全然泣けなくて~苦しいのは誰ですかぁ?
全然今なら~泣いてもいいんだよぉ、そりゃ♪

ライブで聴いちゃった上に3月の終わり頃から友達が口ずさみ捲っていたので私の潜在意識ではもはや新曲というカテゴリーには全く属さない表面上新曲、『泣いてもいいんだよ』のミュージックビデオが公開されました。CDリリース自体は5月8日です。

毎度のことながら「リリース遅くね!?」と思いつつも、まあタイアップとか色々事情があったんだろーなと予想しています。スタジオ版の音源なんて国立競技場のライブ前に出来てたのにさ。

でも歌入れの早さは凄いと思います。CMソングもももクロはグループ固有のものを使ったりしているだけに、何気に仕事が早い。

某日本の有名バンドなんて2007年に再結成してから7年レコーディングしてるのにまだ新譜が出ません。全然歌えないアゴシンガーや壊れかけの失神ドラマー等、演奏技術に問題があるので何度も録音しないと良いものが録れないのだと思います。それよりは何倍もマシかな。…いかん、某バンドのことになると厳しくなってしまう。今は関係無いので置いておいて…。


で、前々からアナウンスされていた通り中島みゆきが作詞作曲しています。布袋寅泰といい大物のネームバリューに頼り始めて感が否めません。次は誰が曲提供するのかなー。あり得ないけど秋元康が作詞したら面白いな。それかYOSHIKIが提供しないかな。しないよな。

でも内容はなかなか。中島みゆきっぽいイントロからロックっぽくなります。ただライブで聴いている時「このメロディがこう展開したらいいなー」って思ったら予想通りのメロディラインが出てきたので、もしかしたら何か別の音楽家が似たようなメロディを作っているか、割とありきたりなのか、どちらかわかりませんがももクロにとっても音楽シーンにとっても真新しいものでは無いのかもしれません。カッコいいですけどね。



しかし友人のももクロ楽曲評論家からしたら「曲のクオリティが下降線を辿っている。これはまずい。」らしいです。確かに昔は沢山の提供された曲からチョイスしていたのでしょうが、今はネームバリューを気にしています。話題性優先なのだと思います。

悲しいですが、それだけももクロが大きくなったのでしょう。それと同時に人の関心を惹くために様々なものに依って運営していくことが必要になっている時期かと。



実はミュージックビデオも酷かったです。

私は本来アーティストのミュージックビデオには興味がありません。音のみで判断する人間だからです。初回限定盤のアルバムにミュージックビデオが付属されていても見ません。見たとしても終わるまで耐えられません。音だけ聴きながらウォーキングやサイクリングしたほうが100倍有意義です。

ただし、彼女達はアーティストではなくアイドルなので、見ます。かなり凝っていて面白いものが多いのですよ。単純に可愛いです。初めて最初から最後まで見たミュージックビデオが「怪盗少女」ですからね、私(汗)

なので当然今回もそれなりに期待していたわけです。もう覚えちゃっていたというのもありますが、「曲はCDがリリースされるまで聴かない」というポリシーを崩して今回は先行公開の動画を見てしまいました。


…なんて言えばいいのでしょうかね…。「劇場版 悪魔ちゃん」のタイアップ曲だからとは言え、そこを推しすぎ。ももクロのミュージックビデオだろ。もはや手抜きにすら見えてきました。ファンとしては悪魔ちゃんの映像なんて不要なのに…。

どうにも世間の話題性に捕らわれすぎてしまったももいろクローバーZ。私の感想は「可愛くも格好よくも面白くも無いただの番宣。」ですかね。厳しすぎます!?確かに言い過ぎかもしれません。


でもそうじゃね?え、世間のタイアップミュージックビデオのほとんどがあんな感じだって?そうか、そうなのか。


まあどっちでもいいです。

純粋な「ももクロファン」の方は今回初回限定盤を買う価値は無いと思います。私は元々曲数の多い通常盤を買いますが、CDジャケットが初回限定盤のほうが100倍カッコいい(苦笑)両方買うのはお断りです。ファンなら複数枚買いが当たり前だって!?そんな斬新な価値観にはなれそうもありません。古い人間ですから。CDジャケットに惑わされるなんて…罪なももクロだぜ。


にしてもCD発売前にフルサイズをいつでもタダで聴ける時代って、凄いですよね。CDって本当にただのコレクターアイテム。それか応援したい人が買うか。そういう意味なら、複数枚買う人の価値観は今の時代において正しいと言えるかもしれませんね(汗)

私は絶対買いませんが(頑固)