ニキビを治療する、というのは、
大げさに聞こえるかもしれません。

皮膚科へ行くのをためらってしまう方も多いのではないでしょうか。大げさと思う以前に、病院嫌いの私には、「皮膚科へ行く」という選択肢が出てきませんでした。

が、突然出来て急速に悪化した私の大人ニキビは赤く腫れていて、くちびる右横からアゴにかけて広がっていたので目立ち、周囲に心配されてしまうほどになっていました。

観念した私は、職場の先輩の勧めもあり、休憩時間に行くことの出来る職場近くの皮膚科の門をくぐったのでした。

あの時、皮膚科に行って良かったと、しみじみ思います。
自分の肌荒れが大人ニキビ であることを理解出来たからです。
大人ニキビを知らないままでいたなら、もっと悪化していたかもしれませんし、悪化していたなら、ニキビ痕が残ってしまっていたかもしれません。

現在、私の肌にニキビ痕はまったくと言っていいほど残っていません。
たかがニキビと思うなかれ。されどニキビ、なのです。

もしも病院に行くのをためらっている方がいらっしゃるのなら、その必要はないと断言出来ます。あ、明らかにヤブ医者とわかっている皮膚科に行くかどうか悩んでいる、なんてのはナシですよ!

そうそう、どんな治療だったのかを明記しておきます。
塗り薬と漢方薬と洗顔石鹸を処方されました。
塗り薬は炎症を押さえるもの、漢方薬は体質を改善させるもの、洗顔石鹸は肌に負担をかけないもの、との説明を受けました。

薬は保険がききましたし、洗顔石鹸も高価な物ではなかったので、はっきりとは覚えていないのですが費用はそんなに掛からなかったかと。
少なくとも、肌荒れを改善してくれそうな基礎化粧品をとっかえひっかえするよりは安上がりだったはず。
塗り薬も洗顔石鹸も、毎日使ってもすぐになくなるようなものではありませんでしたしね。

大人ニキビの現状を理解しやすい点と、保険がきくと安価で済むという点からも、皮膚科での治療はおすすめです。

一番効果があったのは、塗り薬だったように思います。炎症を押さえてくれたので、大人ニキビ の悪化を防げました。ベタベタするのが難点でしたが…背に腹は変えられぬ、と、受け入れた記憶があります。

逆に、効果がよくわからなかったのは、漢方薬。
長期間服用することで時間を掛けて体質を変えていくのが漢方薬ですから、てきめんな効果が即現れるわけがないんですけどね。
というか、あまりの不味さに服用を早々に挫折しました…。

洗顔石鹸は、効果はあるにはあったんですが、しかし。説明を受けた際に「これで顔を洗ってください」と言われ、「あの、メイク落としは…?」と恐る恐る質問したところ、「これで顔を洗ってください」ともう一度言われ、ついでに、微笑まれました。

どう見てもメイク落とし効果はなさそうな石鹸。結局、私は、朝の洗顔時と、夜にクレンジングでメイクを落としてから石鹸を使うことに。
それでも、治ったんですよ、大人ニキビ。もっとも、その洗顔石鹸が優れていたというより、洗顔への認識を改めたのが効果的だったのかな、とは思います。

もう一度言わせていただきます。たかが(大人)ニキビと思うなかれ、されど(大人)ニキビなのです。いずれ治るとたかをくくっているその大人ニキビ、自己流ケアが悪いわけではありませんが、皮膚科で治療を受けることによって現状を打破出来るかもしれないということを、頭の片隅にでも置いていただければ幸いです。