か〜なり大昔の話ですが、社会人になったばかりの頃に同級生の口からこのような言葉が飛び出しました。
「自分がこんな歳になるとは思わなかった!俺達今年で中学10年生だぞ!?」
...いや、まずね...、まずすんなりと"10年生"と出てきたアンタに驚いたよ。
「え、数えてたんだ...コワッ」
です。
若さを維持し、不安定な思春期が今日こんにちまで続いて欲しい願いなのかもしれませんがね。
気持ちは分かります。
でも数えていたこと自体には驚きました。そこは決して譲りません!
それが今では割と普通に「まあいいんじゃないですか」的なことを思っています。
それもこれも、このアイドルグループが脳内に刷り込まれたからでもあるんですが。
私立恵比寿中学(以下エビ中)。
このブログをある程度読んでくれている方なら知っているかもしれませんが、私は熱心とは言えないまでもアイドルを嗜んでたりします。これまではももいろクローバーZくらいですが。
その影で細々と応援していた私立恵比寿中学。
語ると長くなるので経緯は割愛して、物凄く今更ですが結構ハマってしまっています。
今回新メンバーを加えるとのことで、現行の6人で最後のライブを5/5に行うことに。
メンバーは1番年上が24(中学13年生?)、1番下が20(中学9年生?)と、リアル中学生が不在の体制となっておりました。今回の新メンバーにはリアルな中学生を入れるのではとまことしやかに噂され、それが実現したら10歳前後歳下メンバーが加わることになってしまいます。凄い話ですね。
応募も7000人あり、内9名まで最終選考に残りドキュメンタリーを作成していました。Dream Theaterのドラマーオーディションが勝手に脳内再生されたのは私だけでないと信じたい。
で、その5/5のライブ。
先月何となく「今度の現行6人体制最後のライブ、観に行けないかなー」なんてチケットの一般発売日にサイトにアクセスしていたら、発売開始時間になったら先程まで入れたページに急にアクセス不可となってしまい、気が付いたら完売になっていました。
嗚呼。舐めてました.,。
しかし捨てる神あれば拾う神ありと、昨今のコロナ事情によりライブ自体が無観客開催になってしまい、CAPACITY∞のNEVER SOLD OUT状態に。それに乗っかる形で人生初の配信ライブ鑑賞をしてみました。
配信ライブといえば3月20日に行われたYngwie Malmsteenが記憶に新しいです。
進化止めてしまった彼の指から紡ぎ出させるテキトーなピロピロと、ドラえもんのジャイアンを彷彿とさせるガナリ声でこれまたテキトーに歌うライブ配信にはどうしても興味が持てませんでした。せめて、きちんと歌を歌える専任シンガーが居れば...。彼の才能をよく知っている身としては悔やみ切れません!
なので華麗にスルー。
まあ、それはYngwieの件は別の機会に語るとして、今回のライブは2部構成でした。
2020年に悪性リンパ腫と診断され休業中の安本彩花氏が内容をプロデュースしたという1部、新メンバー発表の2部構成。
現行メンバーは下記
真山りか氏(24) →多分筋トレして元気
安本彩花氏(22) → 2020年悪性リンパ腫で休業中
星名美玲氏(23) →2018年に脳挫傷
柏木ひなた氏(22) →2015年に突発性難聴
小林歌穂氏(20) →2016年に軽度バセドウ病診断
中山莉子氏(20) →多分何となく元気
と、病気怪我経歴だけ並べるとまさに満身創痍アイドルグループです...。2017年にはメンバー松野莉奈氏も致死性不整脈で急逝してしまいました。波乱万丈にも程があります。
まあそんな事情も含めつつこんなで、割と本気で応援してみようなんて思い始めています。後追いバリバリですがお許しを。
もう5年前くらいにこの気持ちになれていればなぁと少し後悔です。2015年に観た氣志團万博のメドレーが正直あまり刺さらなかったんですね。ライブって大事。Queenも解散寸前とまで言われていたのにLive Aidで見事に盛り返しました。
<1部>エビの踊り食い produced by 安本彩花
ステージにスクリーンもセットも無く、歌と踊りのみの簡素化されたライブでした。本来なら色々用意する予定だったのかもしれませんが、無観客配信オンリーになってしまって予算が掛けられなくなってしまったと予測...衣装も2019年?の昔の物を着ていました。
もしかしたら安本彩花氏の映像や声くらい出るかと思っていましたが、サプライズも特に無し。
<2部>「初夏のエビ増量キャンペーン」
第2部はシングルを発売順で歌うももクロの国立を思い起こさせる構成で進行。新メンバー発表詐欺を何度か繰り返し、最後のお披露目で新メンバー登場。
桜木心菜氏(15)
小久保柚乃氏(14)
風見和香氏(13)
の3名。発表寸前まで「もしかしたら9人全員受かるんじゃね?」そんな展開を思い描いていました。現実はそんなに甘くは無く、3名に絞られました。
3/7000ですから、倍率2333倍です。私自身の人生で2333人の中から選ばれた事など、1度たりともありません!今後も間違いなく無いでしょう!
おめでとうございます!
大変なことも多いでしょうけど、頑張って下さい。
【まとめ】
少しシビアな見方をすると、ウォームアップが足りなかったのか練習不足か調子は良くなさそうなメンバーも居たり。
個別に感想を上げてみる。
真山りか氏こと真山
真山は歌声の力強さに定評がありますが、今回高い所は軒並みファルセットでフェイクしていたのがちょっと気になりました。
星名美玲氏こと星名美玲氏
星名美玲氏もあまり声が出てなかったイメージがあります。このお方は茶髪が似合いますね。
柏木ひなた氏ことおもち
少し前にネットに上がった「イエローライト」でかなり顕著になった身体的な変化を継続させていますが、自身に対して変わらない自信を持ち続けているようで安心しました。週に4日1人カラオケに行っているだけあり、及第点は超えていると思われます。
未確認中学生Xでカメラ専有は最高!
小林歌穂氏ことポーちゃん
背丈が高く目立つだけでなく安本彩花氏休業、廣田あいか卒業により多くの歌パートを継ぎ、楽曲によっては「アンタが主役」状態。ポーちゃんの柔和な歌声が好きな私としては良いことだらけですが、ちょっと歌い方を太めに変えてきている点が物議を醸すかもしれません。
中山莉子氏ことコリー
声があまり出ていませんでした!MCもあまり積極的に参加せず、1番目立ったのはマイクが音を拾わなくてスピーカーから音が出ず、他メンバーから借りている所ですかね。頑張ってコリー!
こういう歌と踊りだけのライブもいいですが、お得意のギミック溢れたコンセプチュアルなライブもまたやってほしいです。
安本彩花氏も悪性リンパ腫寛解したので、決して無理せず早めに復帰して欲しいですね。
あとライブ配信自体の感想ですが、リアルタイムで放送していることを理解しつつもやはり何処かしら臨場感に欠けるというか、これならYoutubeのライブ観たりBlu-ray観るのとあまり変わらない気がしてしまうのは私の感覚が欠落しているのか...、どうなんでしょうね?一応工夫としてリアルタイム投票みたいなのもありましたけど、それくらいですかね。
やはり会場に行きたい派です。コロナ恨めしや。