最近気が抜けてるのか遅刻常習犯の1号



これはやばい!とバスを降りて、タクシー乗ったわ…ギリッギリだった…





チケット買ったのも実はギリギリざんして、最後尾ざんしたわよ


でも小劇場だから全く問題なし&被害なし(後説)








ぜーーったいこの二人で見ようと!

ドラマでも映画でも(脇役で)大活躍の배성우ベソンウさんでいいの?ペソンウ?



と、この前までヘドウィグしてたジョンムンソンさんコンビ!




あらすじはー


アイビーリーグを卒業して今は脚本家として働いている弟オースティンと


ならず者で砂漠を放浪している兄リー



ばらばらに生活していた二人が、母親の旅行中に、オースティンに不在中の実家を任せ、そこにリーが帰ってきて、久々に兄弟が一緒に生活するところから話が始まるんですけどね




最初は、ほんとどうしようもない兄リーと、しっかりしてる弟オースティンという構造。


リーはもうビールを振り回しまくり、前の方の列の人はみんなタオルを準備してたよ笑



洋服もズタボロで、でも弟オースティンへの嫉妬を多く持ってる人物なんですよね




弟オースティンは、久々の再会で、仲良く過ごしたいという気持ちを持ちながらも、ならず者の兄に対して少なからず恥ずかしさを感じていて




そんなとき、リーが、俺だって脚本を書ける!と言い出し、オースティンが嫌嫌ながら手伝って書いてあげるんですが




その脚本を、オースティンの制作プロデューサーに渡した結果、オースティンの作品はボツになり、リーの作品が採用されることに…







いーやーそこからがすごかった




それまでの


酒を飲みながら弟の邪魔をする兄


から、



酒を飲みながら兄の邪魔をする弟へ…






ちなみにそのときのジョンムンソンさんめちゃめちゃ可愛かった笑


왜ㅐㅐㅐ~も可愛かったし、トースト焼いて喜んでんのも可愛かった笑





あと、口にウイスキー含んで、ブォー!!!って客にかけまくってました笑





しかしほぼ二人舞台で、休む時間もなく、すごいなぁ普通に




アドリブなんだかセリフなんだかよくわからない部分も多く…笑
ちらちら言う言葉が面白かった二人共笑



個人的にツボったのは
弟の「아~ 고마워라~」
兄の「아~ 시원해라~」

でした笑






ネタバレですが










兄の作品が採用されると知って、ズタボロになり酒に溺れる弟の行動と、以前の兄の行動と本当に同じで



同じ兄弟だけど、全く違う人生を歩んできて


お互いがお互いを、「違う」と感じていたけれども


やっぱり兄弟なんだ、というのも感じたり




あとチラチラ父親の話も出てくるんですかだ



お金がなくて、入れ歯にしないといけないのに歯医者に行けない父親は


メキシコ近くに安い歯医者があると聞いて、ヒッチハイクでそこにいくんですね



で、入れ歯作って、弟が迎えに行ったんだけど



帰り際、その入れ歯を忘れて来ちゃうんですよね。あんなに大変な思いをしたのに。


その話をしながら、兄弟で泣くんです


家族でありながら、知らないこともあるし

そういうことを言いたかったのかなぁと




あと、最後に母親が帰ってくるんたけど



どうやら母親もおかしいようで



ピカソが来るらしいから会いに行く、と




兄弟が何度「ピカソじゃなくて、ピカソの作品が来るんだ」と言っても聞かず…



兄に対しては「お前は知識もないのにそんなことを言うな」とか






最後、弟が兄の首を締めるときも、母親は何もせず…





うーむ






最後がオープンエンディングだから、色々と考えさせられますね


結局脚本どうなったんだよ!!って笑




兄弟とか家族って、やっぱり切っても切れない存在で




それぞれ役割も違って




だから、弟が兄に、一緒に砂漠に連れてってって言ったの最後には覆したり




それぞれの場所に戻ろう、ってことだったのかなぁ…





難しい。





いやー二人共やっぱりうまかった…




特にベソンウさんの、いやぁぁぁーな兄役は適役過ぎましたね笑



最後の場面で紙を散らかしまくったから、舞台がすごいことに笑