立射強化月間 | おぢさんのライフル射撃日記

おぢさんのライフル射撃日記

50m標的射撃についてときどき書きます

ども、おぢさんです。
暑くて寝不足気味です。

12月に射撃を再開し、3月から6月の遠征までに5回の大会に参加して、この半年はあっという間に過ぎました。
撃ち方を思い出しながら平行して大会参加という、あまりオススメできないやり方でここまできましたが、7月8月は大会がないので、ここらでじっくり練習をします。

 

【分析と対策】


で、7月の振り返りです。
7月は各週末に1回づつ練習の枠があり、4回の練習ができました。
(素晴らしい!やはり射撃場はこうでなくちゃ。)

射撃を再開してから一定期間が過ぎて、問題点が明らかになってきました。
それはやはり加齢による老化ということです。
(ちょっとショックですが、まあ、当たり前の話ですよね。)

特に射撃に重要な要素である目の衰えは顕著です。
もともと乱視もあり、若い時には度なしで乱視だけのレンズを入れたクノブロッホの射撃用メガネを使っていました。


今はレンズをリアサイトに取り付けています。
もちろん老眼のですが。



それでも、着弾確認のために監的スコープを見ようとすると、どのように調整してもよく見えません。
伊勢原で電的を撃ったときには、スコープの問題はなかったのですが、手元の着弾モニターの下に表示されている残時間の表示がよく見えませんでした。
若いときに、隣で撃っていたおじさま達が「標的も見えないが、手元の弾も見えない」などと言っていましたが、まさにその意味がよく分かるようになりました。(苦笑)
ま、伊勢原でもサイトの交換などの銃のセッティングのときに老眼鏡かけているのは私くらいのものでしたけど。

さて、グダグダと語ってきましたが、文句を言っても若返るわけでもないので、若い時と同じようにはできないという前提で、老眼でもちゃんと撃つことを考える必要があります。

で対策ですが…

・老眼でピントが合うのに時間がかかるので、いつまでも標的を見ていてファーストチャンスを逃す
 →サイトを覗く前にしっかり姿勢を作り、見る時間を最短で済ませるようにする

これを実現するために7月の4回の練習に行きました。

【実際の練習】

練習では2つの点を意識して練習しました。

(姿勢の変更)
  長時間安定してリング内に標的を保ち続けることができる姿勢にするため、長年ついた変なクセをいったんリセットする。
  最もスタンダートな姿勢からやり直しつつ、重心のブレや体各部の変な筋緊張の有無をじっくり観察する。

(リズムの変更)
  安易にチークしてリアピープを覗くのではなく、最終アプローチまでは体の動きに任せ、最後に短時間で標的を確認してから撃発する。

 


Sばかりやっていると他の姿勢がおろそかになってしまうので、毎回の練習ではまずはKとPのどちらかを20発くらい撃って忘れないようにしてから、残りの時間はじっくりとSの姿勢構築に時間を割きました。

メインは内的姿勢の確認なので、据銃や空撃ちを多めにしつつ、どのような状態で撃つとどのような着弾をするのかを確認しながら姿勢やリズムの最適解がどこにあるのかを探っていきました。
4回の練習で急にバシバシあたるようになったりはしませんが、方向性はこれでいいと思える感じです。
今後も継続してこの方向で練習をして、コツをつかんでいきたいと思います。

射撃は何か改善したからと言って、意識してその動作をしているうちはすぐに結果は出ません。
でも、7、8月は大会がないので、KとPは撃ち方を忘れないように保ち続けつつ、Sは今の自分に合った撃ち方を見つける作業を続けます。
あとは早く自動化したいですね。