どうも、貧困メタラー枯林です。

家から1番近いNew Star Hallへ行ったらかなり前に店仕舞いしていたことが判明!とても悲しい気持ちになりましたよこれは...。これも時代の流れですが、泣けるぜ...。

ネットで買えば配送までしてくれて楽ですが、店舗販売店の売上に貢献したくて取り寄せとかして頑張っていたんですけど、そういう考えはあのエリアに私一人くらいしか居なかったのかなぁ...。

正直店員さんもやる気が全然無く、雑な応対が目立つ感じでした。いずれ訪れる閉店という未来が丁寧な接客を妨げてしまった可能性があります。お気持ちは分かります。

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アリーヴェデルチ。New Star Hall。


というわけで、3/22に私立恵比寿中学7th「私立恵比寿中学」の初回限定盤AをAmazonで購入しました!

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まあメタルじゃないんですけどね。最近メタルの新譜って全然買わないですね。次買う予定は恐らく6月か7月に出るであろうSlipknotまでありません。

よく考えたらSlipknotも9人組ですね。

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エビ中と対バンやらないかな…。

今度グロウルするボーカルの居るPassCodeと対バンしますが、肝心のグロウラーさん脱退しちゃったそうです。

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中身的には、アルバムの楽曲が発表された際に1曲目が先行配信された「Anytime, Anywhere」、ラストが「イヤフォン・ライオット」と既知の楽曲であったことに残念な思いを抱いたのが本音。

オープニングとクロージングが発表済みだと、脳内で勝手にアルバムのイメージが固定されてしまいそうになるんですよ。


そして「私立恵比寿中学」のセルフタイトルです。

メタル界の過去歴史からセルフタイトル作品に危険な香りを感じてしまいますね...(汗)


ついでに値段ですが、初回限定11000円しました(汗)

私の音楽生活で2番目に高いアルバムです(1番はDIR EN GREYの「UROBOROS」「Dum Spiro Spero」で12800円…。再生不能のレコード付...汗)。

いい加減SpotifyやらLine musicやら導入すればいいんでしょうが、そこは(無駄な)拘りということで。


んで、今のご時世には大した意味なんて無いのかもしれませんが、オリコンランキングは発売から1週間はきちんと確認していました。


3月22日(フラゲ日)。

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初登場3位。

1位の方の10分の1かよ!てか1位の人、このご時世に凄い数字出しますね。かつて大流行りした大御所コンビはこのご時世では初動2万とかなんですね。


いやいや、音楽を聴く手段が主にサブスクになったこの世の中でかなりの方がお布施してくれたと前向きに考えましょう。

○メンツ
03.真山りか
05.安本彩花
07.星名美怜
10.柏木ひなた
11.小林歌穂
12.中山莉子
13.桜木心菜 ←初参加
14.小久保柚乃 ←初参加
15.風見和香 ←初参加


【感想】
01.Anytime, Anywhere
先行配信されていたりライブで披露されていたりであまり新曲感はありませんが、これまさか1曲目に持ってくるのは完全に予想外でした。

オーディエンスは声を出せずともハンドクラップで盛り上がれるピースフルなポップス。


02.イエローライト
唯一ロック調の名曲!もちろん聴く前からライブ映像見ていたし実際にライブでも見ていたので知っていたことですが、きちんと整えられたスタジオ音源も文句無しスンバラシイ…。

叙情的な歌声とギターは全ての音がエモーショナル。ドラムも打ち込み的音作りではなく非常に人力感を出しており、サビでのハーフでは思わずヘドバンしそうになります(苦笑)

...あいや、文句一個あったわ。

新メンバーのソロパートが一つもねぇ!元々6人用だからなんでしょうが、そこにどうあの3人を入れてくるか楽しみにしていただけに…。


03.きゅるん
ジャスティンビーバーとか、その辺りのダンスやR&Bなビートが心地良い。最初イヤホンじゃなくてスピーカーから聴いていたせいか「K-POP LOVE〜 K-POP LOVE〜」に聴こえてしまいました。

ひっくり返すような高音が頻発します。流行りなんですかね。


04.ハッピーエンドとそれから
先行配信その3。本作発売までは未聴で通しました。切なくも軽快な疾走ナンバー。漫画や絵本でも、ハッピーエンドになった後にどうなったのか気になることありますよね。

男性目線からの歌詞で、「初恋の人~」の歌詞がちょっと恥ずかしい。こういうサビメロは若い3人に全部任せても良かったですね。


05.トキメキ的週末論
オメカシフィーバー的バブリーなアッパーナンバー。つまり少々アイドル風味。なのに総じてボーカルに爽快感が足りぬ!

ただ「フゥー」が入る箇所が分かれば盛り上がれそうな分かりやすさがいいですね。


06.シュガーグレーズ
パフューム系デジタル仕様。低音のラップがかなり様になっています。進行していくとかなり展開が変化していき、かなり現代的でオサレ。

最後のテンション低めな「イェーイ」が脱力感あって個人的に好き。


07.さよなら秘密基地
子供時代の心象風景を描写したような騒ぎ声から劇的な展開へ繋がります。ドラマーに川口千里さんを起用した辺り、ももクロの「デモンストレーション」を思い起こさせる構成が大変好みです。

これも#3のようにひっくり返すようなハイトーンがよく出てきます。最後の締めがポーちゃんなのもいい!バイバイ!も。


08.ナガレボシ
切ないものの前を向いて生きていく意志を感じるような楽曲。よくある感じの曲ですが、歌詞読む前から勝手にそんな想像をしてしまったわけでして。

「本当の自分で胸を張って〜」と言われても、社会人はなかなか難しいんだなぁ。演技力の問われる世界ですから。


09.宇宙は砂時計
元気があまり無く音数も少なく燃え尽きた雰囲気がたまりません。とてもまったり。中盤前にノイズとギターが出てくる演出もとても効果的。

あまり大きく盛り上がらない流れも見事!


10.イヤフォン・ライオット
今回一番残念だったのがこれ。

正直要らない...。

そもそもFamien LPに入っているのに、なぜまた同じ楽曲をそのまま収録するのか…。全然違うバージョンになっているのならまだしも。手元に持っている音源が被るのが嫌なんですよね...てのは私事ですが。

最後に何かオマケでも足されているかと期待しましたが、聴いた感じではLPと同じ音源でした。


【まとめ】
まず何より…足りねぇ!!

折角新メンバーも入れて初アルバムなのに10曲ってどういうことですか!しかも2曲は配信済み、1曲はライブ披露済みで純粋な新曲は7曲のみ!

12~13は収録してくださいよ。10周年に合わせてやや急ぎで作った感のある6thとは状況が違います。

せめてオープニングSEを付け、イヤフォン・ライオットを別の新曲に変えて計11曲くらいには...。配信になってカップリングの概念が無くなり、新曲の絶対数自体が減ってしまいましたから余計に少なく感じちゃいますわ...。


肝心の内容的は、若いメンバー加入に伴って安易に過去作に寄せるわけではなく、順当に進んでいった感のある作風でした。楽曲もバラバラですがコンパクトに纏められていて、ランニングタイム41分もあってアッという間に終わります。

しかし、ややパンチ力に欠けていると感じたのが心に偽りのない感想です。イエローライトというキラーチューンはありますが、個人的になーんか淡いイメージがあるんですよね。もうちょっとボーカルの録音レベル上げたり、勢いに任せた歌い方をさせても良かったと思います。


また全体的に安本・柏木が目立つ作りになっている印象を受け、一緒に買ったポーちゃん推しの人物は「今回のアルバムがあまり自分に刺さらなかった理由が分かった。安本が美味しいところ持っていきすぎ。柏木は昔から推され過ぎ」なんてこと言っていました。

ワタクシは中山莉子推しなので、クセの減った現在の歌声はインパクト薄れ気味なのがちょっと。昔より格段に上手くなっていますが、やはり「上手い=良い」の定義は成り立たないのですよ、皮肉な話ですが。


にしてもやはりボリューム不足がなぁ…。なんなら2作同時発売とかでも良かったですよ。

7th「私立恵比寿中学」と8th「公立恵比寿中学」とかいいじゃないですか。

もしかしたら今年中か今年度中にもう1作リリースする布石かもしれないので、期待せずに待ってみようと思います。


【柏木ひなたについて】
最後に4/3に今年いっぱいで転校(脱退)を発表した柏木ひなたに関して少しだけ。

この件を知った時「またこのタイミングで脱退劇かぁ〜。」なんて気持ちに陥りました。


氣志團万博で注目されて「お、エビ中攻めるか!?」な流れになってからメンバーが3人同時に辞めたり、「スーパーヒーロー」や「まっすぐ」という王道系が続き「一般層狙うか!?」なんて矢先に松野莉奈が亡くなってしまい、その次の年にグループの象徴に近い存在だった廣田あいかも脱退しました。

今回新メンバー入れてこれからって時に、グループで1番人気(らしい)の柏木ひなたが脱退。

悉く(私個人が思う)攻めるタイミングで躓く様子には寂寥感ハンパないんです。

無論、本人の決断優先なので仕方ないんですけど。


まず体調不良が1番大きな要因なのは間違いないでしょう。過去に突発性難聴になったこともあって、自分の健康管理にあまり自信が無いでしょう。

次に有名な作曲家の方やネットで「歌が上手い」と言われ続けてきたことによるプレッシャーと募ったプライドがソロイスト志向が強まり、更に生誕ソロツアーをこなしたことで自信が付いたのだと考えています。運営側も世間の声を意識してか「I'll be here」の1番を全部柏木ひなたに歌わせていました。

最近体調を崩しがちになってしまったこと、ソロツアーの成功、この2つが重なり今回の結論に繋がってしまったのかなと。もちろん勝手な推測に過ぎませんし、本当は更に複雑なのかもしれません。誠に残念です。

私も脱退の話を聴いてから暫くはオモチロスになりましたからね。推していた方はさぞ苦しい思いをしたでしょう。ただこればかりは本人の人生なんで、もう頑張って下さいとしか言えません。


とりあえず、今年の年末まで走り抜けて下さい!


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