昔通ったイラストレーションの学校の展覧会。

母の介助をしながら見て回った。

所々に飾られている昔のファッションフォトのパネルの何枚かに母が写り込んでいる。

写り込んでいる母は綺麗でおしゃれだった。

母はそのパネルを真剣な顔で見ており、私はその母の横顔をみていた。


その後、母を休憩スペースに残し、私は片付けの手伝いをしていた。

その後母を迎えに行くと、母は変な恰好(正座の形で仰向けになり胸のところで腕をクロスさせていた)で寝ており、側には缶ビールの空き缶があった。

「なんかいっぱい飲んでたよ。」と知らない人に言われ、母を抱き上げてベッドのある部屋に運んだ。

『若い頃の自分を見て、今が切なくなったのかな。』なんて事を考えていた。


その後、母の携帯電話が鳴ったのだけど、使い方がわからなくて出る事ができずにいたところで目が覚めた。


夢の中で、母とは会話をしていない。

久々に夢に出てきた母は、小さくてものすごく軽い介助が必要なおばあちゃんだった。