思い返すと、私はとってもついていると思う。

 

本来なら、私の学歴では就かせてもらえないような

職種の仕事をさせてもらっていた。

これは、やりたかった仕事で、でも経歴上あきらめざるを得なかった仕事。

振り返ると、そんな仕事もやらせてもらうというとても幸運な環境にいた。(ちょっと過去形)

 

そんな経験を積ませてもらうなかで

その経験を自分のキャリアとして自信にしていけばいいのに、

私の中では、どんどんコンプレックスの方が大きくなっていく。

周りの人に比べて自分が小さく思えてしまう。

 

周囲にすごい人がいる。

その人たちと私は同じ仕事をしている、そのことに目を向けてホコリに思えばいいのに、

なんだか自分がとても情けない人間に思えてくる。

 

 

学歴や知識、人間性のコンプレックスから、

じゃあ、資格の勉強を、という安直な構図が出来上がる。

 

本棚には、その証拠品が並ぶ。

 

資格取得のために通った講座のテキスト。

結構な金額を費やした。

で、結果的には

その資格は取得していない。

講座終了後2年以内に受験というタイミングを逸してしまったのだ。

そして、今は制度が少し変わってしまっている。

数年間、開いていないテキスト類。

勉強した証のノート類。

 

ホコリもたまってる。

 

「詰まり感」を取り除きたい気分を何とかしたいがための断捨離6日目。

 

今日のターゲットは、このコンプレックスのかたまりだ。

 

 

結局資格も取れていない講座のテキストたち。

ここ何年も開いていない。

これから先、開くことは・・・

もしかしたらあるかもしれないけれど

それは、明日ではない。1ヶ月先でもない。

1年後くらいにはもしかしたらあるかもしれないけれど、

知りたい内容を探す手立てはきっと他にもある。

もし、勉強をやり直すのであれば、制度が変わっているからまた一からだ。きっとテキスト類も一新されている。

 

・・・うん。必要ないな。

 

勉強したことは、無駄ではなかった。

直接的ではないけれど、仕事においても役立てることだできた。

何より、私に知識を持つことで

活用することができていた。

 

ただ、資格を取れなかったというだけだ。

そして、今後私の生活の中でその資格がなければ困るということは、たぶん、ない。

あ、そうね。

自分がその道を選ばなければ、必要ないんだ。

もし選んだとしたら、

また勉強しなおせばいいだけのことだ。

 

 

学歴がないうえに資格まで取れなかったダメな自分を

無理やり作り上げていたような気がする。

 

私、そんなにダメじゃないよ?(笑)

それに、もう、それなりの経験を積んでいる。

 

 

***今日、ダンシャッたモノ***

 

・資格講座のテキスト一式

  テキスト 7冊

  サブテキスト 3冊

  バインダー 1冊

  ノート 3冊

 

 

 

経験は私にとってかけがえのない宝モノ。

経験値は場所を取らない。