※なげぇ…。Blu-rayの入れ物を並べると一目瞭然。
感想作っておいて上げるの忘れていた…。
発売してからもう一ヶ月以上が経過します。
発売日前日にもしやと思い店に行くと当然売っていませんでした。
何か全世界同時発売日法というかフライングゲット禁止法なるものが割と最近出来たとか。邦楽も今まで前日に入荷していたんですが、それもダメになってしまうのでしょうか?それがダメならいよいよ店頭でCDを購入する理由が完全に無くなってしまいます…。
私「明日は入荷しているんですね?」
店員「そうですね。入荷予定です。」
きちんと確認を取り、店を後にしました。
翌日…
売り場に着くもスレイヤーの新譜リペントレスがありませんでした。なぜだ!?そんなバカな?もしかしたら…まだ並べてないだけ?
時間は20時過ぎ…。
この時間に並べてないとかあるのか?
入荷するってちゃんと店員さんに確認取ったぞ…。
昨日話した店員さんが居たので伺うと、
私「あのスレイヤーの新譜リペントレスを買いに来たんですけど、並べてないだけですか?入荷すると聞いたんですけど」
店員「すみません。この店への入荷はありませんでした」
なにぃ!?
定時で自宅警備を切り上げて帰宅後ポイントカードを貯めるために頑張って店まで行ったのですよ…。2日連続で。
勘弁して下さいよNewStarHallさん!
「入荷するかどうかは店舗によって違うんですよね。全国にあるウチの店のどこかでは入荷しています。」
…アホかと言いそうになりました。
「この店で入荷するかどうか」を昨日確認したに決まっているでしょ…。そんな広義な意味に捉えたわけないでしょうに…苦しいこと言うな…。向こうもひたすらすみませんで押し切るつもりらしく、店員さんに文句言っても仕方ないし即退散して次の日に別の店で買うことにしました。
別の店舗では全種類棚に並べてありました。WACKEN 2014のライブ映像付きBlu-rayが付いている形態もありました。迷わずBlu-rayを購入。
…そうだった、Slayerの説明をしてなかった。一般的な認識ではスラッシュ四天王として知られています。Metallica、Megadeth、Slayer、Anthraxの4バンドが四天王。
スラッシュメタルというジャンルによくカテゴリーされます。また雑に言うと少し前にデトロイトメタルシティの文で触れたような「死ね死ね叫んでる音楽」に分類されるような…気がます。もちろんそれだけではかたずけられない部分はありますが、よく知らない人はそのレベルの認識でOK。よく知りたい人は御自分でググって下さい。てか知らない人はこの記事読まないか。まあ・・・バンド名そのまんまな音楽性ですよ。
Member
Tom Araya:Vocal & Bass
Kerry King:Guitar
Gary Holt:Guitar
Paul Bostaph:Drum
前任ドラマーのDave Lombardo氏がギャラ少ねーと揉めて解雇され、前任ギターのJeff Hanneman氏が蜘蛛の毒に犯され亡くなって(何とX JapanのHIDEと同じ5月2日)しまい大ピンチだったスレイヤーですが、Tom Araya氏とKerry King氏が再興させます。Gary Holt氏、ドラマーに昔在籍していたPaul Bostaph氏を復帰させました。
ドラミングに関して私は、ポール・ボスタフ氏は前任のデイブ・ロンバード氏より凄いと思っているので問題はありません。ただメインソングライターの一人が居なくなったのはとんでもない痛手じゃないでしょうか。
それでは中身を見ていきましょう。
【乾燥…】
1.Delusions of Saviour
これは…何とも怪しい感じ…。インストから始まるのは久々…。インストと呼べるかは定かではありませんが、God hates us all以来ですな。いや、作数的には3作ぶりか。でもそれも14年前の作品です。さすがレコーディングよりツアーが好きと公言しているだけはあります。
2.Repentless
100%スレイヤーな曲。スネア一発とバスドラ一発のシンプルなスラッシュビートが如何にもポール氏。トム・アラヤ氏のボーカルですが、前々作のChrist illusionの時ははっきりと衰えが見えたのに前作World painted bloodで大分盛り返しました。本作でも健在。ネットによるとトム氏はヘッドバンギングのやりすぎでクビが限界に達し封印した際に、ヘドバンの替わりに歌に専念することでパワーアップしたとか。なるほど。確かに。ゲイリー・ホルト氏とケリー・キング氏のメロディの無い適当なギターソロが本当に素敵。
3.Take Control
二曲連続で疾走系。2:04のドラムが凄い。何やってんだろ。
4.Vices
スローテンポですがドラムが忙しい。
5.Cast The First Stone
スローテンポ。イントロのおどろおどろしいリフが良い。所々でドラムが凄い。アルバムクレジットを確認していませんが、なんかスクラッチみたいの入ってる?
6.When The Stillness Comes
一転してクリーントーンのギターがイントロで聴けます。Tom氏の低音が堪能できます。後半少し走るところがLegion of bloodのPostmortemに似てる。と偉そうに言っていますが思い出で語っているので定かではありません。
7.Chasing Death
サビになると走る。表打ちだからあんまり疾走感ないけど。
8.Implode
スレイヤーお得意のダラダラした展開から疾走。1:47のリフがMetallicaのDamage inc.そっくり。このジャンルでそんなこと気にしたら負けなのはわかっています。負けそうです。
9.Piano Wire
歌詞読んでないのでわかりませんが、ピアノ線ってこと?亡きJeffの曲らしいです。勝手にPianoが入った曲かと思っていたら全然でした。概ねアップテンポですが、頭の中で⑦と被ってしまいます。こっちのほうがリフに活きが感じられますね。何だそりゃ。自分で言っておいて意味がよくわかりません。
10.Atrocity Vendor
全編走っています。粗探ししているわけではありませんが、ギターソロで前作World painted bloodのSnuffを思い出した。
11.You Against You
これも走ってます。1stギターソロがメロディアス風でちょっと意外。2ndソロからいつも通りですが。ソロで終わるのが珍しい。と思う。
12.Pride In Prejudice
ラストです。なんかはっちゃけ具合が足りません。サラって終わります。
【souhyou】
いつものスレイヤーでした。今までの作品より破壊力は弱いと思いました。流して聴くといつの間にか終わっています。私はスレイヤーの作品は1stとライブアルバムを除いて全て聴いていますが、マンネリ化が顕著です。この作品でスレイヤーに初めて触れる人はともかく、これまで通して聴いてきた人間としては55点ということで。
スロー・ミドルテンポが多くて中だるみする。それがこのアルバムの個性だと思うことにします。あとバスドラが重い。これがポール・ボスタフの力なのかそういう音に機械の調整でしたのかはわかりません。あとスネア音が好きじゃないのはちょいと痛い…。ちょいとじゃない、結構痛い。もう少し何とかならんかったのかのう…。
12曲という曲数もちょっと多い気も。ゲイリー氏が今回ソングライティングに参加していないそうなので、次回作で作曲に加わったら今までとちょっと違ったスレイヤーを聴くことができるかもしれません!
…次回?
次回っていつ?
ちなみに今回は6年ぶりの新譜でした。
スレイヤーも全員50代です。まだ1人10代の存在するももいろクローバーZの比じゃありません。トム氏なんて54歳ですからね。もうすぐ還暦です。次の作品が出るか、否か…という感じでしょうか。
ちなみにNewStarHallのポイントカードが今回の買い物でピッタリ貯まりました。ありがとうございました。
全然関係ありませんが、ももクロも50代になっても現役でやってほしいです。
その頃スレイヤーは80代です。
そして私はその頃…生きているのか…?
人生の終わりを悟らされたRepentlessに多謝。
※今年のLoud Park 2015に出演していたとは…。ワケあって行けなかったぜ…。見たかったよう。