二人目は、全然泣かなくて、すんごい楽と聞いていた私。しかし、うちの二人目は、すんごい泣きます。いつも、大声で涙を流しながらないています。
いつものように、泣くゆきのを抱っこして寝かせているとき、ふとお空の二人の位牌に目が止まりました。
5ヶ月でお空にいったわが子は、12月17日にお空へ旅立ったのです。そして、ゆきのは、2月の17日にこの世に産まれました。偶然にも、17日と日にちが一緒。なんとなく、優しい空気が流れました。
もうすぐ、6月です。6月1日は、1回目の子がお空に旅立った日。6月6日は、2回目の子の出産予定日。無事に産まれていたら、調度、一歳です。何もしてあげられなかった二人に、パパとママからは、せめてと名前をつけてあげました。カウンセラーの方から、二人とも男の子だと教えてもらったので、一人は、きっと元気な子で、次は産まれられるように、いつも空から見守っていてほしいと「陽希」
もう一人は、未来が明るいものになるように、明るい未来の為に種をまいてくれたのだという意味を込めて、「未蕾(みらい)」と名付けました。
お空の二人は、届けられなかった思いを、ゆきのにたくして、雪と一緒に届けてくれたのだと思います。命の大切さ重さ、生きることの苦しみ喜び、親になることの喜び、感謝。まだまだ、教えられることがあるでしょう。長い人生、もっともっと乗り越えなければならないことが、たくさん出てくると思います。それでも、あの日、見上げた空から降ってきた雪を思い出して、生きていきたいと思います。
来月、6月6日。未蕾を納骨してあげることにしました。やっと、ゆっくり眠らせてあげたいと思えるようになったからです。もちろん、悲しみは忘れることは一生ありませんが、悲しみをなつかしく思えるようになったからです。伝えられた、1番目の子の言葉にこんな言葉がありました。
「ぼくのいなくなった年を、いつも数えてね。」
それは、自分を忘れないでほしいという意味ではないと言われました。みんなで乗り越えた苦しい2年間を忘れないでほしいという意味ではないかと思うのです。私にとっては、辛い悲しい2年でもありますが、今やっとその意味を少しだけ感じることができるようになりました。お空の二人と会えなかったのは悲しいとこですが、お腹に来てくれたこと、感謝しています。
地上は、現実です。たまには、腹が立つこともあるけど、肌のぬくもりを感じて育児できることの喜び。お互いの声を聞いて過ごせる大切さ。大きくなる二人を一番近くで見ていける特等席。幸せなことは沢山ありますね。がんばらないと!!! そんな気分の最近です。
長い長い文章になりましたが、目の前にある命。自分も含めて、当たり前のことじゃないんだと感じてもらえたら嬉しいです。最後まで読んでくださった方がいたら、ありがとうございます。
何か感じたことがあったら、コメント、メッセージ下さいね。
2010年6月! また一歩進みました!!!!来年が楽しみです。