某TSUTAYAにて。

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ももクロの2ndアルバム初回限定版Aがワゴンに。
一つ500円というお買い得セール実施中じゃありませんか…。
言うまでも無く、借りる人がおらず棚落ちということか。
(1stはまだレンタル棚にあった。まぁ確かに音源的にクオリティは別として、これライブで盛り上がるの?という内容であったことは否めない。)

「マジかい…。」と思わず一人でつぶやいてしまった。
確かに色々なところで言われていたことではある。
それを一つの形で確認してしまったわけである。

実際に人気がどれほどであるのか、私にはわからない。確実にファンが増えているのはライブチケットの売れ行き等から判断すると間違いない。しかし、一般性があるか?というとこれには擬音を持たざるを得ない。そして、それが無い故にこういう結果になってしまったのであろう。英軽美のCDが大量に中古CD屋に売られているように、中古CDショップで買取不可能なので廃棄処分になっているように。

最近ではあまり表に出ないが、半年前くらいはメディアに引っ張りだこであった彼女達である。メディアとは確かにその時旬なものを見定め、どうすれば世間の関心が引けるかということを常に考えている。そういう意味で一時期韓国アイドルや栄軽美をテレビで見ない日は無かった。その時私はテレビ自体あまり見ていなかったので正直よくわからないが、ネットで見る限りは「あんなの一部の人達だけが盛り上げているだけだよ」という意見が大多数を占めた。

ももクロもそうであろう。一部の熱心なファンが大量のお布施を投じ、それが数字になって反映され「大衆に人気のあるアイドル」という見方がなされていたのだろう。何せ一人のファンが一つのCDを何枚も買うのが当たり前の時代である。酷い時は、通常版と初回版で入っている曲が違うとか。少し前に私の大好きなブラジルの歌手Andre Matosの3rdアルバムですら通常版と初回版に違う曲を入れた。もうお手上げである。でもそうでもしないと今の音楽業界は金にならないんだろうなー…。皆どっかで不正ダウンロードしたりYoutubeで聴いちゃったりするからな。

ただコアなファンというものは非常にありがたいところがある。例えばもう「終わった」と言われ続けている栄軽美も、本当にそうなのか疑問に思うような売り上げを上げ続けている。今この日本で唯一ミリオンセラーを出せるのは栄軽美だけである。つまり大衆的には終わったグループでも、コアなファンは熱心にファンを続けるのである。昔私が学生の頃ラルク・グレイ・ミスチル・ビーズ・ルナシーなどが有名で、彼等は全盛期ほどの売り上げを上げることはなくなったものの、安定した活動を続けている。それは全盛期から現在までファンが淘汰され、本当に好きな人達のみが応援している状況なのである。選び抜かれたファンこそが真のファンであり、ただブームに乗っていたもの達はどこかで去っていく。そんなファンを大切にしていってくださいアーティストの皆さん。

そういう点で栄軽美はそうそう歴史の闇に沈むことはなさそう。メンバーが卒業したりしないももクロはメンバーが少女から女性へと変わりつつあることからファン層が変わるか解散する可能性はある。人気を保持し続けることができれば問題ないのかもしれないが、本来はどちらかと言えば世間的認知度が高まり始めていた頃こそ大衆性溢れる楽曲を満載させたアルバムを出すべきであったのかもしれない(ただし根強いファンは冒険が足りないと怒るかも) 。しかしももクロの運営陣の一味違う思考回路によりアイドル路線からアーティスト路線へ変更したことによってイマイチ大衆の波に乗っかれなかった感はある。英軽美とは違ったことをしたかったのかもれないが、アイドル戦国時代において今や他を寄せ付けないほどに完全な一人勝ちをした英軽美に対して対抗意識を持つ必要も無いであろう。

ファンの大半が男か女かということも結構関係あるんだけどね。
ももクロちょっとやばいかもね…。
見届けますわ。


※ 読み直してないし何も考えず適当に作った文章なんで色々アレですが、許してください。