まずは、井上拓真VS井岡一翔。
拓真が僅差の判定で勝つと思っていたけど、序盤に2度のダウンを奪っての大差完勝。
二人のスタイルから、まず判定は間違いなく、どちらもダウンもないだろうと思っていたので、この差は意外だった。
拓真は堤に敗れてから、復帰戦で天心に勝って一段レベルアップしたと思う。
倒し慣れていないせい?からか、今回倒しきることはできなかったけど、もう少し押していればKOもあったと思う。パンチも強くなっている気がした。
今の拓真選手は、このままの調子ならちょっと負ける姿が思い浮かばない。次はどういう試合になるかわからないけど、期待して待ちたい。
井岡選手はどうするつもりかわからないけど、5階級制覇、グダグダのWBAあたりならよくわからない名目で戴冠できるかもしれないが、年齢的にもこの階級ではもう難しいのではないか・・・と、マルティネスに負けた時にも思ったので、この人の不屈さは計算できない。
そして、井上尚弥VS中谷潤人。
正直もっと差があるかと思ったけど、かなり競ったと思う。
中谷は終盤、出たところで互角以上に打ちあっていたが、偶然の不運(バッティング、目の出血)が重なって攻勢を活かせなかった。
タラレバは禁句だが・・井上自ら口にした「格の違いを見せつける」ほどの圧倒的勝利ではなかったように思う。
中谷もPFP入りしているだけあって、それこそずっと真剣で切り合いしているような緊張感で、12Rはあっという間。PPVで、リアルタイムで観て本当に良かった。
そしてここしばらく、井上選手は先の先まで見据えて突っ走ってきたが、今後の予定は未定だという。
とはいえ、4団体でチャンピオンである以上、指名試合もあるだろうし、そんなにのんびりできる時間はないだろう。
フェザーに上げても無双すると思っていたが、やっぱりモンスターにとっても、階級の壁というのはそうそう甘いものではないのかもしれない。
皮肉にも、今日の井岡、武居を見ていてそれを改めて思った。



