12/16にオモチ氏こと柏木ひなた氏の卒業(転校)ライブが行われました。

千葉の幕張メッセで実施され、注釈付き席の追加発売や、ライブ前日15日にも追加席発売が発表される状況でした。

それだけ私立恵比寿中学にとってオモチ氏は大きな存在なわけでして。

メンバーの脱退にファンになってから初めて立ち会うニワカですが、昔の映像やライブもたくさん観ていたます。思い入れも一押しで流石に寂しいです。

12年間在籍したグループを辞めるわけですしね。

少し前にどこかの駅にファンが作ったであろう長いポスターが飾られたそうです。

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これ凄いですね!私は漫画好きなのにアニメ、萌といった2次元が正直苦手で実写を好むタイプの人間ですが、これは流石にウルってきました。愛が詰まりすぎていてですね。

シャイな私はここまで大っぴらに愛を表現出来ませんが、大変微力ながらもライブ収益で手助けをします。



幕張メッセ!

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前回来たのは2016年のKNOTFES以来です。6年前ですかそうですか。月日のスピードオソロシヤ...。

こんな形で訪れたのは自分でも意外でしたね。

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オモチ氏ラスト公演。

そして私にとってもエビ中(ライブの)卒業公演。本格的にファンになったのは2021年3月位なので、約1年と9ヶ月位ですか。この数字が長いのか短いのか分かりません。ただ私は十分やり切った感があり、あとは追い続けていく古参のファン方や新しくファンになった方々に任せます。

単にオモチ氏が居なくなるからだけではありません。どうにもイヤフォンライオット以降のコッテリ感を排除したサッパリ薄味路線が心に刺さりにくくてですね。ギミックも無くササって流れていっちゃう感じがこのグループにマッチしていない気がして。

ネット調査によると今年はスタダ所属のグループが音楽性をガラッと変えた年だそうです。変更後の路線がハマって台頭してきたのがグループもあるそうです。エビ中の方向性は個人的にはやはり悪手な気がしてなりません。

そんな感じです。


で今回の卒業ライブ、結論から言うと個人的な理由で微妙なまま終わってしまいました...(涙)


マジ言いワケします。

ライブ1週間前位になって席番号が判明し、それを見た私は小躍りしました。

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※ネットに上がってた席表

多分前の方やん!

幕張メッセイベントホールの座席表を見て、最後の最後にエビ中との縁を感じさせてくれる位置が取れたと勘違いしてしまったわけです。もうちょいよく見れば違和感を持ったであろうに、パッと見て有頂天へ。全くアホでした。

で会場に着いてアリーナへ降りる前の階段の座席表を見て自分の頭の中にあった席場所は素敵な勘違いであったことが判明。

それでも席まで行けば何か起こるかもと思いましたが、低身長な私にはぶっちゃけ後ろ過ぎてステージ上が全然見えない!

一緒に行った方は「お別れってことだよ」なんて冷静に構えていましたが、1番前のブロックの前列方面だと浮かれていて現地着いたら1番後ろのブロックでしたってあまりにもダメージ大き過ぎました。勘違いせず初めから後ろだって分かってたら覚悟出来たのに。

まあ勘違いした私が悪いんですけど。

折角なので感想と私のテンションパーセントの推移を載せていきます。実は他に書くことがあまりなくて。

全ての望みが消えて絶望している→0%
ネガティヴな感情に流されている→10%
会社での嫌なことが脳裏を過ぎる→20%
何とか前向きになろうとしている→30%
もうちょっと頑張れば行けるかも→40%
日常生活を送っている通常時の私→50%
通常状態のライブスタート時の私→70%
居ても立っても居られず踊り出す→85%
マックス時→100%

まあこんな感じです。

かなり落ち込んだ状態からライブスタート。


【風化した感想】
オープニングVPR
本当に辞めるんですね。この前「永遠に中学生(仮)2」のBlu-rayとか買っちゃった位のファンとしては現実味があまり無いですよ。

なないろ
テンション:10%


い、いきなりアカペラからですか。掴みでシットリさせるとは。オモチ氏って今更ですがビブラート出来るんですね。

アカペラから演奏が加わってオモチ氏が一人トロッコ(ゴンドラ?)に乗って後方までやってきてくれましたが、心傷のためか無感情気味且つ無表情で眺めるのが精一杯でした...。それよりトロッコが人間が力で押す人力式なことに地味に驚愕...。


23回目のサマーナイト
テンション:10%


続けて大人な感じの楽曲です。

「エビ中辞めてどうすんの?」的なこと言っていた覚えが。セリフのライブアレンジって楽しいですね。


えびぞりダイアモンド!!
テンション:10%


これなんて好きなんですけど、ちょっと申し訳ない…私のテンションが低くて。

真山氏が手術後なので決め切れていなかったのは覚えています。


紅の詩
テンション:10%


元々オモチ氏推しの楽曲ですが、とてもお気に入りなのでしょう。

あまり記憶が…。


放課後ゲタ箱ロッケンロールMX
テンション:10%


!!初めてライブで聴く機会に恵まれました。

しかし前述の通りテンションがほぼ底で、これも冷静に眺めていました。ただ最初のロングトーンがユノ氏に代わっていたのは不意打ちもいいところ。中吉の最新バージョンではこうなんでしょうか?これはかなり良い。そこからノノカ丸氏に繋がるのもいいッ!たどたどしくも若さって凄い!

テンション上がる要素しかないのになぜ俺は…。


どしゃぶりリグレット
テンション:20%


これ来るか、ちょっと吃驚。いや大分ビックリ。

オモチ氏がエビ中で初めて参加した楽曲らしいですからね。思い入れも一押しでしょう。当然スタジオ音源収録時より格段に皆上手くなっていて、正直スタジオ版より遥かに良かったと思います。

意外な選曲で私の心も微かに上向きました。


I‘ll be her(柏木ひなた氏ソロ)
テンション:20%


1コーラスまで全部オモチ氏の楽曲ですが、ここではオモチ氏が全部。これも新鮮な演出ですね。


MC
ユニットコーナー。オモチ氏とスタッフが誰と誰を組み合わせて歌わせるかの話し合いのVTR。自分以外のメンバーをどう組み合わせてユニットで歌わせるか悩んでいましたが、私が一番気になったのはオモチ氏の声が死んでいたところ。柏木企画の第四弾前後に撮ったVTRですね。

ユニットと聞いて徐々に上向いてきましたよ。


ハイタテキ!
テンション:30%


コリー氏、安本氏、ココ氏、ユノ氏。

「ハイタテキ」を短めに披露。せっかくなら「宇宙戦争宣戦布告」や「これでいいのだ!」をやってくれたら初期のファンの方なんて生唾モノだったんじゃないですかね。

オモチ氏もいつの間にステージと客席の間に王座を用意しサイリウム振りながら鑑賞。

「惚れた?」までは歌いませんでした。無念。


ナガレボシ
テンション:30%


ポーちゃん氏、真山氏、星名氏、ノノカ丸氏。

「しっとりと聴かせる」をコンセプトに選曲されました。これも「友情のラブレター」なんてもう歌い手が居ない楽曲をやってくれたら個人的に面白かった。

終曲後にオモチ氏からリクエストされてコリー氏の「惚れた?」がアカペラ?で炸裂。


宇宙は砂時計
テンション:30%


ここでまた全員に戻って歌唱。演出もあってかとても魅力的。この時の私の心にはとても染み入りましたよ…。


ヘロー
テンション:35%


「イヤフォンライオット」以降の楽曲は正直個人的アッサリ路線過ぎて薄いんですが、「新未来センセーション」と「ヘロー」は好きでして。

森の中で歌っている演出がもう楽曲に合い過ぎていて、歌唱もライブ補正もあって素晴らしい。とてもエモーショナル。


手をつなごう
テンション:35%


オモチ氏ラストライブとのこともあり、これは泣いた方もいるのではないでしょうか。


Family Complex
テンション:40%


スーパーファミコンヴァージョンで、きっちり3人も組み込まれています。これは否が応でも盛り上がります。


自由へ道連れ
テンション:40%


う、は、う、は!で申し訳程度に正拳突きしました。オモチ氏の「道連れにしちゃうぞ」もバッチリ決まりました。

この辺りから露骨にココユノノノカの出番が減る…。


イート・ザ・大目玉
テンション:40%


最初の真山氏のシャウトは語りに差し替えられていました。あの声出したら余計壊れそうなんでこれでいいと思います。


HOT UP!!!
テンション:40%


正直、これでも上がり切らなかった自分に驚く。どんだけショックなの!?いい加減に切り替えろ!


まっすぐ
テンション:40%


最後のロングトーンはファルセットでしたがきちんと出していました。流石オモチ氏。


星の数え方
テンション:40%


「まっすぐ」からこれですか。流れがよく出来ています。


ジャンプ
テンション:40%


これでも盛り上がらないか俺!?

スクリーンに歌詞が表示される演出があり、ラップパートは速いため全然何書いてあるか分かりませんでした。


スーパーヒーロー
テンション:40%


凄い、この流れは完全に殺しに掛かっています。もっと盛り上がれよ俺!


ここで本編終了。


ボイジャー
テンション:40%


アンコールは割とあっという間に開始。

オモチ氏が一人で登場し、手紙を読んでくれました。「最初研究生という形で入りました。もしかしたらまだ研究生なのかもしれません」がなんか泣けた。この期に及んでそんな昔の設定を掘り返して自虐気味に語るなんて、感動的な場でもエンターテイメントも忘れません。松野莉奈氏に関しても感謝を述べています。「来てくれているかな」と。

「ボイジャー」に関する説明も少々。自分が参加した最後の楽曲であり、オモチ氏が自ら踊りの振り付けをしたそうです。

近年のアッサリ系を踏襲しているためぶっちゃけ私には引っ掛からない曲ですが、場の雰囲気が整っていますし、冒頭のファンに向けたメッセージや前日に集めたメッセージがスクリーンに出されて泣かせに掛かっています。


約束
テンション:50%


スマホを模した演出、一度ミスってましたね。

が、楽曲はもちろん、最後のオモチ氏のメンバーに対するメッセージがもう…。ようやくこの辺で私もエンジン掛かってきたわけですよ。遅すぎ!


フレ!フレ!サイリウム!
テンション:55%


最後までサイリウム買わないで通しちゃいましたね。もしかしたらどこかのタイミングで買うかもしれないなんて思っていましたけど、結局行動に移さなかったので、その程度なのかもしれません。必須持参ではないのでお許しを。

そんな自分の立場もあってか、少し後悔の念に囚われました。この公演くらいは買って振ればよかったかも。

最後の楽曲前にオモチ氏へのサプライズ、母親から手紙が読まれました。こういうの見てると、本当に羨ましい人生というか、如何に自分が人生の大切なもの手に入れることが出来なかったか、手に入れる努力をしなかったかが身に染みます。羨ましい、本当に。


仮契約のシンデレラ
テンション:70%


アンコール最後にしてオモチ氏参加最後の楽曲!

オモチ氏のエビ中最後の楽曲はなんだろうか?ずっと考えていました。恐らく最後何にするのか熟考に熟考を重ねてこれに辿りついたのがこれなんですね。代名詞的存在ですものね。

「馬子、好き!」

「あ、ありがとう!」

この流れはこれまでの告白できない流れの伏線を回収したかのようなやり取りで、まさにこの楽曲が誕生して10年ぶりの快挙では!?

そこから「大変、ひなたがエビ中じゃなくなっちゃう!」ですよ。もう後数分でエビ中としてのパフォーマンスが終わるわけですよ。漸く上がってきた私も、いつも通り周りの人達の動きを見よう見まねで真似てノリます。


終演後
壇上でメンバーが一人一人オモチ氏とハグして何か喋っています。この時マイクを介さず肉声のみで会話をしていました。つまりオーディエンスは言葉を選ばず言えば放置。

が、これはこれでいいじゃないですか。

一人一人に向けた言葉は、そのメンバーだけのモノで。とても心温まります。

壇上から一人一人消えていき、最後オモチ氏が「またね」の一言で去っていきます。「シンガロン・シンガソン」みたいで胸にグッときてしまいました。

嗚呼、本当に終わりなんですね。



【メンバー個人について】
真山氏こと真山りか
喉のコンディションはまだまだ。声帯ポリープ手術からの復活は結構壁が高いんでしょうね。早く前のように歌えるようになれば良いですね。


安本氏こと安本彩花
髪色が薄いせいか目力強かった気がします。


星名氏こと星名美鈴
感極まってか、2回ほど詰まって歌えなくなっちゃいましたね。直近に全然関係無いサウナの動画あげてたのでON/OFFが明確に別れているタイプですかね。


オモチ氏こと柏木ひなた
この方が今回の主役なので、当然目立ちました。てか他のメンバーのことよく覚えていない程に存在感が際立っておりました。やはりパワー系!歌声はもちろん安定感高し。


ポーちゃん氏こと小林歌穂
今回は正直歌声以外あまり目立ちませんでしたね。もっと前に出て欲しかったです。出ても見えなかったけど(涙)


コリー氏こと中山莉子
普段は恐らくオモチ氏と双璧をなす存在感があるコリー氏ですが、今回はポーちゃん氏同様控えめ。それでも瞬間瞬間のインパクトは抜群。

ココ氏こと桜木心菜
歌声の成長が顕著!相当努力しているか才能があると思います。キャラクターも含めてオモチ氏の後継者はこの人しかいないと思う。踊りが得意なら、新しいダンス部長やってみてはどうでしょうか。先々代も赤色ですし。


ユノ氏こと小久保柚乃
この方もかなり歌えるようになりましたね。人生で1番声を出したらしいオーディション時よりも余裕で出ています。「放課後〜」でまさかあの役を任されるとは思いませんでしたよ。


ノノカ丸こと風見和香
背が高くなり目立ちますが、パフォーマンスではちょっとココユノの陰に隠れてしまっている気がします。頑張って!!


【まとめ】
「アンコール以外は素晴らしく自分の好みだった!」と同行者が大満足していました。

私は...席のショックが大きくて完全不完燃焼で終わってしまいました...。てか全23曲も引きずり続けてしまった自分にも大きな自己嫌悪です...。

結構冷静に眺めてガチ踊りしているファミリーの方と自分の温度差に悲しくなったりもしました。

アンコールの最後の最後で漸く普段のライブ開始時のテンションまで持っていくことが出来た感じ。

嗚呼、最後のライブなのに、やり切れない。

あとタイトルがSmile for youなので、瑞季氏、杏野氏、鈴木氏が卒業した時に歌った「Dear Dear Dear」をやる予想していたのは考え過ぎでした。あまり感傷的にならずパーティな雰囲気に締めたのは人柄が出ていますね。


【不満】
・ココユノノノカの3人にもっと歌パートあげてほしい。スクリーンしか見えない位置に陣取っていると、基本歌っているメンバーがスクリーンに映るので歌パートが少ない3人はあまり映らないのです。

・「約束」時のミスもそうですし、歌い出しに声拾ってないシーンが多かったような気がします。PAが上手くいってなかったのか、何故こうなったかは知りませんが。

・期待していた最後の自己紹介も省かれてしましました。「おもち、もちもち柏木ひなた」ラストに聞きたかった。前半にやらず敢えて焦らしているのだとばかり...。

Luna SeaのLast Actように終わりちょい前に「ではこの体制で最後のメンバー紹介をしたいと思いますが、如何でしょうか?」なんて展開を身構えていたので残念。ちなみに私が人生で1番食べているアイスは雪見だいふくです。昔1日3〜5箱くらい食べていました。


【最後に】
私とほぼ同じタイミングでファンになった方がこう問いかけてきました。

『瑞季、杏野、鈴木が在籍していた9人時代は勿論エビ中だった。

その3人が脱退しカホリコが加入してもエビ中だった。

松野が急逝し7人になってもエビ中だった。

ぁぃぁぃが脱退し6人になってもエビ中だった。

安本が休養し5人の時もエビ中だった。

桜木、小久保、風見が加入して9人になってもエビ中だった。

しかしオモチを欠いてしまっては...それはエビ中なのか?と疑問に思っちゃう。』

だそうです。


言いたい事は分かります。むしろ私は凄くよく分かる立場に居ます。真ん中にあった重心がスポッと抜け落ちる感覚ですね。それはまるで主人公が居なくなってしまった程の喪失感。

しかしそれはあくまで"今までのエビ中"から想像すると考えられないことに過ぎません。


なので、メンバー一同で"全く新しいエビ中"をこれからは作っていって下さい!


新メンバーも2人入ったことですし。仲村悠菜氏と桜井えま氏2名の合体略名「エマユナ」もファンタスティックな響きですね。メタルバンドANGRAの楽曲名「Nova Era(ノヴァエラ)」みたいで...すみません、それはどうでもいいですね。


ありがとうオモチ氏。


ありがとうエビ中。


サラバ柏木ひなた氏!


サラバ私立恵比寿中学!


充実した日々をありがとう!


これからエビ中もオモチ氏も頑張って下さい!

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※引退するのはライブだけで音源等は追い続ける予定。

OPV
M1.なないろ
M2.23回目のサマーナイト
M3.えびぞりダイアモンド!!
M4.紅の詩
M5.放課後ゲタ箱ロッケンロールMX
M6.どしゃぶりリグレット
M7.I‘ll be her(柏木ひなたソロ)
M8.ハイタテキ!
M9.ナガレボシ
M10.宇宙は砂時計
M11.ヘロー
M12.手をつなごう

SE ebiture
M13.Family Complex
M14.自由へ道連れ
M15.イート・ザ・大目玉
M16.HOT UP!!!
M17.まっすぐ
M18.星の数え方
M19.ジャンプ
M20.スーパーヒーロー

EN1.ボイジャー
EN2.約束
EN3.フレ!フレ!サイリウム!
EN4.仮契約のシンデレラ


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