絶望娘がいなくなってしまった。 母親にとっては、これ以上の絶望、悲しみはない。 子供は、母がこんなに悲しみ、絶望の中にいることなんて、もちろんここまでとは想像していなかったと思う。 今月でいなくなって9ヶ月、この絶望からはずっとずっと抜け出せそうにない。 娘が決めたこと、今は苦しさから解放されたんだと、自分に何度も何度も言い聞かせても、もう会えないこと、あの子に触れられないことの現実に絶望してしまう。 早く会いたい、ただ願いはそれだけ。