかり思っていましたが、最後までニアミス。

小関エリカ
ゲスト出演。場末のグラドル役。初音ミクと結婚式を挙げる人が存在する現代を象徴するような熱愛シーンには「そうきたか~!」でした。もしからしたら本当にいるんじゃないか感があって良いと思います。

【あとがき】
8年前の第二回公演時と半分近くメンバーが変わっているのでかなり新鮮でした。

メンバーの急逝で中止になってしまった2017年の「シー・イズ・ノット・ポストオフィス」がどんな内容だったのか非常に気になります。

she is not postoffice

She is not Postofficeってもうタイトルからして意味不明…。


今回の公演もBlu-ray発売やサブスクでも配信されると思うので、また観てみるつもりです。ちなみにポスターのイメージと内容は一ッッッ切関係ありません。

清々しいくらい関係無い。

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とても面白かったので、まだ見ていない方は観に行ってみてください。もうあと4日で終わっちゃうけど。

いや、まだ観ていない方がこの記事は読まんか…。そもそもエビファン自体がこのブログは読まんか。

まあ私の備忘録みたいなもんなんでお許しを。


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