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Hey!you アサラトって知ってるかい

埼玉、都内を中心に出没すると言われている見えない敵と闘う

アサラトファイターのHINDOUが

丁寧にアサラト(パチカ)という楽器を教えて行くブログです。

いよいよ次は基本動作フリップフロップです。

基本中の基本の動きは忘れてないですね?
縦にチョップし続けるという単純な前回の動きです。

それをふまえた上でこちらです。



難しく考えずに、持ってる最中に振りながら、
いつでもいいんで小指をパッと離してみてください。

その際、初めのうちは親指は人差し指にぴったりとつけてください。
親指と人差し指の間から当ててしまう方がいますので。


どうでしょう、今親指の外から球がまわりこみ、
もう一方の持っている球の下部に当たりはしませんでしたか?!


これがファーストインパクトです。ドカーン!


真面目に言いますと
つまり基本の3拍子のフリップフロップの1拍目です。

普通、略してフリフロと言うので以下フリフロで説明します。




では今度は親指に球をのっけた状態でいいので、そのまま縦に振ってみましょう。

元の場所に帰って行き、元々持っていた球に斜め下から当たりましたか?


これがセカンドインパクトです。ボコーン!!


真面目に言いますとフリフロの3拍目です



勘のいいそこのYou!!
気付いちゃいましたか。

2拍目はいずこ??


どこにも行ってないよ、いつでもここに居るよ~。

2拍目は種の音だけなんです!球同時が当たるアタック音は鳴りません!


フリフロのポイントは

3回振って2回当たるということです。


初心者の方は、どうしても2回当たるアタック音に合わせてしまいがちになり、
規則正しく振る事を忘れ、2回振って(というか手首を動かし)2回当てたくなります。


結果リズムがずれて行きます。

初めのうちはぜーーーーーったいに手首を返さないで下さい。

治らなくなります。
自分がそうだったので('';)
連れにその頃の間違ったやり方で教えた為、その人もなっかなか治りませんでした。(※1)



末おそろしい病気です。
Q:何故手首を返してはだめなの?

A:リズムがバッラバラになっちゃってビートが作れません。


尚、フリフロしている最中は、
中指に紐を乗っけて人差し指で紐が上がって行かないように添える感じで挟みます。


球はがっちり固定せず多少の遊びがあった方がいいですが、
縦の遊びはだめです。上がって行き調子に乗るからです。横遊びはOK!




まとめます。

1 (1拍目)持った状態からチョップしながら小指を放す。             
  (親指の第一関節に紐がくるように)
2 (2拍目)そのままチョップし続ける                         
3 (3拍目)引き続きチョップすると、拳のラインに沿って帰って行きアタック。   


ごっつ簡単に言うとそういうことです。


ここで一つ
初心者の方がよくおちいってしまう現象を紹介します。


Q:帰った時(3拍目)に球の上の方に当ってしまい(かする感じ)音がちゃんと鳴らない。

A:肘をもう少し立てて振ってみましょう。
その際行きを、きちんと親指第一関節に紐が当たるようにしましょう
行きが正解の位置に行かへんと、帰りもダメです。

そして、人差し指でもう少し球をくるむようにして、
球が上に行き過ぎないようにしましょう。



この感覚は体で覚えるしかないです。
一定の振りでチョップし続けるという、この一定の動きが難しいのです。


本人は真っすぐ一定に振っているつもりでも、
実は出来ていません。
開いている手で携帯のカメラ等を使って、肘の辺りを撮影してみて下さい。


力んで、あっちこっちに行っていやーしませんか?


リラックスして明後日の方でも見てやってみて下さい。笑


お勧めは集中力を分散させる為にテレビを見ながらやる事です。
コレ意外と効きますよ。



(※1)完治するまで俺は3ヶ月、連れは半年近くかかる手首返し病でした。


~次回予告~
ハングフロップ、すなわちキャッチつまり4拍子




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くどくどと知識を語ってきましたが、
おまんたせしました。

いよいよここから実践です。


といっても今回お送りするのは基本中の基本の基本くらいです。

なのでモチロンこれができていないと次のステップではこけることになります。


だはまぁ、百聞は一見ひしかずということで、
そんなに難しく考えないで、これをご覧下さい。





そう、振っているだけです。




ただ次回からはこの動きの中に
色々な動きが入って来るので、
この基本が出来てないとNO NOです。



準備として、正しい球の持ち方を教えます。


まず、人差し指と中指の間に紐を入れ、
外側から回して小指でそっと球を持ちます。
薬指はやんわりと触れるだけ位でOK。


その時、外側の紐に指が軽く2本入るくらいの余裕をあけておきましょう。
後々大事になってきます。

キツければ、紐の結び目を緩めて微調整します。




1 そのまま縦に振りおろしましょう。イメージはチョップです。
馬場チョップでも何でもいいです。


2 絶対に手首は使わずに肘から振る事を意識します。
角度的には肘を立てた状態(90°)から30°程動かした振り方です。
※ロックバンドのコンサートで拳を挙げて盛り上がってる感じで。
G○AYっぽく。余計わかりにくいか笑

3 その時に一定の感覚で振ります。

4 綺麗に種の音を聞きましょう。
シャカシャカシャカ。淡々と同じリズムで振ります。

5 50回くらいは振ってみましょう。



これがシェイクです。


次はそのまま人差し指と中指を伸ばして違うニュアンスのシェイクを作ります。
オープンシェイクと言います。



どうでしょう。シェイクだけでも簡単な気持ちいいリズムが作れましたね?


物足りない?まぁまぁ、そう焦らんと。
次でじっくり球を放して動かすので、本格始動です。





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日本人がハマる楽器アサラト。


そんな日本人の吉田ケンゴ氏(※1)が作った、
アサラトのプラスチック版がパチカと呼ばれています。


          
Hey!you アサラトって知ってるかい-パチカ






パチカのメリット
1 球の大きさ、重さが均一で、手に収まりやすい大きさ
2 ペア売りでアサラトより更にリーズナブル!ペアで税込1260円(お店の場合)
3 寿命が長く、ある程度なら補修で再利用可能。




         アサラトとの違い

1に関しては、アサラトは自然の実で出来ている分、
多かれ少なかれ2つの球ペアの形が微妙に違ったり、いびつだったり、ヒビがあったりするのもあります。


そしてペアの球が「大&大」もあれば「小&小」もあります。

とはいえ、いくらなんでもオール阪神巨人(※2)のような「大&小」は基本的に販売されていないので,安心して下さい。



2に関しては、アサラトは手作りの手間や、現地から仕入れたり...と考えると、
パチカの方が多少安いのは妥当でしょう。



3に関しては、初めの状態や、練習頻度、取り扱い方等の状況によって大分変わるが、
アサラトは、3ヶ月ちょいって感じでしょうか。

1クールの連続ドラマが始まった頃に購入し、
終わる頃に無傷だと、
あなたの勝ち??です。


ちなみに俺は2クールし過ごしたのが最長です


え~、短くない?なくなくない?


と意見もちらほら聞こえてきそうなので、
フォローがてらに言いますが、
まず、俺の場合は初めの方1日5時間は余裕で振っていたので
基準とは言えませんが。笑

でも大体今まで聞いた話は
4~5ヶ月くらいでヒビが入ったりしているみたいです。

そんなしょっちゅう買い替えるのは嫌だと言えば、そうかもしれないです。

ただ言えるのは、ひとつひとつ個性があるアサラトに関しては次々と手に入れたくなります。


なんでアサラトに夢中になっている人は複数持っている人ばかりなのです。


それはやってくうちに実感すると思います。


そしてパチカも2クールくらい本気でやれば間違いなく真ん中からパックリ割れます。
しかし、100均等でビニールテープをグル~っと巻けば、ある程度は補修が効きます。

音は少しこもった音になるでしょう。



(!ヒビが入っている割れかけのパチカを本気でプレイして、
中の砂利をザザーっとぶちまけないよう気をつけましょう。)



さあ、かたい話はこれくらいで次からアサラト実践編です。

see you next fight!



(※1)
埼玉県飯能市在住のパチカ作った人。ジャンベやカリンバを演奏する。膝下まであるドレッドヘアーが有名。
(※2)関西を代表する大物漫才コンビ。オール巨人が大柄、阪神小柄。
ガチンコ漫才道で巨人氏の弟子やったらパンパンやでの発言が名言。