今日5月18日は「ことばの日」。
日付は、言葉の「葉」が豊かさや5月の新緑の瑞々しさを表しているのと、
「こ(5)と(10)ば(8)」の語呂合わせから。
言葉を大切に使い、人と人のつながりをもったうえで、「ことば」によって通じあえることに感謝し、「ことば」で暮らしを豊かにすることがおもな目的です。
漢字の「言葉の日」ではなく、ひらがなの「ことばの日」としたことには、話し言葉だけでなく、手話や点字など広い意味での「ことば」を知ってもらいたいとの思いが込められて、ひらがなの表記が採用されています。
ことばについて
「言葉(ことば)」とは、人間が話す・書くなどの行為をする事によって情報伝達手段となり得る意味があるものの総称で、心・気持ち・思い・考えなどを表す手段の一つである。漢字では「詞」「辞」とも書く。
「言葉」の語源は、「言(こと)」と「端(は)」の複合語に由来するとされる。
古く、言語を表す語は「言(こと)」が一般的で、「言」には「事」と同じ意味があり、事実にもなり得る重い意味を持っていた。
そこから、事実を伴なわない口先だけの軽い意味を持つ語として、「端(は)」が付けられて、「ことば」という語が生まれたとされる。
平安時代前期の『古今和歌集 仮名序』に
「やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」(和歌というのは、人の心をもととして、様々な言葉となったものである)
とあるように、和歌に「言の葉」が使われていた。
その後、「言の葉」が多く用いられるとともに、「ことば」にも「言の葉」の意味が含まれていき、「言葉」は言語を表す最も一般的な語となった。
若者言葉など、言葉の乱れが指摘されたりもしますが、日本には、「言霊」「はじめに言葉ありき」などの言葉もあります。
コロナ禍で、人と直接会う日常が崩されてきましたが、SNSがあればつながることはできました。
その反面、誹謗中傷が増えたり、「社会の個人化」が進んで、“生きたことば”を交わす機会が減少して、人間関係が「選択的関係」になっています。
選択的な人間関係が主流になることで、“自分を承認してくれる関係性をいかにして作っていくか”という課題を抱えることになりました。裏を返せば、“周りは自分のことを認めてくれないかもしれない”という不安が、常につきまとう状況になってしまっています。
(直接本音を言える場がないため、なんか生きづらい。)
振り回されることなく、良い言葉•生きたことばに触れることは大切だと、より思います。
人間は言葉なしに生きられない。『言葉の力』を信ずることは『人間性の力』を信ずることである。
たった一つの言葉にも、人生を変える力がある。
“何としても相手に幸せになってもらいたい”との強き祈りから生まれた真心は必ず伝わる。
真心の励ましは必ず伝わる。
この記念日は、もともと制定した団体や目的は定かではなかったみたいで、その後、「横浜みなとみらいBUKATSUDO連続講座 言葉の企画2019」の企画生さんたちが同名の「ことばの日」を制定。記念日は2019年(令和元年)10月5日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されたそうです。
その「ことばの日」制定に携われた記念日協会代表理事の方も感銘を受けて、大好きなことばを贈ったとのこと。
「向かい風は、人生のプロペラを回す。」
長い人生、苦しいときもあるかもしれない。
でもそんな時に、自分を鼓舞できる言葉を持っている人は強い。
もし、この向かい風は、自分の人生のプロペラを回してくれるんだと思える人なら、きっとどんな困難も乗り越えられるはずである。
身体がしんどい、心が疲れた、何をやっても思いどおりにいかない、まさに人生の向かい風のとき。そんな時にこそ意識を変えるきっかけ、行動を起こすチャンスと捉えて、「ヨイショ」と一歩踏み出してみると、人生のプロペラが回り始めて、今までとは違う風景•今までとは違う自分に出会えるという前向きの「ことば」です。
そう、向かい風を感じるのは、逃げず、迷わず、あきらめずに、前を向いて生きている証拠なのですから。
(一般社団法人・日本記念日協会代表理事 加瀬清志さん)
ことばには「力」があります。人を悲しませ、元気にし、なぐさめることもできます。ことばを深く知れば知るほど、その大切さに気づくのです。
私たちはより多くの人と一緒に、ことばについて考え、語り合い、そして「ことば」を贈りあう機会をつくっていきたいと思っています。
「ことば」で1人でも多くの人が笑顔になることを願って。
(横浜みなとみらいBUKATSUDO連続講座 言葉の企画2019)
言(事実)は、葉(ことば)によっていかようにも受け止められる。
(^-^)