※音楽ネタなんで、閲覧注意

ペコジャニ∞!という番組でX JapanのToshl氏が「ガトーショコラだー!」とシャウトしていました。私としてはそんなことやってないで新譜を出してくれと切望しているのですが、バンドにおいて残念ながらYoshiki氏以外のメンバーは一切決定権が無いようなので、優しい気持ちで見守るしかないのが現状です。

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前も何かのバラエティ番組で自身本人のモノマネをやっていました。Toshl氏、貴方バラエティ進出を本気で狙っていますね?Yoshiki氏がレコーディング病を発症してお暇なのかもしれませんね。

それよりToshl氏のスタジオに黒夢の人時氏とDir en greyのShinya氏が来たのが私的にビックサプライズでした。なんかのイベントでShinya氏と共演したのは知っていましたが、こんなにガッツリ絡んでいるとは...。初めて声聞いた。

さらにライブではShinya氏がX JapanのStab me in the backを叩いたのを知る。そんなん見たいに決まってんじゃないですか!月末なので通信制限を気にせずYoutubeで拝見。Shinya氏相変わらず細くて軽そうですが、叩けています。

ニコニコしながら、この動画を見ていると「ヘビメタかけ始めたよー。」と軽くヤジが飛ぶ。これはXの曲で、歌っているのはToshl氏だと説明するとかなり驚いていました。昔のXはこんな感じで元気だったんだよと言うと


「かつてこれを受け入れる人が世の中にいっぱい居たんだね」


...何とも辛辣な一言が...(涙)これがダメなら、俺がこの前買ったこのCDはどうなるんだ!?

で、よーやく本題です。魔王ことMorbid Angel(以下、モビエン)を買ってからかーなり経ちました。毎朝これ聴くのが日課。ついでに過去の作品も聴き直す。



凄いジャケです。ウルトラマン的巨大生物が街を壊しております。魔王か...。これ魔王なのか。...まあいいか。

ウィキ曰く、デスメタル部門世界第3位。
Cannival Corpse、Decideに次ぐそうです。世界3位は凄い(現在はこの一文は削除されています)。

ディーサイドがそんなに人気あるのにも驚いた。私はスーパーギタリストラルフ・サントーラが参加した作品が一番好きという邪道ファン。カンニバルコープスは老舗デスメタルバンドで、昔ファーストアルバムの歌詞読んでみたらあまりにも酷過ぎて逆に全部読んでしまいました。

モビエンもそんな元祖デスメタルBIG3に名を連ねているんだなぁと感慨深くなるものの、世界人口に対する相対需要が少な過ぎて一般人が触れる機会が無いのも事実。

普段はやりませんが、珍しく動画でも貼ってみますかね。このアルバムの曲じゃありませんが、公式プロモ曲。



とまあ、初心者お断りです。
にしてもやっぱりYoutubeで全曲聴けるやーん。私が普段動画サイトを使わないのはこういうのを見るに耐えないからてのも、ちょっとあります。


話を戻して、前作から6年ぶり。リーダーの奇行によりメンバーがリーダー以外全員変わっています。かつてボーカルを勤めた方が出戻りしています。

というか、いつも昔のメンバーの出戻りばかりで循環しているのはなぜ?DIOもそうでしたが、どんだけ人脈狭いんですかと問いたくなる。前述の通りオリジナルメンバーはギターの方のみです。

メンバー

Trey Azagthoth(トレイ氏) ギター
Steve Tucker(スティーブ氏) ボーカル&ベース
Scott Fuller(スコット氏) ドラムス

もはやトレイ氏が弾けばモービッドエンジェル状態。まあそんなバンドは決して少なくないので、オリジナルメンバーが一人居るだけで十分な気もします。結成当時のメンバーが居なくなっちゃったバンドも割とあるし。

【感想】
Piles Of Little Arms
音質も相変わらず。邪悪さが削がれないようクリア過ぎず、鮮明過ぎず。ただエッジに欠け、リフスピードの割に体感速度はあまり速く感じない。これもいつも通りですね。

D.E.A.D
ドラマーのスコット氏、凄い手数でビビる。凄腕じゃなきゃ務まらないバンドの後任のプレッシャー等、なんのそのです。

Garden of Disdain
冒頭でブラストがありますが、基本スローテンポ。デスメタルバンドのドラマーは体力要りますよね〜こんなスローテンポの曲もツーバス使いまくり。

The Righteous Voice
スローかと思ったらブラスト。つまりはいつも通り(笑)ツーバスも超速。凄まじい疾走感。ブラストしてる時のリフが無機質ながら美味しい。てかギターソロがまさにトレイ節。最後のブラストも...元エンペラーのタリムが頭をよぎる程。

Architect and Iconoclast
これだけツーバス踏まれると、速いのか遅いのかわからなくなります。タンタカタンタンターンてドラムフレーズが個性的。これもトレイ氏が考えたのか?この曲かなり異彩を放っております。ソロ、こんなのウネウネをライブで弾けるんですかトレイ氏...。

Paradigms Warped
このアルバムの曲、ライブで演奏するの大変そう。こんなスローテンポなのに所々に激速ツーバス。普段から超スピードで貧乏ゆすりでもして鍛えているのか。

The Pillars Crumbling
最後の1分間はギターソロ?っぽいリフが刻まれ、これがカッケー。とても耳に残る。いっそこのリフをメインにして曲を組み立ててみたらもっと印象的な曲になったのではないだろうか。

For No Master
ジャジャジャジャンと鳴るリフがこのアルバムではユニークですが、他は同じ...と元も子もないこと言ってみる。

Declaring New Law (Secret Hell)
淡々と禍々しく進行するミドルチューン。終わり頃に本作においてはかなりメロディアスな中東系?ギターソロが入ります。うん、これは良い!

From the Hand of Kings
ツーバスとチリチリした低音ギターが気持ちいいですな。すぐブラストになっちゃうけど。ソロ後のブラスト時のリフがカッケー。

The Fall of Idols
いきなりブラスト。てかずっとブラスト。ソロになってやっとミドルになったらまたブラスト...。凄い体力。後半ちょっとみんなと掛け合いが出来そうなパートが出てきて、薄気味悪いギターソロでシメ。ちょっと突き抜けたクロージング感が足らん気が...。


【総評】
徹頭徹尾魔王!
全編デスメタル。

前作でインダストリアルメタル方面に進んで根強いファンからソッポ向かれたからか...。私はアレはアレで結構好きだったんだけど。

ボーカルはやっぱり前任のヴィンセント氏のが深みがある上に凶悪で良かったですな〜。噂ではカントリーという彼の経歴からは考えられない方向に開眼したそうで、その様も動画に上がっていました。

前述した通り、何年後かにまた再加入することも考えられます。なんせ同じメンバーが順繰りしてるバンドですからね...。ドラマーは前々任のPete Sandoval氏以降毎回違うけど。

よくドラムがPete氏じゃなくて物足りないと言う方も居ますが、そもそもドラムパートはトレイ氏が作成している(Gateways to Annihilationライナーノーツより)ので極端な変化は無いはず。前任のTim Yeung氏も然り。

というかスコット氏のドラミングは十分にPete氏並に聴こえる。今何をしているのかわからないPete氏はX Japanに加入してBPM200位の紅を演奏してほしいですね。

紅白一緒に見てた友人が「紅ってこんなに遅かったっけ?」と口にしたように、ネットにもそう思っている方々がチラホラ。それは今の音楽業界というかJPOPがどんどん高速化しているからですね。

特にアイドルソングの疾走感は凄まじい。ももクロから(多分)始まったヒャダイン氏が作り出したと思われる傾向はとてもドラマー泣かせです。

と、全く本編と関係無い締め方をしてみる。




来月は壊れかけのAngra、再来月は初老のJudas Priestと大御所のリリースが続きます。

でも、買いません。

誰か買ったら感想教えて下さい。


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