



台風はどこへ行ったのか…。嘘みたいに晴れた日曜日、亡き妹の三回忌の法要を行った。
命日はまだ先なのだけれど、当日は、父がどうしてもはずせない用事があるそうで、やむなく1週間前倒しで行うことになった。
こういった儀式は、亡くなった人の魂を供養するものであり、あくまでも、亡くなった人のために行うものだと思っていた。だから、霊や霊界の存在を認めない人には何の意味があるのだろう?と考えた時期もあったが、最近になって、これは、残された人が亡くなった人を偲ぶためのものでもあり、その意義の方が大きいのだとわかってきた。
人の魂というものは、お墓の中にあるのではなく、空の上にあるのでもなく、残された人の心の中に、それぞれ違った形で存在している。
お墓に花を添え、手を合わせ、それぞれの心の中にある、亡くなった人々の魂を供養する。だから、残された人が気の済むようにやればいい。そういうものだと思っている。
法要がおわると、自然と笑顔になった。
こんな晴れた日でよかった。