どうも、貧困メタラー枯林です。
Guns N' Rosesのライブに行きました!
言わずと知れたメジャーバンドです。
…ガンズアンドローゼス(以下ガンズ)知ってますよね?日本ではターミネーターⅡの主題歌「You Could Be Mine」で有名です。あと多分ももクロの曲名にある「Guns N' Diamond」の元ネタ。
今回ギターのスラッシュとベースのダフが一緒にやってくるプチリユニオンツアー真っ最中で、日本にもそのメンツでやってきます。メンバーの入れ替わりが激しすぎるガンズなので、いつまで保つのか…。
現ラインナップは
アクセル・ローズ Axl Rose - Vo
スラッシュ Slash - Gu
ダフ・マッケイガン Duff McKagan - Ba
ディジー・リード Dizzy Reed - Key
リチャード・フォータス Richard Fortus - Gu
フランク・フェラー Frank Ferrer - Dr
メリッサ・リーズ Melissa Reese - Key
(Wikipedia出典てかコピペ)
謎のツインキーボード体勢。
ついでだからイジーとマットもお願いしたいんですが、大人の事情で実現しなかったのでしょう。こんなにビジネスになる話、断るとなるとそれ相応の理由があるはずです。おおよそAxlさんと水が合わないのかと。
若い頃は数々の奇行で知られています。ワンマンバンドだと他のメンバーがやってらんなくなりますよね。今は多少落ち着いたのではないかと思っています。
そんなアクセルさん、一時期激太りで大変なことになっていました。
クッソ…ズルい。
なんてズルいんだ。そこにいるだけで腹筋を崩壊させる破壊力を有している。過去のルックスを知っている分余計に口角を刺激されてしまう…。
10年以上前にベスト大嫌い人間の私が、未収録曲3曲のためだけに新品で買ったインギーのベスト「Anthology」のジャケット並みにいかつい。
これでステージに上がってたのはプロ。
大衆に晒されること全て覚悟の上でのパフォーマンス…ではなく、2016年にGoogleに太ってた画像の削除申請をしたそうです。やっぱり気にしてたみたい。
私はかなり好意的に受け止めた彼の肥満体を世間は豚だトドだと囃し立てました。アクセルさんも医者に病気宣告されたか自分自身不味いと感じたのか、そこから努力してメチャ痩せました。それが下図。
なんか中途半端なルックス。
普通にカッコ良いじゃないですか。
これだったら豚さんの方が、いい!
さて話を戻しまして、今回の日本ツアーではBabymetalさんがサポートアクトで参加しているそうです。一緒に行く友人は「ガンズもBabymetalも見れるぅぅう」と嬉々としておりましたが、チケット取った後で28日はMan with a Missionがサポートアクトと気付く。
友人もそのことを知らなかった。28日はBabymetalじゃないことを告げると「ああ、いいよ!大丈夫!」と特に気にした様子もなかったのでよかったです。
来日に備えて久しぶりにIpodにガンズを入れてみました。最新作Chinese Democracyはもう約8年前の作品でした!驚きだ。そんな前だっけ?
その間新作を作っているなんて話題が上がったり下がったり。当然出るわけない。今年で9年が経ち、来年で10年。ガンズなら普通ですね。前作の17年というスパンがファンに実感させた「まず出ない。出たらラッキー」的な感覚は、これくらいの期間なら何てことはないと思わせるくらいの耐性を与えていたのかもしれません。X Japanにももっと寛容になります(こっちは20年…)。
埼玉スーパーアリーナに向かう電車の中ではひたすらガンズ!…ではなく日本盤を待ちに待ちまくったTwilight Forceの「Heros of Might Magic」を聴きまくってました。買ったばかりなんですよぉ…。お許しを。
さいたまスーパーアリーナ!
久しぶりだー!下手したら…いや下手しなくても2008年のLoud park以来です。数えで9年ぶりか。半端な久しぶりじゃねぇな。つまり、それだけここで演奏出来ることは物凄いステータスなんです。武道館も入って1万。さいたまスーパーアリーナは3万7千。こんなの埋まるんでしょうか?心配になります。
もう一つの見所として、時間通りに開演することが奇跡であるガンズに何分待たされるんだろうか。開演時間守るだけで誉められるバンドなんて稀少です。X Japanもか。共通点多し。
合流した友人の口から「平静を装っていたけど、実はめちゃくちゃショックだったんだよ。Babymetalじゃないのかよ…。むしろ俺の中ではそっちがメインになってたからさ。」の言葉が出てきました。友人はガンズのTシャツを着ていました。
せっかくなんで物販で並んでいる方々を見に行ってみると、えらいことになってます。解像度下げまくってるので分かり辛いかもしれませんが、凄い数でした。
横浜アリーナの物販とかガンズを超える勢いでBabymetalが売れ捲りだったそうです。友人が本当はBabymetalのTシャツが欲しかったのだと思うと、何か居た堪れないです。
ただ座席に関してはSS席を奮発しただけあり、結構な近さです。ほぼ定刻通りマン・ウィズ・ア・ミッションが始まりました。
【感想】
⭐マン・ウィズ・ア・ミッション
通算二回目です。会場入りする前から酔っぱらっていたためぼんやり観賞。遠目からボーと見てると、専任ボーカルの狼氏ってあんなに歌わなかったっけ?ギターの狼氏のが歌でも目立ってんじゃん。パフォーマー?イマイチ各メンバーのキャラが掴めなかった。サポートメンバーぽい人が1回前に出てきてた。あくまで人であり、狼ではありません。友人は「見ながらBabymetalに脳内変換していた」そうです。チケット取る前に29日でも大丈夫ですよと私はちゃんと言いました。
⭐ガンズアンドローゼス
確か18:38位に終わって、19:38位に始まったと思います。21時くらいに始まり曲数削るのではと危惧していた身として思ったより早かった気がします。本当に見れるのか…と、もはやこの時点で感無量気味。
アクセルさん無事登場!
思ったよりも痩せてます!ファッション的にも少し昔に戻った感じ。
一発目のIt's So Easyは元々そんなに高い歌ではありませんが、それを差し引いても声が死んでる。トレードマークのハイトーンは今回のライブで果たして出るのか!?三曲目辺りでようやく少しだけ披露。
そっから私もトリップしていて曲順よく覚えていません。ただスラッシュのギターソロからSweet Child O’ MineからのイントロとYou Could Be Mineのドラム、Welcome To The Jungleが瞬間最大盛り上がりと記憶しています。
November Rainの合ってんだかズレてんだか分からないようなギターソロもきっちり聴けました。
アクセルさんが動物の乗った帽子を被って出てきた時のお客さんの騒ぎぶりも上記に匹敵しました。アクセルさんも思わぬ好反応にニヤけちゃう。
アンコールもほとんど時間を置かずに突っ走ります。MCもあんまりない。埼玉なのにTokyo!はご愛嬌。
2時間半、全25曲(後日調べ)の超ボリュームに大満足。アクセルさんのコンディションがどうとか、微々たる問題でした。バンド全体が持つ総合的なパフォーマンス力が果てしなかった!マン・ウィズ・ア・ミッションのこと完全に忘れてた位に。
また着たら行きたいです。
それまでに新譜は…無いかな。
【メンバーに思ったこと】
○アクセルさん
一時期よりは随分痩せてたし、ヒゲも剃って若々しさを強調したルックス。かつてイケメンだった残滓が十分に感じられます。声に関してはあまり出てませんでしたが、もっと悲惨なくらい出ない想定をしていたため、個人的に満足な域。
○スラッシュさん
公式・ブート・動画含め1回もスラッシュのライブを見たことが無かった私は、スラッシュの弾きまくりにはかなり驚いた。こんなに速弾きしたりする人だったの!?クルクル回って弾いたり存在感抜群。往年のボーカルパフォーマンスには届かないアクセルさんの代わりに意図的張り切ってたのか、普段からああなのか、どっちにしてもパフォーマーとしても一級品かと。二の腕が丸太みたいでした…。
○ダフさん
カッコ良すぎた。老けたけど、老いさえも魅力に還元したかのような佇まい。背が高くスタイルもよく脚が長え!立ってベース弾いているだけでカッコ良いのは反則すわ。上着脱いで惜しげもなく引き締まったボディを曝しておりました。
○リチャードさん
初め見た時イジーに見えた。似た人選んできたんですか!?スラッシュ氏のサイドギタリストではなくソロも弾いて画面アップにもなります。この人も良かった。
○フランクさん
マッスルスキンヘッド!
○ディジーさん
メインキーボードなのか、プレイ面で光を浴びるのはほとんどこの方。特に、何も、言うことがありません。
○メリッサさん
この方がアップになる度に妖怪かと思うようなライティングでカメラ映りが気の毒でした。あの薄緑の二つ結びは初音ミク?キーボードよりコーラスしてるイメージでした。
【セトリ】
01.It's So Easy
02.Mr. Brownstone
03.Chinese Democracy
04.Welcome To The Jungle
05.Double Talkin’ Jive
06.Better
07.Estranged
08.Live And Let Die
09.Rocket Queen
10.You Could Be Mine
11.New Rose
12.This I Love
13.Civil War
14.Coma
15.Speak Softly Love
16.Sweet Child O’ Mine
17.Used To Love Her
18.Out Ta Get Me
19.Wish You Were Here
20.November Rain
21.Knockin' On Heaven's Door
22.Nightrain
-encore-
23.Don't Cry
24.The Seeker
25.Paradise City